著者

科学技術・学術政策研究所科学技術・学術基盤調査研究室 科学技術・学術基盤調査研究室

出版者

科学技術・学術政策研究所

雑誌

調査資料 (Research Material)

巻号頁・発行日

vol.284,

著者

高橋 徹 松下 正明

出版者

信州大学附属図書館

雑誌

信州大学附属図書館研究 (ISSN:21867593)

巻号頁・発行日

vol.8, pp.57-87, 2019-01-31

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作家・北杜夫(1927-2011年)の双極性障害は、39歳時の躁病エピソードが初発とされているが、それ以前の時期にも、気分変動が存在していた可能性がある。本論では、この顕在発症前の時期に焦点をあて、その精神状態と創作との関連性を考察した。辻邦夫との往復書簡集を主な資料として、『どくとるマンボウ航海記』執筆前後の1959-1960年(32-33歳)頃の精神状態を推察した。この時期には既に、躁状態やうつ状態もしくは混合状態を呈していた可能性が高く、これらの精神状態が初期作品の創作に大きく関与しているものと考えられた。特に、意欲・活動性のベクトルが上昇に転じる「うつ病相(うつ状態)の後期」が、執筆活動には適した時期であった可能性を指摘した。また同作品が、それまでの文壇にはなかった独自性と新規性を有していることにも言及した。

著者

前田 耕作 細井 浩一

出版者

立命館大学アート・リサーチセンター

雑誌

アート・リサーチ = アート・リサーチ (ISSN:13462601)

巻号頁・発行日

vol.12, pp.3-15, 2012-03

著者

渡邊 拓哉

巻号頁・発行日

2012-07-31

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名古屋大学博士学位論文 学位の種類 : 博士(学術)(課程) 学位授与年月日:平成24年7月31日

著者

大橋 充典 野田 耕 行實 鉄平 奥野 真由 浦上 萌 Mitsunori Ohhashi Koh Noda Teppei Yukizane Mayu Okuno Moe Uragami

出版者

久留米大学人間健康学部

雑誌

久留米大学人間健康学部紀要 = Bulletin , Faculty of Human Health , Kurume University (ISSN:24350036)

巻号頁・発行日

vol.2, no.1, pp.53-65, 2020-09-01

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本稿の目的は,日本における高等教育の現状について,主に文部科学省の政策を中心に整理し,今後の高等教育のあり方について検討することであった。具体的には,高等教育における「マス化」および「ユニバーサル化」について,マーチン・トロウの高等教育論を参考として大学進学率の推移からこれまでの日本における高等教育がどのように変容してきたのかについて整理し,その上で,過去10年において設置が認められた新たな大学の特徴から日本における今後の高等教育政策について提言を行った。戦後の日本における高等教育の歴史は,1947年の学校教育法の成立による1949年の新制大学の発足が始まりとされる。その後,2010年代まで徐々に増加傾向をたどってきたが,2009年には進学率が50%を超えることになり,高等教育が「ユニバーサル化」する時期に差し掛かっている。2009年以降に新たに開設された大学における設置組織について概観してみると,特に看護や医療系の学部や学科,また理学療法や作業療法の専攻が半数程度を占めている。こうした状況を見ると,日本における高等教育は文部科学省主導で量的な拡大が行われてきたと言えるが,一方で,質の向上を含めた「計画的な整備」が進められてきたのかについては,今後も議論する余地が残されている。

著者

安藤 豊

出版者

北海道大學教育學部

雑誌

北海道大學教育學部紀要 (ISSN:04410637)

巻号頁・発行日

vol.30, pp.45-72, 1977-10

著者

紙谷 隆一

雑誌

学習院法務研究 (ISSN:18848737)

巻号頁・発行日

no.10, pp.209-230, 2016-01-01

著者

鈴木 満

出版者

秋田大学史学会

雑誌

秋大史学 = The Journal of Historical Studies : SHUDAI SHIGAKU (ISSN:0386894X)

巻号頁・発行日

vol.60, pp.1-17, 2014-03-31

著者

清水 克志 清水 ゆかり

出版者

筑波大学歴史・人類学系歴史地理学研究室

雑誌

歴史地理学調査報告 (ISSN:09152504)

巻号頁・発行日

no.12, pp.31-62, 2006-03

著者

徳田 誠志

出版者

関西大学博物館

雑誌

関西大学博物館紀要 (ISSN:13414895)

巻号頁・発行日

vol.2, pp.14-32, 1996-03-30

著者

Weathers Charles 鈴木 玲

出版者

法政大学大原社会問題研究所

雑誌

大原社会問題研究所雑誌 = Journal of Ohara Institute for Social Research (ISSN:09129421)

巻号頁・発行日

vol.725, pp.3-20, 2019-03-01

著者

岡部 明日香

出版者

早稲田大学国文学会

雑誌

国文学研究 (ISSN:03898636)

巻号頁・発行日

vol.142, pp.40-51, 2004-03-15

著者

藤澤 隆史 ノーマン D クック

出版者

関西大学総合情報学部

雑誌

情報研究 : 関西大学総合情報学部紀要 (ISSN:1341156X)

巻号頁・発行日

vol.25, pp.35-51, 2006-07-12

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和音(harmony) は,メロディ(melody). リズム(rhythm) とともに音楽を形作る重要な要素である.音楽の物理的な音響的特徴とその心理的な印象や感性との関連性について定量的に評価するために,和音性についての評価モデルを構築した.和音性は. (1)協和度(心地よいーわるい,澄んだー濁った).(2)緊張度(緊張したー落ちついた).さらに長調か短調かといった性質を決定する. (3)モダリティ(明るい一暗い,うれしいー悲しい)から構成される.本資料では. Cook & Fujisawa (2006) において議論されている和音性知覚モデルの詳細について補足的な説明を行う.具体的には,それぞれの和音性曲線(不協和度,緊張度,モダリティ)を得るための心理数理モデルの詳細と,実際に曲線を描くための計算プログラム(C言語・MATLAB)について解説する.

