著者
嘉部 嘉隆 カベ ヨシタカ
雑誌
樟蔭国文学
巻号頁・発行日
vol.30, pp.41-52, 1993-03-20
著者
野村 浩郷
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, 1991-01-15
著者
鶴見 東志子 益田 敦子 大石 正
出版者
奈良佐保短期大学
雑誌
研究紀要 = Bulletin of studies (ISSN:13485911)
巻号頁・発行日
no.16, pp.11-21, 2009-03-31

ジャンガリアンハムスターは, 冬季において日中体温を約10-20℃減少させる日内休眠を示す.今回, 休眠と非休眠の状態において体温および歩行活動の概日およびウルトラジアンリズムの特徴を明らかにすることを試みた.実験の前に, 雄の成体ハムスターを長日・高温(LP-HT)においた, その後, 動物を短日・低温(SP-LT)に移し, 約6ヶ月の間, この条件のもとにおいた.実験中, 体重と摂食量をモニターした.歩行活動と体温のリズムをテレメーターシステムにより3分から5分間隔で記録した.SP-LTに対する反応において二つのタイプが認められた, すなわち, 体温を下げて日内休眠を示すタイプと体温を下げずに日内休眠を示さないタイプである.非休眠個体は実験期間中ずっと体温と歩行活動において概日リズムを示した.一方, 休眠個体は, 日内休眠を示す期間, 体温は概日リズムを示し, 歩行活動は概日リズムとウルトラジアンリズムの両方を示した.しかしながら, 非休眠時における休眠個体は,体温リズムは概日リズムとウルトラジアンリズムの両方の成分を示したが, 歩行活動リズムにおいては, ウルトラジアンリズムのみを示した.この概日リズムとウルトラジアンリズムの分離発現の機能的意味について検討した.
著者
里永 雄一朗
出版者
麗澤大学大学院言語教育研究科
雑誌
言語と文明 = Language & Civilization (ISSN:21859752)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.113-136, 2013-03-30

仏教は一般に普遍的宗教あるいは世界宗教とみなされているが、それが発祥地のインドから世界各地に伝播し土着する過程において、その地域固有の特質をもつにいたったことは周知の事実である。それはそれぞれの地域で普及した仏教思想における自然観にも生きており、インドの「原始仏教」ならびに「如来蔵系経典」においては「ダルマ中心」的自然観、中国の「非情成仏論」においては「衆生中心」的自然観、そして日本の「草木成仏論」においては「自然中心」的自然観が見出せるのである。「自然」との一体性をもち、その心情を重視するような主観的感性を尊ぶ日本人の自然観は、宇宙の原理や法則などを追求しようとする「原始仏教」の「ダルマ中心」的発想をどのように変容させたのであろうか。仏教思想に見るインドと日本の自然観との比較文化的考察を中心とし、特に日本の「草木成仏論」の成立に至る思想的流れを中国の「非情成仏論」にも触れながら追ってみたい 。
著者
小宮 常康 佐藤 喬 Tsuneyasu KOMIYA Takashi SATO
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.9, pp.490-494, 2021-08-15

高校では2022年度から必履修科目「情報I」の学習が始まり,情報教育の充実が図られる.それに基づいて大学入学共通テスト「情報」が加わる方針が示されている.そこで,本会第83回全国大会で開催されたイベント企画「2025年実施の大学情報入試への展望」では,情報教育と情報入試について,これまでの動向と最新情報を提供し,これからの大学情報入試へ向けた展望を議論した.本稿では,本イベントについて報告する.
著者
小城 英子 薊 理津子 小野 茜
出版者
聖心女子大学
雑誌
聖心女子大学論叢 = Seishin studies (ISSN:00371084)
巻号頁・発行日
vol.114, pp.200-166, 2010-02-25

聖心女子大学専任講師(社会心理学)