著者
松本 行弘 笹田 耕一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.12, pp.1156-1159, 2015-11-15

プログラミング言語Rubyは2013年に20周年を迎えた.2003年に本誌に寄稿した「Rubyの真実」を振り返り,「20年目のRubyの真実」としてまとめる.
著者
尾﨑 春樹
巻号頁・発行日
2015-03

序章 調査研究及び調査研究結果の概要第1節 調査研究の概要...................................................... 1第2節 調査研究結果の概要 .................................................. 4第1章 「地域とともにある学校」の取組と今後の方向第1節 「地域とともにある学校」づくりの政策展開 ........................... 15第2節 コミュニティ・スクールに見る先進事例の取組と体制 ................... 21第3節 コミュニティ・スクールの取組に対する教育委員会の役割 ............... 38第4節 地方版コミュニティ・スクールの特質 ................................. 43第5節 「地域とともにある学校」づくりの方向性 ............................. 52第6節 コミュニティ・スクール等の取組事例 ................................. 57第2章 地域の核としての学校―英米の事例―A:イギリス編-拡大学校サービスと学校理事会第1節 はじめに .......................................................... 93第2節 拡大学校サービス................................................... 93第3節 学校理事会 ....................................................... 102第4節 まとめ ........................................................... 109B:アメリカ編-アメリカのコミュニティ・スクール第1節 米国のコミュニティ・スクールの政策動向 ............................ 112第2節 コミュニティ・スクール政策の実施 .................................. 116第3節 コミュニティ・スクール政策の評価 .................................. 120第4節 総括 ............................................................. 121第3章 都道府県と市町村教育委員会による指導行政の現状と学校の組織文化第1節 学校に対する指導行政の概要 ........................................ 129第2節 市町村教育委員会の指導行政 ........................................ 136第3節 都道府県と市町村教育委員会の指導行政と学校の組織文化の関係 ........ 152第4章 教員の人事異動の範囲から見る「地域」第1節 教職員の人事異動における適正規模のバリエーション .................. 173第2節 平成25 年度教職員人事異動調査の分析結果 ........................... 178第3節 事例調査 ......................................................... 200第4節 まとめ ........................................................... 220第5章 社会教育主事及び社会教育主事有資格者の活動による「地域とともにある学校」の推進第1節 都道府県及び政令指定都市における社会教育主事の状況について ........ 227第2節 学校支援活動における社会教育主事有資格者の有用性について .......... 238第3節 まとめ ........................................................... 247資料 ・「地域とともにある学校づくりに関する調査」(平成26 年8月) .......... 251・市区町村教育委員会の指導行政調査(平成25 年9月) .................. 259・教育委員会の指導体制と学校の経営体制に関する調査(平成26 年9月) .. 264・平成25 年度教職員の人事異動に関する調査(平成25 年9月) ........... 271・「『地域とともにある学校』の推進に向けた教育行政の在り方に関する調査研究」(社会教育行政)質問紙①(社会教育主事等の学校への配置状況)(平成25 年10 月) ..................................................... 276・「『地域とともにある学校』の推進に向けた教育行政の在り方に関する調査研究」(社会教育行政)質問紙②(学校と地域の連携における社会教育主事等の活動状況)(平成26 年9月)...................................... 280
著者
脇田夕嘉
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.595-597, 2015-03-17

近年、インターネットで衣服を購入する機会が増えている。自分の好みの衣服を得る際、好みの既知ブランドからの衣服検索を使用することが多い。しかし、これでは、常に同一ブランドの衣服しか得ることができない。また、ブランド毎に同統系のブランドを推薦するサービスがあるが精度に問題がある。そこで、ユーザの愛好ブランドと同系統のブランドを高精度で推薦するシステムを提案する。個人ごとに衣服の好みは異なるものの、愛好ブランドが同系統ブランドに固定化され、年齢等の利用者特性に依存すると仮定して、新たなブランドを高精度で推薦方法を開発する。SNSから得た愛好ブランドリストから抽出した相関ルールにより同系統ブランドを求める。また、SNSから得たブランドごと利用者特性分布により利用者と同一セグメント利用者の愛好ブランドを求める。これらを集約して求めたブランドを利用者に提示する。
著者
Scott Crowe 宝来 華代子 木下 陽子
出版者
崇城大学
雑誌
崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University (ISSN:21857903)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.175-181, 2015

