著者
宮尾登美子著
出版者
文芸春秋
巻号頁・発行日
1980
著者
堀江 陽介 森 高通
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.849, pp.16-00579-16-00579, 2017 (Released:2017-05-25)
参考文献数
15

In a biochemical automatic analyzer, generally it is necessary to open the cap of the sample tube before the analysis. Users of the analyzer demand a closed tube sampling (CTS) function to reduce the workload and the infection risk. CTS is a sampling method in which the sharp tip of a nozzle goes through the rubber cap of a sample tube and aspirates a part of the liquid in the tube. One of the main challenges of this method is the development of a nozzle that has high durability (requires low insertion load) and produces few rubber chips when inserted through the rubber cap. This paper describes the study of the shape of the nozzle in order to reduce the insertion load and the production of rubber chips. It was found that the parameter that influences the insertion load most is the angle of the taper. Therefore, to reduce the load, it is necessary to reduce the taper angle. By using a nozzle with a tip diameter of 0.8 mm, base diameter of 1.6 mm, and taper length of 20 mm, it was possible to reduce the load required to insert the nozzle through a rubber cap to 34 N. It was also found that the parameter that most influences the production of chips is the cut angle of the nozzle. Rubber chip production could be avoided with the combination of an angle smaller than 28.5° at the nozzle chip for smooth insertion and an angle larger than 15.0° at the inside edge for preventing cutting rubber off. Finally, to validate the durability and effectiveness of this shape, the nozzle was subjected to a test in which it was inserted through a rubber plate 50,000 times. Results showed that there was almost no nozzle abrasion nor increase of insertion load, which demonstrates the durability and effectiveness of this new shape.
著者
阪上 弘彬
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.401-414, 2016 (Released:2016-11-16)
参考文献数
20

本研究ではドイツ・ニーダーザクセン州ギムナジウムを事例に,ESD(持続可能な開発のための教育)の視点を入れた地理カリキュラムおよび学習の構造ならびに特質を明らかにするために,同州中等地理カリキュラム『コアカリキュラム』ならびに教科書TERRA Erdkundeを分析した.分析結果から,カリキュラムならびに教科書の特質として,学習プロセスに対応して持続可能性および持続可能な開発を反復して学ぶ構造となっていることと,持続可能性および持続可能な開発のもつ価値観を,所与のものとして学習を展開しない構造が明らかとなった.この分析により,日本の地理教育におけるESDの学習にとって,多様な学習プロセスを通じて,ESDの学習を繰り返し学ぶ地理カリキュラム作成,および持続可能な開発の起源あるいは概念を学ぶ機会を設定する必要があることを指摘した.
著者
下池 克哉
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.390-400, 2016 (Released:2016-11-16)
参考文献数
45

動態的地誌学習の授業設計において,多くの社会科教員が単元を貫く問いの設定に困難を感じている.先行研究では,地域における中核事象を取り上げ,「なぜ,このような特徴がこの地域にみられるのか」という「なぜ疑問」のもと,中核事象を成り立たせている原因を追究させるというのが一般的な見解となっている.そこでは,中核事象を結果として位置づけて,単元を設計するという方法が取られることになる.しかし,平成20年版の中学校学習指導要領[社会]の中核とする内容に基づく中核事象には,自然環境や歴史的背景のように,結果として位置づけられないものがある.したがって,中核事象を結果として位置づけ,中核事象を成り立たせる原因を探究させるケースと,中核事象を原因として位置づけ,中核事象がもたらす結果を探究させるケースの2パターンに分けて,単元を貫く問いを設定する必要がある.
著者
宇田川 佳久
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.31(2009-SE-163), pp.263-270, 2009-03-11

