著者
辻江 正裕 吉岡 亜陸 水谷 祐貴 曄道 佳明
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.854, pp.17-00074-17-00074, 2017 (Released:2017-10-25)
参考文献数
25
被引用文献数
6

In recent years, railway system is attracting attention in terms of energy efficiency and environment friendliness. Rail of railway is one of the most important elements in constructing railway system. Railheads are subjected to severe contact with wheels during repeated passage of vehicles. As a results of severe contact with wheels, wear of rail or rail defect have been occurred on railheads. Rail profile will be changed due to wear development. Worn profiles of rail have changed complexity in each section because the condition of wheel/rail contact has changed gradually, according to the running condition of vehicle and track geometry condition. Therefore, it is very important to predict the worn profiles of rail based on the analysis of vehicle dynamics. Previously, we constructed the prototyped model for predicting worn profiles of rail with Simpack. However, the validation of this model has not been verified. In this study, we conducted the wear experiments by use of full-scaled wheel/rail rolling contact equipment to distinct the coefficient of wear and to measure the worn profiles for validating the prediction model. Moreover, we analyzed the worn profile of rail in the same contact condition with the wear experiments. Finally, we considered the results of wear depth and the contact patch of wheel/rail discs of this equipment in analysis and experiments. As a result of the analyses and experiment, the analytical model was confirmed being valid to predict worn profile of rail.
著者
城田 直子 島村 綾 峯木 眞知子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.67, 2015

<b>目的 </b>慢性腎不全患者の食事管理では,低たんぱく米が利用されている.長期に食べるには,飯のにおいや味が重要である.市販の炊飯用低たんぱく米は,加熱方法や保存条件,喫食までの時間などを推奨している.本研究では,この低たんぱく米の保存条件をにおいの面より検討した.<br><b>方法 </b>冷凍保存を推奨している炊飯用低たんぱく米4種を用いた.開封直後または冷凍保存後,推奨されていない冷蔵で2週間保存した米を炊飯した.それを電気炊飯器で炊飯し,炊き上がり直後および室温放置30分した飯のにおいについて,ポータブル型ニオイセンサ(新コスモス電機株式会社)でにおいの強さを,におい識別装置(株式会社島津製作所FF-2A)でにおい成分を測定した.<br><b>結果 </b>一般の炊飯米のにおいでは,炊き上がり後のにおいが弱く,室温放置30分後のにおいが強くなった.これに対し,低たんぱく炊飯米では,室温放置でにおいは弱くなった.それらを冷蔵保存した炊飯米のにおいのピークレベル値は,1試料を除きさらに低い値を示した.保存条件によって,低たんぱく米のにおいは変化した.<br><b>考察 </b>低たんぱく米では,有機酸以外にトリメチルアミンや酢酸ブチルが検出された<sup>1)</sup>.冷蔵保存により,これらが変化した可能性がある.有機酸の臭気寄与が減少したのなら,飯臭が消えたことになり,別なにおいが増加した可能性がある.<br>1)城田ら:日本臨床栄養学会・協会総会第12回連合大会発表,10月(2014年).
著者
征矢 英昭 岡本 正洋 征矢 茉莉子 島 孟留 陸 彰洙
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.59-63, 2015 (Released:2017-02-16)
参考文献数
21

慢性的なストレスにより発症するうつ病は気分障害だけでなく認知機能の低下がみられる。慢性的なストレスは成体海馬神経新生(AHN)に抑制的に働くが,この現象はうつ病患者でも確認されることから,うつ病患者における認知機能低下の背景には AHN に関連した海馬機能低下が一つの要因として考えられる。近年,うつ病の治療方法として抗うつ薬のほかに,習慣的な軽い運動もうつ病に対して有効であることが想定されている。近年,乳酸性作業閾値(LT)以下の習慣的な低強度運動はAHN を促進し,さらに AHN 促進因子である脳由来神経栄養因子(BDNF)やアンドロゲンを海馬で増加させることが明らかとなった。さらに低強度運動が高強度運動に比べ AHN を促進させる背景には,これまで想定されていた因子のほかに,新たに同定された遺伝子として,脂質代謝にかかわる APOE,タンパク質合成にかかわるインスリン様成長因子Ⅱ(IGF-2),インスリン受容体基質 1(IRS1)や炎症性サイトカインである IL1B や腫瘍壊死因子(TNF)が AHN に関与することが明らかとなった。低強度運動にはこれらの AHN 促進因子を高める効果があり,うつ病患者の海馬神経を活性化させることで海馬神経可塑性を高めることが期待できる。低強度運動は抗うつ薬と同様に,うつ病の新たな治療法となるかもしれない。

1 0 0 0 OA 観余図遺

著者
西岳子 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],

1 0 0 0 OA 常陸帯 : 4巻

著者
[藤田東湖] [著]
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
工藤 壽郎
出版者
社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.54, no.11, pp.1001-1006,a1, 1986-11-01 (Released:2011-08-11)
参考文献数
8

イタリアでは稲作が今から約500年前, アメリカでは200年前に始まり, その歴史はアジア地域に比べると新しく, 欧米における米の生産量は25百万t・世界の5%を担うにすぎない。しかし, 稲作農家の規模は巨大で, 大型機械体系による直播栽培の方式をとっていて, その生産力水準はきわめて高い。そして, 生産量の約6割を海外に輸出しており, 米を戦略的な商品として位置づけていることが特徴である。
著者
(宋) 朱熹 撰
出版者
柳仲郢
巻号頁・発行日
vol.[8], 1567
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン = Nikkei personal computing (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.735, pp.20-23, 2015-12-14

TPPの影響で江戸川乱歩が青空文庫で読めなくなるって本当?いろいろ影響がありそうです。 TPPと言えば輸出入に関する問題が大きく取り上げられるが、それ以外にも多くの項目が含まれている。その一つが著作権保護期間の延長だ。
著者
前川 志織
巻号頁・発行日
2016-11

京都工芸繊維大学広報誌KIT・NEWS, Vol.43, 2016.11, 美術工芸資料館収蔵品紹介35, pp.15-16著作権保護期間中のため、文中のポスター1枚は掲載を見合わせております。悪しからずご了承ください。
著者
青木 克巳 斉藤 昌邦 中山 泰喜
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.51, no.469, pp.p2889-2896, 1985-09

本論文は旋回流を伴った円筒管内再循環流領域の生成に関して述べたものである.本研究では,レイノズル数1500までに対して,ノズルからの一次流れと旋回器からの二次流れの比,ならびに旋回角の変化に対する数値計算と実験が行われている.そして実験値と計算結果は良く位置している.これらの結果から,流量比,旋回角,レイノルズ数の変化に対する流れ様式を再循環流領域の大きさ,形状などを明らかにした.
著者
清馮雲鵬馮雲〓輯
巻号頁・発行日
vol.[12], 1836