The Self-Access Learning Center (SALC) at Sojo University has been in operation for four years. During that time statistics about SALC student usage have been meticulously collected and analyzed. The following study attempted to dig deeper into what students are actually doing at the micro level. Rather than just recording the number of students using a certain area of the SALC, the current study looked at what activities students are engaged in whilst in the SALC. Also, student perceptions of SALC services such as the booking service for Learning Advising sessions and MPR’s were surveyed.
出版者
総合研究大学院大学学融合推進センター
雑誌
第9回総研大実践的大学院教育研究会「学習場面の振り返り」
巻号頁・発行日
pp.1-47, 2013-06-24

本レポートは2013年2月3日(日)に開催された第9回総研大実践的大学院教育研究会「学習場面の振り返り」の内容について記録したものです。編者:岩瀬 峰代[学融合推進センター] 、奥本 素子[学融合推進センター] CPIS-Report-2013/06/005(Review)
著者
鷲見 拓哉 石黒 司 清本 晋作 三宅 優 小林 透 高木 剛
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.9, pp.2061-2071, 2014-09-15

W3Cは,HTML5およびJavaScript上で並列計算を行うための規格であるWeb Workersの勧告候補を2012年に公開した.JavaScriptおよびWeb Workersはプラットフォーム非依存である.JavaScriptで書かれたウェブアプリケーションは広く普及しており,インターネット選挙運動やブロードキャスティングサービス等を行うウェブアプリケーションの中には安全な通信を必要とするものが存在する.そのようなウェブアプリケーションにディジタル署名を組み込むことにより,安全な通信を実現することができる.Rainbow署名は,DingとSchmidtにより2005年に提案された多変数公開鍵暗号方式のディジタル署名である.Rainbow署名は有限体上の多変数2次多項式の連立方程式に対する求解問題がNP困難であることを安全性の根拠とし,ポスト量子暗号の1つとして期待されている.本稿では,Web Workersを用いたRainbow署名の並列実装手法を提案し,その応用例を述べる.また,マルチコアCPUを搭載する汎用PCおよびAndroidタブレット端末を用いて提案方式の実行時間を計測した.その結果,汎用PC上においては0.62ミリ秒,Androidタブレット端末上においては4.54ミリ秒で署名検証を行うことができた.
著者
田川達司 内匠逸 打矢隆弘
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.207-208, 2013-03-06

地下街などの発達により,GPSでは測位困難な屋内・地下における位置情報の需要が増加している.これに対し、歩行者が所持・装着したセンサを用いて、進行距離・進行方向を算出し移動量から相対位置を推定する手法が提案されている.このPDRでは、角速度センサが計測した値を積分し、進行方向を算出する手法が数多く存在する。しかし、角速度センサの出力誤差を原因とする位置推定精度の低下が問題となっている。そこで、本研究では、携帯端末のセンサを用いた位置推定精度の向上を目的としてカルマンフィルタとマップマッチングによる角速度センサの誤差低減手法を提案する.iPod touchで計測したデータを用いた計算機実験を行い有効性を確認する.
著者
Donald L. Day
雑誌
研究報告
巻号頁・発行日
vol.37, pp.81-94, 2003-01

Learning involves the creation of semantic associations, plus the application of behavioral metaphors. The efficacy of associations and metaphors depends heavily upon the context within which learning is attempted. Context enhances meaning by allowing the association of known information to that which is newly introduced. In the process, the meaning of both old and new knowledge is transformed. Users of computer-aided instruction (CAI) software experience increased cognitive loads if the stimuli they receive from their systems are not suitable to the context in which they use their systems. Increased cognitive loads lead to inefficiencies in learning and user frustration. Therefore, a close match between the context of use and the context anticipated by CAI software is important to learning success and user satisfaction. Following a description of long-term memory encoding and its relationship to context, this paper discusses five dimensions of culture that impact the effectiveness of multimedia CAI systems. The case is made that creators of such systems must accommodate cultural differences between educational software designers and the intended users of CAI (their customers), if effective learning and recall are to be achieved. Finally, examples of the implications for practice are provided.
著者
飯田 仁 有田 英一
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.810-821, 1990-06-15

日本語の話し言葉による対話では 述語の代用的表現 格要素の省略 縮小表現等を使った断片的な発話が多く現れる.このような特徴を持つ対話の理解および翻訳を行うには 各発話を対話の進展の流れに沿って解釈することが必要である.本論文では対話を理解するための一つの機構として 4階層のプラン認識モデルを使った目標指向型対話の理解の手法を提案する.4階層のプランとは(1)ある情報の交換が話し手と聞き手の間の順序付けられた発話で表現できるという知識であるインタラクションプラン (2)対話を介した情報伝達のための行為が一連の情報伝達行為で実現できるという知識であるコミュニケーションプラン (3)ある行為が順序付けられた行為の達成で実現できるという知識であるドメインプラン (4)対話が対話展開のための言語運用行為で実現できるという知識であるタイアログプランである.これらのプランを利用すると対話の進展に伴う各発話と話題領域の知識との関係付けを漸次進めていくことが可能となり 対話全体に渡る構造をつくることができる.対話の構造の中で断片的な発話の解釈をすることにより代用的表現 格要素の省略を復元できる.
著者
高田 広章
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.12, pp.1152-1153, 2015-11-15

