著者
山本 忠行 Tadayuki Yamamoto
出版者
創価大学別科日本語研修課程
雑誌
創価大学別科紀要 (ISSN:09164561)
巻号頁・発行日
no.15, pp.28-49, 2003-01-01

南アフリカ共和国ではマンデラ政権誕生後、憲法改正により11公用語政策をとることになったものの、英語の重要性は増すばかりである。中等教育以上の教育用言語としては英語が圧倒的である。しかし、これが多くの黒人から教育・就業の機会を奪っているとも言える。その一方でアフリカ土着の言語(以下、「アフリカン言語」とする)に対する意識には大きな変化が見られる。現状では教育用言語として発展する余地は少ないが、白人もアフリカン言語を学び始めるようになるなど、少なくとも英語を中心とする多言語社会に向かっていることは間違いない。
著者
大熊 信行
出版者
高岡高等商業學校學友會
雑誌
學友會誌
巻号頁・発行日
no.9, pp.53-54, 1932-02-15
著者
中野 清
出版者
中國詩文研究會
雑誌
中國詩文論叢 (ISSN:02874342)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.158-166, 2005-12-31
著者
大熊 信行
出版者
高岡高等商業學校學友會
雑誌
學友會誌
巻号頁・発行日
no.7, pp.1-4, 1931-02-28
著者
神田 由美子 桑原 輝隆
出版者
科学技術政策研究所 科学技術基盤調査研究室
巻号頁・発行日
2011-12 (Released:2012-03-13)

本研究は、大学の個性化、機能分化が求められる状況下で、大学学部教員の研究活動にはどのような変化が起きているのかを考察することを目的としている。そのため、文部科学省が実施した「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査(FTE調査)」の個票データを用いて、大学学部教員の活動を、大きく「研究」、「教育」、「社会サービス」、「その他」の4つに分類し、国・公・私立大学別、専門分野別及び論文数シェアによる大学グループ別といった点に着目して分析を試みた。2002年の調査時、全大学学部での研究時間割合は47.5%と職務時間全体の約半分を占めていたが、2008年調査では36.1%と、11.4ポイント減少した。このような研究時間割合の減少は、教育時間、及び社会サービス時間割合の増加によるところが大きい。国立大学や論文数シェアが大きい大学群では、研究時間の減少が抑えられているが、私立大学や論文数シェアが小さい大学群では研究時間の減少が著しくなっている。一方で、教育時間割合の増加は主に私立大学や論文数シェアが小さい大学群で起こっており、社会サービス時間割合の増加は主に公立大学や論文数シェアが中間層にある大学群で起こっている。
著者
富山大学人文学部文化人類学研究室 野澤 豊一 藤本 武
出版者
富山大学人文学部文化人類学研究室
雑誌
地域社会の文化人類学的調査
巻号頁・発行日
vol.23, pp.1-167, 2014-03-20

はじめに(野澤豊一、藤本武) ......................................................................... 11. 氷見市の概要 ............................................................................................... 32. 比美町商店街の継続性と観光事業との関連(西里紗) ............................. 213. 氷見市の「ご当地食」とそれに関わる地域の人々(村田葉月) ............... 384. 氷見の定置網漁とその漁師(檀野祐作) .................................................. 505. 氷見の八艘張網漁――後継者問題を中心に(中村春貴) ............................ 626. 山間地帯での農業形態について――一刎地区の事例から(木村綾) .......... 727. 氷見祇園祭(趙力鳴) ............................................................................... 828. 新保の秋祭りにおける獅子舞――今後への「継承」(南谷綾香) ............... 949. 一刎地区における獅子舞とその継承問題(上野成穂) ........................... 10910. 祭礼の運営と継承――一刎八幡宮奉拝三十三年式年大祭の事例より(横江彩香)....................................................................................................................... 12411. 氷見市の伝統的婚礼儀礼の変化と衰退――一刎地区を調査地として(伊藤綾奈)....................................................................................................................... 13712. 氷見市街地における子どもの遊びの変遷(山口佑介) ......................... 14713. 子どもの遊びの変化――氷見市一刎を調査地として(伊藤愛由美) ...... 159
著者
辰田 芳雄
巻号頁・発行日
2007

筑波大学博士 (文学) 学位論文・平成19年6月30日授与 (乙第2304号)
著者
安住 薫 小林 祥子 岸 玲子
出版者
北海道公衆衛生学会
雑誌
北海道公衆衛生学雑誌 (ISSN:09142630)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.29-38, 2012

環境化学物質の胎児期の曝露が、児の発育・発達、疾病に影響を及ぼすことが明らかになりつつある。その作用機序の解明に、最近、エピジェネティクスが注目されている。2012 年までに報告された、胎児期環境化学物質曝露が児ゲノムDNA のメチル化に与える影響を調べた疫学研究の文献レビューを行った結果、喫煙由来や多環芳香族炭化水素などの環境化学物質の曝露により、児ゲノムDNA のメチル化状態が変化することが確認された。曝露要因の中では、妊娠中の母親の喫煙がDNA メチル化に与える影響を調べた報告が最も多かった。DNA メチル化の変化は蓄積することによって遺伝子発現を変化させるため、胎児期の化学物質曝露によって生じる児ゲノムDNA メチル化の変化は、胎児の発育・発達への影響のみならず、出生後の児の健康リスクに影響を及ぼすことが示唆された。
著者
山口 惠里子
出版者
筑波大学現代語・現代文化学系英語学・英文学グループ
雑誌
筑波英学展望 (ISSN:02886383)
巻号頁・発行日
no.22, pp.115-145, 2003-03-25

1. はじめに イギリスのゴシック小説の主要なテーマのひとつは、18世紀の古典主義的な女性的な文化で弱められた男性性の回復だった。そこでは、自己と他者の境界を明確化することによって、男性性を屹立させようとする作業が試みられた。 ...