著者
中村 伸也 西川 一 山田 秀夫 原 文宏 神保 正暢 平野 宜一
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
海岸工学論文集 (ISSN:09167897)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.176-180, 2008-10-10 (Released:2010-06-04)
参考文献数
2

Historically, many disasters at Shimoniikawa Coast has occurred by high waves called Yorimawarinami from east. The direction of longshore sand transport of the Shimoniikawa Coast is eastward. In Nyuuzen-machi and Asahi-machi located in the east from the Kurobe River mouth which becomes the source of supply of the sand, many houses moved because of beach erosion. In such circumstances, intense high waves by the low pressure hit these areas on February 24, 2008, so that coastal protection facilities in Kurobe-shi, Nyuuzen-machi and Asahi-cho got damaged and, furthermore houses were flooded and destroyed by overtopping waves.In this paper, various observation data in Shimoniikawa Coast of Yorimawarinami was analyzed by and the cause of the disaster was considered.

1 0 0 0 大陸問題

出版者
大陸問題研究所
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, 1952-04
著者
金子 真
出版者
日本フランス語学会
雑誌
フランス語学研究 (ISSN:02868601)
巻号頁・発行日
no.37, pp.48-53, 2003-06-01
著者
中澤 秀雄
出版者
千葉大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2003

研究代表者は平成12年度から13年度にかけて、「リスク社会における情報空間と社会的亀裂に関する比較都市研究」というタイトルで科学研究費を受けているが(課題番号13710119)、平成15年度から開始された本課題はその継続という性格を持っており、本年度が最終年度となる。本課題による成果は3点に要約できる。第1に新潟県巻町・柏崎市を対象とした地域社会研究が終了したことである。毎年1回の現地調査によって継続的に情勢をフォローしてきたが、平成15年度末に巻町民を対象としたサーベイ調査を実施した。これらのデータをもとに、地域情報空間の配置に関する比較研究の成果として、『住民投票とローカルレジーム』(ハーベスト社)を世に問うた(2005年11月)。これが最終年度にふさわしい成果としてまず挙げられる。第2に、メディア・社会情報研究と地域社会学を結びつけ、情報空間の地域間格差に関して理論的彫琢を行い、その成果を『講座地域社会学』(東信堂,2006年1月刊行予定)および『越境する都市とガバナンス』(法政大学出版局,2006年1月刊行予定)に執筆した論文に盛り込んだ。第3に、当初構想していた研究課題からさらに進んで、北海道野幌におけるまちづくり活動を暫定的に総括する論文(中澤・大國 2005)やサステナブル都市論を日本に適用する論文(中澤 2004)、地域間比較の視点のもとに持続可能な地域自治を探求する仕事(中澤 2005)も積み重ねてきた。この3年間において発表した著書・論文は(共著を含め)合計13編にのぼり、与えられた研究費に比して十分効果的に、研究課題の目的を達成したと考えている。以上の成果から明確化してきた今後の方向性は2つある。A.東京圏内、あるいは東京圏と非東京圏の亀裂の状況を、より総合的に明らかにすること。B.その亀裂状況をこえて、持続可能な自治のモデル(ビジネスモデルならぬガバナンスモデル)を探求していくこと。とくに後背地としての農村をプロデュースしながら存立基盤を作っていけるような都市のあり方を理論化し、同時に説得的な具体例を構築していくこと、である。
著者
田端 健二
出版者
日経BP社
雑誌
日経Windowsプロ (ISSN:13468308)
巻号頁・発行日
no.77, pp.114-119, 2003-08

1996年に大塚商会へ入社。現在,Windows 2000/2003やサーバー製品群に関する設計コンサルティングや,社内SE向けの研修講師などの仕事をしている。 情報システム部に配属されて3年目のA君。今年度より営業部にあるサーバーの担当となり,試行錯誤しながらシステム管理のノウハウを学んでいる最中です。今回の発端は,営業部にあるサーバーの1台にトラブルが発生したとの連絡です。
出版者
奈良教育大学自然環境教育センター
雑誌
自然と教育
巻号頁・発行日
vol.19, 2009-11-01