フォルクスワーゲン(VW)が,不正なディーゼルエンジン制御ソフトウェアを用いていた事件が大きな波紋を広げている.この件に関して緊急に記事を書くように依頼され,本稿をまとめた.筆者は,車載ソフトウェアの開発技術を研究テーマの1つとしているが,エンジンや排ガス規制に関する知識があるわけではない.本稿の内容は,現時点(2015年10月7日)までに報道されている情報を自分なりに整理し考察したものであり,この記事が読まれる時点では大きく状況が変わっている可能性があることを最初にお断りする.
著者
佐久間 亮 吉村 剛 河野 健二
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2015-OS-135, no.16, pp.1-8, 2015-11-17

オペレーティングシステムカーネルには多くのバグが存在している.Windows や Linux にも多くのバグが存在しており,Microsoft では Windows Error Reporting (WER) と呼ばれるシステムを用いてクライアントからバグによって障害が起きた際の情報を集めている.集めたクラッシュログを WER システムを用いてバグごとに分類し,多くのユーザで発現するバグからデバッグを行っている.バグの分類にはコールスタックに注目して類似度を計算する事によって分類を行う ReBucket が知られている.しかし,Linux では ReBucket のようなバグの分類をおこなっていないため,適用できれば,開発者がクラッシュレポートを分類する負担を軽減することができる.しかし,Linux ではフレームポインタの最適化によりコールスタックが正確ではない場合があり,同じバグでも異なる情報を出力することがある.本研究は事前調査として ReBucket を Linux に適用した場合の効果について,定量的に評価をおこなった.調査の結果,f-measure が 0.75 と Microsoft 製品に比べ,低いことが分かった.そのため,我々は分類精度を向上するため,Linux カーネルのコールグラフを生成し,正確なコールトレースを取得した.正確なコールトレースを用いて分類した場合,f-measure が 0.75 と以前と変わらないことがわかった.そのため,我々はその結果を分析しリアルバグのコールトレースの性質についての考察をおこなった.
著者
島崎 千江子 吉野 鈴子 Chieko SHIMAZAKI Suzuko YOSHINO
出版者
大手前大学・大手前短期大学
雑誌
大手前短期大学研究集録 = Otemae Junior College Research bulletin (ISSN:1882644X)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.27-55, 2011

女子学生のファッション行動の導入と現状、およびライフスタイルに関する調査を行った。また、資質との関連についても考察し、社会対応力への活用に向けた今後の課題を探った。その結果、ほとんどの女子学生が高校生の段階で化粧を経験していることが明確になり、家庭におけるしつけの中で「ファッションや化粧・髪染め」などは、現在、子供の自由が重視され、規範から除外されていることが確認できた。またファッション行動が低年齢から積極的になっていることや、社会に順応した社会対応力を持っているわけではなく、異なる意識傾向を示していたことが確認でき、さらにライフスタイルや資質との関係が認められた。
著者
小田 悠介 札場 寛之 ニュービッグ グラム サクティ サクリアニ 戸田 智基 中村 哲
雑誌
研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.2014-NL-219, no.12, pp.1-9, 2014-12-09

プログラミング初学者にとって,与えられたソースコードがどのような処理内容なのかを把握するのは容易ではない.そこでソースコード読解支援のために,与えられたソースコードから処理内容を示すコメントを自動的に生成し,ソースコードと共に提示することで読解を促すシステムが考えられる.本研究ではコメント生成のために Tree-to-String 統計翻訳の枠組みを使用し,プログラミング言語の構文木とコメントに対して翻訳器を学習することで,ソースコードから統計的にコメントを生成するシステムを提案する.
著者
村田 良二
雑誌
じんもんこん2005論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.63-70, 2005-12-16

本稿では、ミュージアムの業務支援とミュージアム間での情報共有を目標として、東京国立博物館で開発した「ミュージアム資料情報構造化モデル」について述べる。これまで国内のミュージアムにおいて情報共有や情報の標準化が困難であった原因に対して本モデルが提案する解決方法を論じた後、本モデルの特徴的な側面を具体的なデータとともに例示しながら説明する。またあわせて今後の作業と展望を論じる。
著者
まつ もとゆきひろ
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.12, 2015-11-15