1 0 0 0 OA 唐詩新攷 補編

著者
森瀬 壽三
出版者
関西大学出版部
巻号頁・発行日
2007-03-20

1 0 0 0 OA 唐詩新攷

著者
森瀬 壽三
出版者
関西大学出版部
巻号頁・発行日
1998-10-22
著者
片野 晶子
巻号頁・発行日
2009

筑波大学博士 (行動科学) 学位論文・平成21年7月24日授与 (甲第5175号)
著者
日野 純一
出版者
京都産業大学教職課程教育センター
雑誌
京都産業大学教職研究紀要 (ISSN:18839509)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.19-49, 2016-03

近年の科学技術の進展のスピードは著しく、テクノロジー格差が人類の富の格差を生み、人類の幸不幸さえ決めている感がある。人間にとって科学技術の在り方がこれほど問われる時代はない。さらに大規模な自然災害や地球温暖化、エネルギー、食糧、水資源等にまつわる問題は、世界各国が協調、協力して英知を生み出し取り組まなければならない人類的課題である。阪神淡路大震災や東北大震災、福島原発事故問題を経験した我が国にとって、こうした人類的課題へ挑戦することが、我が国の科学技術の使命であり、世界の平和・共生に貢献するものであると考えられる。我が国がこうした使命を自覚し、これからも科学技術創造立国として持続可能な発展を続けるためには、小・中・高等学校における日本の理科教育を常に検証し、発展させていく必要がある。京都産業大学が創立50周年を迎えるにあたり、理学部に宇宙物理・気象学科を新設する。高等学校理科教育の中で最も低迷していると指摘されている物理・地学分野における教育の底上げに向けた取り組みに期待したい。 また次期学習指導要領の改訂骨子案では、従来の数学と理科の枠を超え、双方の知識や技能を総合的に活用する新たな選択科目「数理探究」を高等学校で創設するとも言われている。 そこで今一度公教育として行われてきた日本の理科教育の変遷を振り返るとともに、これからの理科教育の展望について考察してみる。
著者
芝田 豊彦
出版者
関西大学出版部
巻号頁・発行日
2007-03-20

第1章 ゾイゼにおける「放下」と「キリストの形」について .............. 1 ― 道元、一遍との比較 ―第2章 ルター聖書における Klarheit ............................................. 31 ― 由来と18世紀の用法 ―第3章 ゴットフリート・アルノルトとソフィア神秘主義 .................... 67第4章 ドイツ・ヘッセン地方の敬虔主義における雅歌 ....................... 93 ―フィラデルフィア運動と「私の自由意志の民」―第5章 エーティンガーとヘルダーリンにおける万物和解説 ................. 125第6章 ヘーゲルとエーティンガーにおける「生」の思想 .................... 149 ― ヘルダーリンとの関連で ―第7章 ヘルダーリンの『ヒュペーリオン』におけるGeistの用法 .......... 181第8章 ヘルダーリンのキリスト讃歌におけるGeistの用法 ................... 207第9章 テオドル・イェリングハウスにおける「聖化」の諸問題 ............ 233第10章 キルケゴール、バルト、滝沢の神学 ..................................... 255 ― 神学と哲学の関係について ―
著者
堀畑 正臣
出版者
熊本大学
雑誌
国語国文学研究 (ISSN:03898601)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.1-16, 2012-02-10

室町期の「生涯」の意味とその変遷について、本稿ではまず、『看聞日記』に於ける「生涯」の中、熟語を形成する「及生涯」「懸生涯」「失生涯」「生涯谷」等の用例を示し、その意味を考察する。
著者
松枝 拓生
出版者
京都大学大学院教育学研究科
雑誌
京都大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13452142)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.139-151, 2018-03-30

本稿はドゥルーズの著した書簡「口さがない批評家への手紙」を、その構造と提示される概念に着目し再読解する作業を通じて、概念の自律性に裏打ちされた教育の実験性を明らかにするものである。当該の書簡は従来、ドゥルーズの主観的態度としての議論忌避と傲慢さの象徴として理解され、もっぱら一面的なイメージを再確認する手段としてのみ用いられてきた。しかし、支配的な前提の再生産という観点からなされるドゥルーズの「対話」批判を踏まえれば、書簡における彼の言辞は、「対話」の構造に抵抗する「折衝」の技法の実践として積極的に評価できる。固定的意味解釈ではなく、偶然的な触発の連鎖という観点からなされる彼の概念評価を経由することで、「折衝」の技法に内在する教育像を明るみに出すことを試みる。
著者
亀田 隆之 Takashi Kameda
雑誌
人文論究 (ISSN:02866773)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.55-70, 1974-03-20
著者
勝田 春子
出版者
文化女子大学研究紀要編集委員会
雑誌
研究紀要 (ISSN:02868059)
巻号頁・発行日
no.21, pp.231-241, 1990-01-31

