著者
小田 恂
出版者
耳鼻咽喉科展望会
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.162-171, 2006-08-15 (Released:2011-03-18)
参考文献数
41

耳鳴に関する臨床的事項を比較的最近の文献をまじえながら総説的にまとめた。耳鳴の発生頻度については母集団の選び方によって数値がかなり異なるが, 耳鼻咽喉科外来を訪れる患者のなかの耳鳴患者の頻度, 耳疾患患者のなかの頻度について示した。正常な日常生活を送る人のなかでの耳鳴を自覚している人の頻度を年齢別, 性別にまとめて示した。耳鳴の分類については今まで多くの先人が報告しているが, これらをまとめて実地臨床で利用しやすいかたちの著者の分類を示し, 耳鳴の病態生理についても箇条書き程度に記述した。耳鳴の診断については標準耳鳴検査法1993に基づき, その要点を解説した。耳鳴の治療については薬物治療, マスキングを応用した治療, 心理療法を導入した治療などについて示した。
著者
那須 優子
出版者
文芸春秋
雑誌
文芸春秋
巻号頁・発行日
vol.84, no.5, pp.216-221, 2006-04
著者
吉井 博明
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.49-52, 1987

最近家庭に普及した情報機器の中で特に注目されるのはテレビゲーム機である。ファミコンに代表されるテレビゲーム機は本質的にコンピュータであり, 子どもの遊びと結びつくことによって初めて家庭に普及したのである。子どもの遊ぴを対象により分類すれば, 対自然遊び, 対人間遊び, 対機械 (メディア) 遊ぴの3つになる。テレビゲーム遊びは, メディア (コンピュータ) との対話を楽しむ遊びであり, コンピュータの本質を直観的に理解することなしには楽しめない。子ども達はこの遊びを通して, 第2種のコンピュータ・リテラシーを自然に身につけると考えられる。本報告では, 長野, 千葉, 東京等の小学生とその両親を対象にしたアンケート調査をもとに, テレビゲーム遊びの実態とその社会的意味を探る。
著者
池上 高志
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.413-414, 1994-02-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1521, pp.108-110, 2009-12-21

日本国内が喜びに沸いた「2008年北京五輪・陸上男子400mリレー」での日本チームの銅メダル獲得。男子トラック競技で五輪史上初の快挙となったレースでは、アンカーのベテラン走者、朝原宣治の走りに注目が集まったが、実は技術的に瞠目すべきは第1走者の塚原直貴と第2走者の末續慎吾だ。 というのも、2人は同じ指導者直伝の走りで世界に挑んだからだ。その指導者の名は高野進。
著者
中野重治著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1988