「奈良・自然への感動を伝える会ならなぎ」の紹介/新種大ミミズ捕獲への夢/「チョウモドキ」ってなーに/ぐうたら研究者のフィールド/平成20年度自然環境教育センター事業報告/平成20年度奈良実習園利用状況/平成20年度奥吉野実習林宿泊施設等利用状況/編集後記
出版者
みやま書房
巻号頁・発行日
1982
著者
Takanori Shibata Kyoko Takami Yoshikazu Arai Kyoji Tsuchikama Shunsuke Maekawa
出版者
(社)日本化学会
雑誌
Bulletin of the Chemical Society of Japan (ISSN:00092673)
巻号頁・発行日
vol.77, no.10, pp.1937-1938, 2004 (Released:2004-10-09)
被引用文献数
1

Lithium butatrienolates were prepared in situ by the 1,4-elimination from 2-butynyl trimethylsilyl ethers along with a retro-Brook rearrangement. The addition reaction of the enolates with the aldehydes afforded β-hydroxy-α-vinylidene acylsilanes.
著者
鵜浦 裕
出版者
英米文化学会
雑誌
現代英米文化
巻号頁・発行日
no.18, pp.107-114, 1988-03-12

The response and development so Social Darwinism deserves to be called one of the most fruitful objects for comparative studies. The reason is that this thought was accepted into various countries and given different modifications in the late 19th century. In spite of the situation, previous studies of this field have not so far established any clear frame of reference through which we can compare different variations of Social Darwinism. This is the main reason why the present author attempted to devise a possible scheme for the comparative studies on this thought, by surveying the books of Darwin, Spencer, etc.
著者
中村 良成 山田 敦 照井 方舟
出版者
神奈川県水産技術センター
雑誌
神奈川県水産技術センター研究報告 (ISSN:18808905)
巻号頁・発行日
no.1, pp.21-33, 2006-03

1 ホシガレイにおいて50mm前後の小型種苗の放流の有効性を検討すべく、日本栽培漁業協会宮古事業場(現:独立行政法人水産総合研究センター宮古栽培漁業センター)で生産された20mmサイズの種苗を約1ケ月間の中間育成の後、1998年5月19日に47mmサイズ6,500尾を東京湾(横浜市金沢区八景島地先の金沢湾の水深8~9mの砂泥底)に、1998年6月2日に49mmサイズ5,300尾を相模湾(横須賀市長井地先の小田和湾の水深約6mの砂~砂泥底)に放流した。2 再捕魚がほぼ出尽くすと考えられる2001年3月末までの放流後の詳細な市場調査および聴取調査により、八景島群は直接確認104尾、間接確認74尾、合計178尾(再捕率2.7%)、小田和湾群は直接確認37尾、間接確認4尾、合計41尾(再捕率0.8%)の再捕を確認した。3 八景島放流群では、放流翌年の夏に体重500gを越す個体、2年目の春に1kgを越す個体が見られ、ヒラメ並みの成長をするものが再捕されたのに対し、小田和湾放流群では500g以上の個体が再捕されたのは翌年の冬であり、その時期は八景島群に比べて約半年遅かった。また、1kg以上の個体は再捕されなかった。4 既往の観測データから、小田和湾周辺では夏季に25℃以上の水温が続き、これがストレスとなって放流後の種苗の減耗と成長停滞を招いたものと考えられた。5 八景島群の場合、再捕は翌年の夏に集中したのに対し、小田和湾群は2年目の春以降散発的に再捕された。また、八景島湾群は秋以降は東京湾湾口部にまで分散して再捕されたのに対し、小田和湾群の場合はそのほとんどが同湾内の放流地点直近から再捕された。6 今回の結果と過去の1994年及び1995年放流群の追跡結果と合わせて考慮すると、成長の遅い「ヒネ」と呼ばれるような種苗の方が、放流地点に2年目の春まで留まるため、成長の早い「トビ」よりも高い放流効果を達成する可能性があると考えられた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.473, pp.187-189, 1999-07-05