第1報に続いて,今回の「箸」の考察は,室町時代から江戸時代に至る推移を見極めるのが目的だが,以下その概要について述べてみたいと思う。毎年,慣例行事として, 8月4日には,東京山王日枝神社1)で「ハシの日」として,日頃使用した箸への礼をこめて焼き供養し箸に関心のある人々が多数集って感謝するという箸供養祭2)が行なわれている。時代とともに,食生活多様化がみられているが,日本人の食事にとって,箸は切り離すことが出来ない食事用具のひとつとなっている。単純な二本の棒状のものであるが,周知のように箸は食事用として,さらに食事以外の使用法として,いつ頃から使用され,かつどのような経過をたどってきたのだろうか。それぞれの民族によってさまざまな食事用具の使用をみることが出来るが,火を使うことにより,その熱さを防ぐために,また食物をつまむうえで,いろいろな方法が生み出されて,今日まで伝承されつづけている。箸については,古今東西多くの研究がなされているが,今後「箸」に関する研究をすすめていくうえで,歴史的変遷はその出発点となるものである。日本の食文化から箸を知るうえで,世界の食事方法,箸の発生,起源,語源,単位ならびに弥生時代から鎌倉時代までの1000年の変遷が考察できた。鎌倉時代には,箸の使い方(はさむ,つまむ,ほぐす,切るなど)も多機能となり,その目ざましい発達が,室町時代以降食生活といかにかかわりをもってきたのか,考察を続けた。
著者
Sasaki Ichio
出版者
北海道農業経済学会
雑誌
フロンティア農業経済研究 (ISSN:21851220)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.63-68, 2010-12-27

本研究は、日本における新たな社会的下支えプログラムとしての「グリーンケア農業」の実践とその成果について論及したものである。ここでグリーンケア農業とは、農業者が農場資源を活用して心身に病みをもつ人びとに対して健康増進と社会復帰を助長する社会活動と定義される。全国の有機栽培農園におけるグリーンケア農業への応答及びその成果に関する分析結果、次の3点が明らかになった。すなわち、(1)有機栽培農園の67%がグリーンケア農業に関心をもち、19%は既に実践していた。(2)グリーンケアの成果として、農業者と彼らの来訪者の間の共感関係が生れていた。(3)来訪者に対する事前面談とその共感関係には関連性がある。日本のグリーンケア農業の展開に関して、理由は二つ示すことができよう。第一に、失業者、引きこもりなどの社会問題は、政府予算にのみ頼る従来型の社会福祉システムでは対処できなくなってきたことである。第2にこれが最も重要な理由であるが、自己の私的目的を失わず社会問題解決に貢献する「多元的な相関選好構造」をもつ新農業者が出現していることである。
著者
細田 恵莉奈 道券 夕紀子 梅村 俊彰 安田 智美
出版者
富山大学看護学会編集委員会
雑誌
富山大学看護学会誌 = The journal of the nursing society of university of Toyama (ISSN:1882191X)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.135-149, 2017-03

長時間同一体位におけるポジショニングの安楽性の検証を行うことを目的として,20 歳代の学生10 名を対象に,ポジショニング無しと有りそれぞれの状態で2 時間測定し,比較検討した.調査内容は,基本属性(性別,年齢,身長,体重,BMI),寝床内環境(寝床内温度,寝床内湿度),自覚症状(痛み,こわばり感・筋緊張,動かしたさ,不快感),実験終了後の感想とした.その結果、寝床内環境では,ポジショニングの有無にかかわらず,寝床内温度と寝床内湿度は時間の経過と共に上昇していた.自覚症状では,ポジショニング無しでは痛み,こわばり感・筋緊張,動かしたさの症状が多くみられ,不快感ではポジショニングの有無にかかわらず,背部,腰部,臀部,下肢に訴えが聞かれたが,ポジショニング有りの方が多かった.実験終了後の感想では,「ポジショニング有りでは痛みやこわばり感・筋緊張が少なく感じた」「ポジショニング有りでは背や足が蒸れて不快だった」といった声が聞かれた. 以上のことから,ポジショニングを行うことで同一体位による苦痛の軽減をもたらすと考えられる.一方,同一体位は体動による寝床内の温度・湿度の調整が出来ず,クッションやマットレスと身体が密着しやすいところでは蒸れが生じて不快に繋がると考えられる.
著者
井上 宗雄
出版者
早稲田大学国文学会
雑誌
国文学研究 (ISSN:03898636)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.102-116, 1960-02-25