著者
宮里 龍太郎 義江 龍一郎 三浦 翔 東海林 諭
出版者
一般社団法人 日本風工学会
雑誌
風工学シンポジウム論文集 第23回 風工学シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
pp.61, 2014 (Released:2015-03-10)

本研究では、WRFによる計算結果と観測結果の比較を行いながら、各物理モデルの選択とナッジングの有無がWRFの計算結果に与える影響を調査した。地表面過程にNoahを用いることで、WRFの計算結果と観測結果との対応が向上する。また、WRFの解析結果によるワイブル係数は、観測結果と良く一致している。そのことから、全風向だけでなく各風向の風速の発生頻度をWRFを用いて予測することができる。計算領域を大きくすると上空の風向・風速ともに観測結果と対応がかなり悪くなったが,ナッジングをかけることで観測結果に近づいた。WRFの計算結果は,風向によるべき指数の変化をよく捉えているが,全般的に観測結果よりべき指数がやや小さい。
著者
水野 君平
出版者
北海道大学大学院教育学研究院
雑誌
北海道大学大学院教育学研究院紀要 (ISSN:18821669)
巻号頁・発行日
vol.126, pp.101-110, 2016-06-30

本論文では,本邦における学校における適応の研究について,学校適応の概要を示した上で,これまでの研究では主眼を置かれてこなかった「学校適応の負の側面」を提示することを目的とした。まず,学校における適応の一指標である学校適応感に注目し,学校適応感はどのような要因によって予測されるのかを整理した。そして,学校適応感を予測する要因として,社会的に望ましいと考えられる要因と社会的に望ましくないと考えられる要因が存在することを示した。そして,社会的に望ましくないと考えられる要因の一例として,「スクールカースト」の問題が存在すること,また「スクールカースト」が学校適応の研究における新たな学術的課題であることを示唆した。
著者
井口 正人
出版者
社団法人 物理探査学会
雑誌
物理探査 (ISSN:09127984)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.145-154, 2007 (Released:2010-06-25)
参考文献数
36
被引用文献数
2

桜島火山は姶良カルデラの南端に位置する後カルデラ火山である。これまで,火山爆発を予測するために多くの観測がなされており,それに伴い火山の構造,特にマグマ供給システムの構造が明らかになってきた。1914年の大正噴火に伴う顕著な地盤の沈降,1955年以降の山頂噴火に伴う地盤の隆起と沈降,1993年以降の再隆起を引き起こした圧力源は,姶良カルデラの下深さ10km付近に求められており,桜島の主マグマ溜りは姶良カルデラの下にあると考えられる。桜島における地盤の上下変動の詳細な測定から現在活動中の南岳の直下にも圧力源が推定されることから南岳直下にも小さいマグマ溜りがあると考えられる。爆発の数分から数時間前に捉えられる桜島の地盤の隆起・膨張を示す傾斜ベクトルの方向は南岳の火口方向を示すこと,南岳の直下を通過する地震波は,異常のない部分にくらべて 1/10以下と著しく減衰し,その減衰域は南岳直下の半径1km程度の領域に限られることからも桜島南岳直下のマグマ溜りの存在を確認できる。また,ガスの膨張・収縮によって発生するB型地震・爆発地震の震源が火口直下において鉛直方向に分布することはマグマ溜りと火口をつなぐ火道の存在を示す。2003年には南南西部においてA型地震が多発したが,地盤変動の特徴から見ると南南西側からマグマが直接上昇したと考えるよりも,姶良カルデラ下のマグマ溜りの膨張に伴うその周辺での歪の開放あるいは,桜島直下および南南西へのダイク状のマグマの貫入過程でA型地震が発生したと考えるほうがよい。このことを確かめるためには人工地震探査を行い,地震波速度,減衰,散乱・反射の状態から姶良カルデラ下のマグマ溜りと南岳直下のマグマ溜りをつなぐマグマの通路を調べる必要がある。
著者
高橋 奈津子 Natsuko Takahashi 千葉大学理学部地球科学教室 Department of Earth Sciemees Faculty of Sciemee Chiba University
雑誌
地質学論集 = The memoirs of the Geological Society of Japan (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.87-105, 1997-04-24

北海道, 日高帯の幌満かんらん岩体は, かつてのマントルダイアピルの断片であり, その物理条件の違いから, 様々な段階でのマグマ分離現象が凍結されている。高温部では上昇の最終課程まで部分溶融していたため形成されたメルトとそのメルトが小規模クラックに分離して形成された斜長石に富む脈が見られ, 大規模なメルト分離現象は現在SDWで占められているかつてのmelt conduit周辺部に凍結されている。規模の違いこそあれ, 両者の基本的なマグマ分離メカニズムは, 溶融メルトのクラックへの吸い込みであった。
出版者
飯田史談会
巻号頁・発行日
vol.第2篇, 1932

1 0 0 0 松尾村誌

出版者
松尾村誌刊行委員会
巻号頁・発行日
1982

1 0 0 0 鼎町史

著者
鼎町史編纂委員会 編
出版者
飯田市鼎公民館
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1986

1 0 0 0 伊那

著者
伊那史学会
出版者
伊那史学会
巻号頁・発行日
vol.9(10), no.401, 1961-10

1 0 0 0 上伊那郡史

著者
唐沢貞治郎 編
出版者
名著出版
巻号頁・発行日
1973

1 0 0 0 伊那

著者
伊那史学会
出版者
伊那史学会
巻号頁・発行日
vol.9(8), no.399, 1961-08

1 0 0 0 駒ケ根市誌

著者
駒ケ根市誌編さん室 編
出版者
駒ケ根市教育委員会
巻号頁・発行日
vol.古代・中世編、別編年表, 1990

1 0 0 0 高遠町誌

著者
高遠町誌編纂委員会 編
出版者
高遠町誌刊行会
巻号頁・発行日
vol.上巻 [2] (歴史 2), 1983

1 0 0 0 宮田村誌

著者
宮田村誌編纂委員会 編
出版者
宮田村誌刊行会
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1982
著者
伊那史料刊行会 編
出版者
歴史図書社
巻号頁・発行日
vol.第3巻, 1975