著者

任 東權 Im Dong Kwon

出版者

筑波大学比較民俗研究会

雑誌

比較民俗研究 : for Asian folklore studies (ISSN:09157468)

巻号頁・発行日

no.1, pp.170-181, 1990-03

著者

林 衛

出版者

富山大学人間発達科学部

雑誌

富山大学人間発達科学部紀要 (ISSN:1881316X)

巻号頁・発行日

vol.7, no.2, pp.119-131, 2013-03-15

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東日本大震災・原発震災は,市民社会における科学や科学者のあり方を見直す機会となった。日本の市民社会には原発震災の未然防止はできなかったが,震災後に発揮された「超専門力」「市民科学リテラシー」によって,政府や御用学者からの偏った情報提供を批判的に受け止めるのに成功した面もあった。理科離れは「文系人間」の科学リテラシー不足の問題としてしばしば語られるが,より重要なのは「理系人間」が異分野への知的好奇心を磨きつつ自らのリテラシーの再点検・向上に努め,自由に科学を論じられる社会的な雰囲気づくりに貢献することだろう。

著者

田中 義恭

出版者

早稲田大学大学院日本語教育研究科

雑誌

早稲田日本語教育学 (ISSN:18823394)

巻号頁・発行日

vol.28, pp.11-21, 2020-06-15

著者

奥津 貴子

出版者

社会鍼灸学研究会

雑誌

社会鍼灸学研究 (ISSN:21869227)

巻号頁・発行日

no.12, pp.47-60, 2018-07-30

著者

永田 英明

出版者

東北大学史料館

雑誌

東北大学史料館紀要 (ISSN:1881039X)

巻号頁・発行日

vol.9, pp.1-20, 2014-03-15

著者

野本 和幸

出版者

北海道大学哲学会

雑誌

哲学 (ISSN:02872560)

巻号頁・発行日

vol.40, pp.1-28, 2004-07-18

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Firstly I sketch Frege's personal history, his academic career and his publications briefly, and secondly I try to give a general outline of the structural and methodological characteristics of his investigations as a whole. One can divide Frege's logico-philosophical investigations into the three parts as follows: (A) The invention of contemporary logic, its axiomatic systematization and the development of the logicist philosophy of arithmetic. (B) Philosophy of logic. (C) Controversies with his contemporary distinguished scholars concerning psychologism, empiricism, physicalism, formalism, etc., though I do not take them up this time. Concerning (A), firstly I try to explain why Frege must constitute the higher order logic through formulating his formal language (Begriffsschrift) for the accomplishment of his logicist project. Secondly I take note of his theory of judgment/ assertion and inference, and point out its two distinctive features, i.e., (1) his priority thesis of judgment, and (2) his epistemological characterization of judgment and inference. For Frege, a judgment is the recognition of the truth (als wahr anerkennen) of the thought-content and assertion is the manifestation of a judgment with assertoric force,while an inference is the justification (Berechtigung) of the correctness of the conclusion based on its true premises. Thirdly, Frege's claim of the primacy of the sentence or the context principle, and the composition principle are Frege's methodological guiding principles of his syntactic and semantic considerations as a whole. Concerning (B): his philosophy of logic, (1) Frege will neither approve the justifiability of primitive logical laws nor definability of primitive logical terms within his Begriffsschrift. (2) In fact, Frege does not introduce distinctive model theoretic ideas such as variant domains or quantification along with domain fixing. However, Frege explicitly provides lots of semantical 'explanations (Erklärung/Darlegung)' in his ‘explanatory language (Darlegungssprache)' as metalanguage distinguished from his object language (Begriffsschrift as ‘Hilfssprache'). For example, in his main work: GGA, Frege tries to give the proofs of the meaningfulness of his primitive logical symbols, truthfulness of axioms, and the truth-preserving nature of inference-rules. (3) Frege gives further metalinguistic explanations as propedeutic concerning the basic ‘logical forms' such as‘fall-under (subsumption)' and his logical categories: objects versus concepts/functions, and his semantic distinction of sense (Sinn) and Meaning (Bedeutung). In such explanations there might be a certain anticipation of Wittgensteinian idea of ‘saying' and ‘showing'. Furthermore Frege provides meta-meta-linguistic elucidations or suggestions resorting to vivid metaphors concerning his fundamental categories of proper names versus function-signs/concept-words,o r objects versus functions/concepts, the distinction of Begriffsschrft from ordinary language, and the relationship of representation, sense and Meaning, etc. Really Frege is not only the most revolutionary logician since Aristotle, but also a distinguished man of metaphor.

著者

鄭 美香

出版者

早稲田大学大学院社会科学研究科

雑誌

社学研論集 (ISSN:13480790)

巻号頁・発行日

vol.30, pp.16-30, 2017-09-15