3 0 0 0 OA 子爵斎藤実伝

著者
斎藤子爵記念会 著
出版者
斎藤子爵記念会
巻号頁・発行日
vol.第2巻, 1941
著者
土生 昶申
出版者
農林省農業技術研究所
巻号頁・発行日
no.11, pp.131-363, 1960 (Released:2011-09-30)
著者
田中 大祐
出版者
一般社団法人 日本薬剤疫学会
雑誌
薬剤疫学 (ISSN:13420445)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.77-90, 2017-03-31 (Released:2017-05-25)
参考文献数
37

医薬品は様々な疾病の治療やコントロールに重要な役割を果たしている.しかしながら,医薬品はこのようなベネフィットをもたらす一方で,有害反応を引き起こすこともある.医薬品は,そのリスクとベネフィットを正しく理解し,適正に使用されることにより,その価値を最大限に発揮することができる.そのためには,臨床使用における医薬品の安全性の評価とモニタリングが欠かせない.つまり,適切に機能するファーマコビジランスシステムが必要である.WHO は公衆衛生に関する国連の専門機関であり,世界の人々の健康を守るための広範な活動を行っている.この活動には,ファーマコビジランスも含まれており,国際医薬品モニタリング制度を実施している.WHO のファーマコビジランス活動は,WHO 本部にある必須医薬品部の医薬品安全グループが総括している.WHO はファーマコビジランスを⌈医薬品の有害な作用やその他の医薬品に関連する問題の検出,評価,理解及び予防に関する科学と活動⌋と定義している.⌈その他の医薬品に関連する問題⌋には,例えば,規格外医薬品,医療過誤,有効性の欠如,乱用・誤用,偽造医薬品などが含まれる.国連ミレニアム開発目標をはじめとした国際社会の努力を通じて,必須医薬品へのアクセスは世界的に改善されてきている一方で,ファーマコビジランスシステムの発展は,まだ十分とはいえない状況である.ファーマコビジランスシステムが十分ではない国にも新たな医薬品が導入され始めている現状は非常に懸念される.本稿では WHO のファーマコビジランス活動の中心となる WHO 国際医薬品モニタリング制度について,その経緯,概要および現状について取り上げるとともに,WHO におけるファーマコビジランス活動の中核を担っている医薬品安全グループが実施している活動,業務内容について記載する.
著者
田中 麗子 和田 康夫
出版者
協和企画
巻号頁・発行日
pp.482-487, 2019-05-01

伝染性膿痂疹は小児に好発する表在性細菌感染症である.夏季に多く虫刺されや外傷をきっかけに紅斑,水疱,びらんを生じる.水疱が飛び火するため,別名「とびひ」と呼ばれる.原因菌に黄色ブドウ球菌とA群β溶血性レンサ球菌があるが,近年メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)によるものが増加している.臨床像から水疱性膿痂疹と痂皮性膿痂疹に分類され,痂皮性膿痂疹は全身症状(発熱,所属リンパ節腫脹,咽頭発赤,咽頭痛など)を伴うことがある.従来,水疱性膿痂疹の場合は黄色ブドウ球菌,痂皮性膿痂疹の場合はA群β溶血性レンサ球菌がそれぞれ原因菌とされてきた.しかし,痂皮性膿痂疹では黄色ブドウ球菌とA群β溶血性レンサ球菌の両方が分離されることがあり,臨床像と原因菌は必ずしも一致しないとの報告もある1).また,原因菌がA群β溶血性レンサ球菌の場合は後日,糸球体腎炎を併発することがあるため尿検査が必要である.原因菌を特定することは治療や合併症を考えるうえで重要である. 伝染性膿痂疹はMRSAが原因となることがあり,治療に難渋することがある.起因菌がMRSAの際の抗菌薬選択には感受性試験結果が重要となるが,治療対象は小児である.小児には使用しづらい薬剤も多い.本稿では伝染性膿痂疹の治療として統計学的結果をもとに検討した.(「はじめに」より)
著者
鐘ヶ江 樹
出版者
長崎国際大学国際観光学会
雑誌
観光学論集 = The NIU Journal of Tourism Studies (ISSN:18809219)
巻号頁・発行日
no.16, pp.31-37, 2021-03

日本における八景の概念は中国から伝来し,全国的に広がりを見せた。特に江戸時代には旅行ブームの影響を受けて,八景は地誌や案内図として描かれた。本研究は,江戸時代に描かれた金沢八景の絵図や浮世絵,『新編鎌倉志』や『三浦紀行』などの史料から八景と旅の関係を明らかにするものである。江戸時代の金沢八景に選定された景観は,美しい景観が選定されたものであり,一般的な季節や時間帯を取り入れた八景としての選定ではない。また,『新編鎌倉志』は『三浦紀行』の参考にされている文章が見られたことから,『新編鎌倉志』はこの時代の金沢近郊の旅において重要な役割を担っていたと考えることができる。
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1993
著者
蘭信三著
出版者
行路社
巻号頁・発行日
1994
著者
小薗 真知子
出版者
熊本保健科学大学
巻号頁・発行日
vol.9, pp.1-6, 2012-03-31
著者
金井 一彦 森鼻 英征 山崎 敏樹 寺田 邦夫
出版者
The Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers
雑誌
日本造船学会論文集 (ISSN:05148499)
巻号頁・発行日
vol.1972, no.132, pp.269-279, 1972 (Released:2010-01-22)
参考文献数
14
被引用文献数
1

In order to obtain the collapse strength data on the spherical shells suitable to the pressure capsule of DSSV, collapsing tests were conducted using spherical shell models by means of MHI 1, 200 kg/cm2 hydrostatic tank. These models were made from several kinds of materials including ultra-high yield strength steels such as 18% Ni maraging steel, 10% Ni dual-strengthened steels etc., and machined into near-perfect spherical shape or spheres with initial imperfection of various, thicknesses.From these experiments the following conclusions are obtained : (1) Collapse pressure of relatively thick shells (ha/R10≥0.03) agrees to the theoretical inelastic buckling pressure by Gerard et al.(2) The effect of initial imperfections are evaluated by local radius in case of relatively thick shells. But for thinner shells, this method is not sufficient and nonlinear elasto-plastic analysis will be required.(3) Present results will not always agree with Krenzke's data, especially in thinner shells with flat spot.(4) Fracture appearance of collapsed shells are closely related to the fracture toughness of materials.