CMMI などの開発標準では,品質向上のため工程を跨る設計項目の来歴管理を義務付けている.多くのシステム開発における設計項目数は数百以上であることから,来歴管理を実施するためには,網羅的,客観的かつ効率的な設計項目の抽出が前提となる.一方で,設計書は,設計の目的に最適化した記法によって記述されており,設計書間の整合性の確保を難しくしている.本文は,Web システムの外部設計と内部設計を対象とし,各種の設計書から設計項目を木構造として網羅的に抽出する方法について論じている.また,来歴管理の一手法として提唱されている設計項目間の “トレース関連” を一括して定義する方法を述べている.
著者
得丸 公明
雑誌
研究報告 自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.2011-NL-200, no.1, pp.1-8, 2011-01-21

「ヒト話し言葉がデジタルであるという事実は,ヒトの言語と意識の起源を理解する上できわめて重要であるのに,まだあまり理解されていない.(1)」 そもそもデジタルという概念がきちんと定義・検討されていない.通信回線上の雑音が信号の量子エントロピーを増大させるときに,デジタル信号の離散性が信号対雑音比 (S/N 比) を高めることによって,信号誤りの確率を大幅に下げることもあまり認識されていない.本稿において筆者はデジタルを 「(有限個の離散信号によって表現される) 情報」 として定義づけ,それがアナログ信号に比べて桁違いに多くの符号語を生みだすことや,信号の確達性を高めたことによって,開始信号と終止信号の間で一次元状に配列される信号の位置や結びつきが意味をもつようになった (文法が生まれた) ことを指摘する.我々はこの言語情報を脳内に貯蔵する.それがいったい何でどのようなメカニズムであるのか,まだまったく解明されていない.言語記憶について心理学・脳神経生理学に照らして考えてみる.
著者
八杉 佳穂 Yasugi Yoshiho ヤスギ ヨシホ
出版者
中央公論社
巻号頁・発行日
1982-03-25
著者
金井 昌信 青島 縮次郎 杉木 直
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.727-734, 2003-09-30 (Released:2010-06-04)
参考文献数
14

公共交通存続のためには自動車から公共交通への交通手段転換を促すことにより, 利用者増加を図ることが必要であるが, 増便や運賃値下げ等のLOSの改善のみでは人々の行動変化を促すためには十分とは言えないことが既存研究で明らかとなっている.本研究はその理由の1つと考えられる, 公共交通非利用者の認知的不協和に着目し, 公共交通としてバスを取り上げ, この認知的不協和がバス利用に対する態度, 及び意識構造に与える影響に関して実証的な仮説を措定し, その有意性を検討した.その結果, バス非利用者のなかでも特に青年層の方が, バスの移動制約に対する不満を強く持っており, そのために今後のバス利用意向が低下していることが明らかとなった.
著者
千葉 照観
出版者
佛教文化学会
雑誌
佛教文化学会紀要 (ISSN:09196943)
巻号頁・発行日
vol.1992, no.1, pp.191-212, 1992-12-20 (Released:2009-08-21)
参考文献数
31
著者
丸地 康平 酒井 政裕 進 博正
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.2013-SE-179, no.17, pp.1-8, 2013-03-04

本論文では,シーケンス制御プラグラミング言語に適した新しいカバレッジ基準 MTC を提案する.MTC は,必要となるテストケース数を抑えつつ,効果的なテストを実現するためのカバレッジ基準であり,論理回路におけるトグル網羅とソフトウェアにおける MC/DC 網羅の両性質を併せ持つことを特徴とする.ミューテーションテストによる評価実験により,MTC の有効性を確認した.
出版者
福音館書店
巻号頁・発行日
1985

1 0 0 0 OA おもろさうし

著者
伊波普猷 校訂
出版者
南島談話会
巻号頁・発行日
vol.第9-13, 1925

1 0 0 0 佐竹氏物語

著者
渡部景一著
出版者
無明舎出版
巻号頁・発行日
1980

1 0 0 0 華族総覧

著者
千田稔著
出版者
講談社
巻号頁・発行日
2009
著者
七宮涬三著
出版者
新人物往来社
巻号頁・発行日
2001
著者
藤木 久志
出版者
青木書店
雑誌
歴史学研究 (ISSN:03869237)
巻号頁・発行日
no.287, pp.31-41,13, 1964-04