著者
山田 耕作 大和田 幸嗣 渡辺 悦司
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.97, no.6, pp.1273-1311, 2012-03-05

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5 0 0 0 OA 青森寺院志

著者
一戸岳逸 編
出版者
青森通俗図書館
巻号頁・発行日
1934
著者
大宮 卓 小野 智子 菅原 正和 OMIYA Takushi ONO Chieko SUGAWARA Masakazu
出版者
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 (ISSN:13472216)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.99-109, 2012-03-31

茶道の歴史は長く、古くは奈良時代にまでさかのぼる。茶ははじめ、薬用として用いられたが、時代が変わると、茶を飲用だけに使うのではなく、作法と茶の精神を合わせた「茶の湯」となった。これが現代で言う茶道である。茶道の精神は「和敬清寂」にあらわされ、和して敬い合い、清らかな心を持ち、不動の精神と心を持つことによって、何事にも動じない、どんなことにもゆとりを持つだけの心の広さが生じることを指向する。そして、日常の喧騒と雑事から一時離れ、ささやかな、いっぷくのお茶をとおして"well-being"たらんとする。本研究の目的は長年茶道をたしなんできた人々(SV)と、茶道部学生(GS)、一般学生(CS)のSWB 並びにその下位6因子の相違を探求することにより、茶道が有するSWB(Subjective Wellbeing)への影響を明らかにしようとすることであった。分析の結果、SWB に影響を与える要因は加齢と茶道歴の双方であり、加齢と茶道歴のどちらか片方のみでは、SWB に影響を与えることがないことが明らかとなった。

5 0 0 0 OA 仏教創世記

著者
佐田介石 著
出版者
藤田古梅
巻号頁・発行日
1879
著者
川野 健治
出版者
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

この研究の目的は、若年層の自殺への態度を明らかにし、効果的な啓発と自殺予防教育の方法を開発することである。まず、ある調査会社の1000人に自殺への態度の関するアンケートを実施した。因子分析により二因子構造が明らかになり、テキストマイニングによって死と自殺に関するイメージスキーマが見出された。次に、86名の中学教師を対象としたアンケート調査からは、学校での自殺予防の課題が明確になった。最終的に、学校で実施する自殺予防プログラム「GRIP」を開発した。
著者
Wickham Shelley F. J. Bath Jonathan Katsuda Yousuke Endo Masayuki Hidaka Kumi Sugiyama Hiroshi Turberfield Andrew J.
出版者
Nature Publishing Group
雑誌
Nature Nanotechnology (ISSN:17483387)
巻号頁・発行日
2012-01-22
被引用文献数
329

DNA分子モーターの動きをナノスケールでコントロールする事に成功-ナノ・メゾ空間での分子ロボットの開発へ-. 京都大学プレスリリース. 2012-01-23.
著者
相澤 雅文
出版者
全国障害者問題研究会
雑誌
障害者問題研究 (ISSN:03884155)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.147-156, 2004-08
被引用文献数
1

高機能広汎性発達障害児(者)は、適切な支援や療育を受けられる整備された環境のもとでは、生活に適応し能力を伸張できる。一方、配慮が十分になされない状態では、その生活環境への不適応から「不登校」や「ひきこもり」の状態となる場合がある。0.8%といわれる高機能広汎性発達障害児の出現率と照らし合わせると、高機能広汎性発達障害児が「不登校」に陥る割合は、健常児と比較して高いことが指摘できる。早期の段階で適切な対応がなされない場合は、さらに重篤な「ひきこもり」の状態に陥るケースがある。本稿は、高機能広汎性発達障害児(者)が「不登校」「ひきこもり」に至ったケースを紹介し、そこから把握できる様々な問題について述べる。また、予防・改善に期待できる方策について考察する。
著者
永田 雄三
出版者
一般社団法人 日本オリエント学会
雑誌
オリエント (ISSN:00305219)
巻号頁・発行日
vol.12, no.3-4, pp.149-168,228, 1969 (Released:2010-03-12)

Among the principal subjects of interest in 18th-19th century Ottoman history is the political influence exerted on the reform policies of the central government by the local notables known as A'yân and Derebeyi.While Mahmud II came to the throne, they, the local notables, at that time had divided and ruled even Anatolia and the Balkan area, vital parts of the empire.So this time I have studied their political activities after the Russo-Turkish war of 1768-1774, with stress on the “Nizâm-i Cedîd” of Selim III and on the “Sened-i Ittifak” of 1808, and then referred to the policy of Mahmud II for subjugation of the local notables.

5 0 0 0 OA 雷電為右衛門

著者
尾崎士郎 文
出版者
講談社
巻号頁・発行日
1951
著者
狩野 裕
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.138-159, 2002-12-25
被引用文献数
20 26

It is well-known that structural equation modeling (SEM) can represent a variety of traditional multivariate statistical models. This fact does not necessarily mean that SEM should be used for the traditional models. It is often said that a general model is more difficult to handle than a specific model developed for a given situation. In this paper, we shall clarify relative advantages between SEM and several traditional statistical models. Rather than comparison in mathematical properties, we shall discuss how and when SEM outperforms corresponding traditional models in practical situations. Special attention is paid to statistical analysis of a scale score, the sum of indicator variables determined by factor analysis. In particular, we shall study relative advantages between (i) confirmatory factor analysis and exploratory factor analysis, (ii) multiple indicator analysis and correlational and regression analysis of scale scores, (iii) analysis of factor means and analysis of variance of scale scores, and (iv) path analysis and multiple regression analysis.
著者
原 淳史 高野 雅典 Shtykh Roman 川端 貴幸
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

インターネット広告において,広告主がDMPを利用する目的の一つは,コンバージョンに至る可能性の高い潜在顧客などをセグメントに分けて適切な広告施策を行うことである.しかし,DMP内の膨大な顧客データから,人手で的確なセグメントを抽出することは困難であり,目的に応じて自動的にセグメントを抽出することが望まれている.本稿では,Webページの訪問履歴を用いてセグメントを抽出するモデルの検討を試みた.
著者
野口 伸
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.81, no.1, pp.22-25, 2015-01-05 (Released:2015-01-05)
参考文献数
4
被引用文献数
3
著者
岡出 美則 吉永 武史
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
筑波大学体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
no.23, pp.21-35, 2000-03

2002年に実施に移される小学校新指導要領では、バスケットボール型ゲーム、サッカー型ゲーム、ベースボール型ゲームといった名称が用いられるようになった。それは、あふれる球技種目の選択基準を戦術という視点から ...
著者
岩田 修一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.55, no.8, pp.543-551, 2012-11-01 (Released:2012-11-01)
参考文献数
10
被引用文献数
4

多様な品質のデータが構造化されないまま大量に流通する時代である。そうしたビッグデータの時代における学術データの流通の新たな様相と課題を説明した。多様なデータを時間,空間,意味から整理した例として,ビッグヒストリー,ビッグマップ,データサイエンスの事例を紹介し,ビッグデータの整理法について論述した。特に3.11東日本大震災以降,明らかになった重要なデータに関する課題は,結果が示された後の事後的な説明ではなく,利用可能なデータを活用した先見的な予測と対策,危機管理である。この小稿の結論としてデータの意味を基にした数理とデータ科学の根本的な課題を列挙し,今後の本格的な課題解決のための準備とした。