「事態発生以降,メールや電話,FAXなどで1500件を超える叱責や指摘,質問を受けた」—。女性向けのインターネット情報提供サービス「まちこ」(運営はNTTデータ)の事務局が,6月5日にWWWページに掲示した「お詫び」の文章の一部である(次ページの図1)。 まちこ事務局は6月2日,会員約6万人に対して電子メールで「贈り物に関するアンケート」を送付。
著者
向井 国昭 井出 陽子
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, pp.36-36, 2008-10-27

高階述語の引数としてソート付きのラムダ式を許す評価器 (eval),および,適用可能な部分がなくなるまで書き換え規則を適用する項書き換え器 (reduce),この 2 つの述語を SWI-Prolog の上に実装した.関数を表す通常のラムダ項のほかに関係を表すラムダ項を新たに導入した.この導入により,Prolog の特長であるデータの流れの双方向性を活かす,いわば関係型のラムダ計算を実現した.Eval は代数構造における準同型規則を解釈する述語であり,reduce は等号論理のパラモジュレーション規則を解釈する述語であると見なす.つまりいずれも簡潔明快な根拠を持つ計算モデルに基づいて設計した.適用例として Emacs-lisp・Ajax・Unix シェルをとりあげ,それらと Prolog の間のインタフェースの実現方法を示す.Emacs-lisp へは S 式を送信し,それを実行させることにより制御する.こうして Emacs バッファの複雑な編集・制御に,宣言的な Prolog の限定節を用いることができる.Ajax とのインタフェースは,Ajax が関数式を Prolog CGI に送信し,Prolog はそれを eval 述語で評価し,結果の値を HTML として Ajax のフィルタに返信する,という流れである.Unix シェルの呼び出しは,Bash コマンドをまず Prolog の項として表現・生成・操作し,最後にそれを eval 述語でコマンドラインテキストに変換して Unix シェルに送信する.Two interpreters have been written on Top of SWI-Prolog; the one interprets sorted expressions including lambda calculus as arguments of higher order predicates calls, ant the other interprets term rewriting rules. Not only the functional lambda terms but also relational lambda term are now availabe adapted to bi-directional data flow feature of Prolog. In other words, a class of relational lambda caculus is now in Prolog. The implementation obeys fairly general two views that evaluation is homomorphism between algebras of a same kind, and that that on the other hand term rewriting rules are paramodulation of logics with equality. Thus our implementation is based on theoretical clear justifications. As applictions, some interface codes to Emacs-lisp, Ajax, and Unix-shell are illustrated; the extended prolog controls in a declarative way emacs-lisp using S-expressions and Prolog terms depending on the direction, talks with Ajax in Prolog terms, and communicates Bash shell using abstract unix command syntax in Prolog terms. These heterogeneous communications are described in an elegant and unified way based on the two new interpeters.
著者
向井 国昭 井出 陽子
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, pp.36-36, 2008-10-27

高階述語の引数としてソート付きのラムダ式を許す評価器 (eval),および,適用可能な部分がなくなるまで書き換え規則を適用する項書き換え器 (reduce),この 2 つの述語を SWI-Prolog の上に実装した.関数を表す通常のラムダ項のほかに関係を表すラムダ項を新たに導入した.この導入により,Prolog の特長であるデータの流れの双方向性を活かす,いわば関係型のラムダ計算を実現した.Eval は代数構造における準同型規則を解釈する述語であり,reduce は等号論理のパラモジュレーション規則を解釈する述語であると見なす.つまりいずれも簡潔明快な根拠を持つ計算モデルに基づいて設計した.適用例として Emacs-lisp・Ajax・Unix シェルをとりあげ,それらと Prolog の間のインタフェースの実現方法を示す.Emacs-lisp へは S 式を送信し,それを実行させることにより制御する.こうして Emacs バッファの複雑な編集・制御に,宣言的な Prolog の限定節を用いることができる.Ajax とのインタフェースは,Ajax が関数式を Prolog CGI に送信し,Prolog はそれを eval 述語で評価し,結果の値を HTML として Ajax のフィルタに返信する,という流れである.Unix シェルの呼び出しは,Bash コマンドをまず Prolog の項として表現・生成・操作し,最後にそれを eval 述語でコマンドラインテキストに変換して Unix シェルに送信する.