著者
平野 祐也 橋本 直
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:21888914)
巻号頁・発行日
vol.2020-EC-55, no.14, pp.1-8, 2020-03-11

本研究では,剣撃体験に主眼を置いた VR アクションゲームにおいてユーザに身体能力の限界以上の速度で行動していると知覚させることを目的に,ユーザの高速な動作に同期した剣の透明化と時間スケール変換を行う手法を提案する.上空から落下するオブジェクトを剣で斬る実験において,剣の透明化の有無,時間スケール変換の有無,効果の発動条件などを比較した結果,発動条件に関わらず時間スケール変換を行うことで,爽快感や剣を速く振っている感覚が向上することが明らかになった.また剣の透明化によって,ユーザが無意識に爽快感や剣の振りやすさを感じる場合があることを確認した.
著者
津田 敏秀 Toshihide TSUDA
出版者
総合研究大学院大学教育研究交流センター
雑誌
科学における社会リテラシー3;総合研究大学院大学湘南レクチャー(2005)講義録
巻号頁・発行日
pp.79-102, 2006-02-28

第Ⅰ部 科学原論 第5章 疫学入門-疫学的方法論と因果推論津田 敏秀[岡山大学大学院環境学研究科教授]
著者
佐伯 功介
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.11, no.8, 1970-08-15
著者
若宮 由美 Yumi WAKAMIYA
出版者
埼玉学園大学
雑誌
埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 = Bulletin of Saitama Gakuen University. Faculty of Humanities (ISSN:13470515)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.167-179, 2013-12-01

“Aus der Musikstadt” is the piano collection by ten composers who lived in the 19th century in Vienna, and it was published by Viennese Gustav Lewy in 1892. The composers were Josef Bayer, Alfons Czibulka, Johann Nepomuk Fuchs, Robert Fuchs, Joseph Hellmesberger jun., Karel Komzák jun., Carl Millöcker, Adolpf Müller jun., Johann Strauss jun. and Franz von Suppé. The title of each short piece was designed beautifully and the composer's portrait was also drawn on the side of the title. The score puts prominent composers in order seems to be an musical exihibition. “The International Exhibition of Music and the Theatre” was just held in Vienna in 1892. With the Exibition the concept which treats music as goods was born. In that sense, a score was not only for a performance but also a souvenir. It seems that the collection was related to the Exhibition, because it was not so expensive and good-looking, and it looks like a famous composers' exihibition.
雑誌
大衆文化 = Popular culture
巻号頁・発行日
vol.8, 2013-01-25
著者
フフバートル Huhbator BORJIGIN
雑誌
學苑 = GAKUEN (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
vol.820, pp.59-72, 2009-02-01

Putonghua is legally established as the name of the "national common language" in China at present. However, in Chinese speaking areas, discussions on the proper name of China's "national language" are endless. There are many names in use among ordinary Chinese; three of them are "Putonghua," "Guoyu" and "Huayu." "Putonguhua" is in use in the Chinese mainland, "Guoyu" had been used in Taiwan until recent years, and "Huayu" has been used in many areas and countries including Taiwan in recent years. In China it is generally believed that these names are not exclusive of each other but that they supplement each other and that these names will be used together on a long-term basis. However, due to the inconvenience of China's national language having multiple names, scholars in the Chinese speaking regions offer different theories and views supporting one of the other of the names, most often Huayu and Guoyu. Use of "Putonghua" as the common language is one of the important language policies in modern China and closely related to policies regarding languages of minority nationalities. However, discussions of the name "Putonghua," which are also related to China's national common language do not take into account the viewpoints of those who speak minority languages. The name "Hanyu" is often used as a substitute for "Putonghua" or a term for interpreting the origins of "Guoyu" or "Huayu." However, when viewed from the standpoint of minority languages, "Hanyu" is the most acceptable language name because it means "one language." It is natural according to the theory of the language name configuration.
著者
牧野 幸志 Koshi MAKINO
雑誌
経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.19-36, 2012-02

本研究は,青年期における恋愛と性行動に関する調査研究である。本研究では,まず,現代青年の浮気経験,性経験を明らかにする。その後,浮気経験者への調査により,浮気関係,浮気行動の内容を明らかにする。被験者は,大学生・短大生400 名(男性195 名,女性205 名,平均年齢19.09歳)であった。そのうち,浮気経験者は52 名(男性22 名,女性30 名)であった。調査の結果,現代青年において浮気経験率は全体の13.0%,恋愛経験者における浮気経験率は17.4%であった。性差はみられなかった。また,性経験率は全体で40.5%であった。浮気行動を分析したところ,浮気関係では性的な関係を持つものが多く,浮気相手は同年齢が多かった。浮気の主な理由は,男性では「性的欲求を満たすため」が多く,女性では「相手の魅力」が多かった。浮気回数は,男女ともに1,2 回が多く,浮気が終わった理由は,女性では「恋人への罪悪感」が最も多かった。
著者
上松 恵理子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.386-388, 2019-04-15

2019年2月,柴山昌彦文部科学大臣は携帯電話やスマートフォンの小中学校への持ち込みを原則禁止していた方針を見直す方向で検討すると述べた.この方針転換は小中学校現場にとってだけでなく,社会全体に衝撃を持って受けとめられた.これは,すでに小学生でもスマートフォンの所有率が上がっていること,これから起こりうる震災などの緊急災害時の連絡手段として有用だということを踏まえてのことだ.世論には賛否両論がある一方,先進国では学習に小学校低学年からBYOD(Bring your own device)で使うという事例もある.スマートフォンを持たせるならば,早急なリテラシー教育が必須となるであろう.
著者
稲津 和磨
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.557, 2020-05-15

中国から通販で購入した3Dプリンタのキットとの紹介と,その活用事例について紹介し,自分だけの「モノ」を作る体験の面白さを伝えます.
著者
甘 暁博 木村 彰徳
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.411-412, 2018-03-13

様々な分野で写実的なCGが利用されるようになっているが,食品を写実的に描画するツールはない.テクスチャマッピングを利用して比較的よく再現できているCG作品もあるが,その食品に注目して見ると不自然な歪みや光沢あることがほとんどである.本研究では,食品の中でも白ご飯を写実的に描画することを目的としている.炊きたての白ご飯をBlenderでモデリングし,物理的性質をもとにパラメータを最適化することで写実的な描画を行う.
出版者
大阪市立自然科学博物館
巻号頁・発行日
1970

大阪における博物館の系譜1.沿革2.現況3.職員及び人事4.庶務報告5.収集保管事業6.調査研究事業7.展覧事業8.普及指導事業
著者
須崎 有康 佐々木 貴之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.576-579, 2020-05-15

近年のOSは再規模/複雑になっており,脆弱なコードの混入を完全には取り除くことができない.このため,物理的にOSとは隔離して実行する機能であるTrusted Execution Environment (TEE)が高機能なCPUでは備わっている.よく使われているCPUのTEEとしては ARMのTrustZone,IntelのSGX(Software Guard Extensions),RISC-VのKeystoneが挙げられる.残念なことに,それぞれのTEE実装はそのコンセプトやターゲットが異なり,誤解を招いている.本論文ではそれぞてのTEE実装について解説するとともにその違いについて説明する.また,活用分野の理解を深めるためにユースケースとして鍵管理,ペイメント機構,プライバシー保護などを紹介する.