著者
内田 智士 佐々木 達矢 Uchida Tatsuya Sasaki Satoshi
雑誌
【C】平成28年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
巻号頁・発行日
2016-08-31

本発表は,集団がある課題を解決していく上で,個々の学習過程の違いが結果にどのような影響をもたらすかについて,数理的なモデルにより調べることを目的とする。学習過程としては,従来の個人主義的学習方法と,アクティブ・ラーニングに代表される構成主義的な学習方法(分人主義的学習方法)とを比較検討する。また集団が解決すべき課題としては,協調性の発展(協調関係の形成)を取り上げる。協調性は,幼児教育に関する種々の研究によって,最近特にその重要性が明らかになりつつある非認知的スキルのひとつだからである。個人主義的学習においては集団が一様になる傾向があるのに対して,構成主義的学習においては,集団に多様性がもたらされることが明らかとなる。
著者
青山豊太郎 編
出版者
精行舎
巻号頁・発行日
vol.初編, 1892
著者
辻井 弘忠 浅井 貴之
出版者
信州大学農学部
雑誌
信州大学農学部紀要 (ISSN:05830621)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.p91-98, 1985-12

放牧地における自然交配時の木曾馬の性行動のパターン・回数および複数の牝馬が発情している時の性行動について調べた。その結果、乗駕回数が最も多い時間帯は14:00~16:30、射精の多い時間帯は11:00~14:00であった。種牡馬が発情牝馬に対して、求愛→ペニスの勃起→乗駕→ペニスの挿入→射精の完全な性行動を示したものは約11%にすぎず、他はかなり変則的であった。特に求愛行動なしに乗駕・射精に至る例が19%も存在した。一方、複数の牝馬が発情している場合、種牡馬はランダムに求愛、乗駕行動を示した。また、82回の乗駕行動のうち、種牡馬の一連の性行動が途中で中断し、直ちに別の発情中の牝馬を相手に性行動を始め乗駕する場合が13例みられた。The present investigation was carried out on the patterns and its frequency of sexual behaviour in Kiso stallion under natural mating. Most mounting behaviour occurred from 14:00 to 16:30, and most ejaculation behaviour occurred from 11:00 to 14:00 (Fig. 7). The stallion exhibits distinct phases to estrus mare : courtship, erection and mounting, intromissin and ejaculation. But, the perfectry sexal behaviour in stallion was only 11%, the other was irregular sexual behaviour. Specially, the most irregular sexual behaviour which the stallion mounts to estrous mare; brought in the wake of intromission and ejaculation without courtship behaviour was existence 19% (Table 2). When the plural mares are behavioral signs of estrous, the stallion exhibits at randam courtship and mounting to estrous mares. The stallion breaked on the part of the way internuption behaviour on the first estrous mare, at once he began the sexual behaviour to other mare. These cases existed thirteen-eighty seconds. (Table 3.4).
著者
宮崎 純一 中川 幸恵 藤井 文子 原 純也 渡辺 啓子 石川 祐一
出版者
公益社団法人 日本栄養士会
雑誌
日本栄養士会雑誌 (ISSN:00136492)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.327-335, 2017 (Released:2017-09-26)
参考文献数
5

医療・介護における栄養情報の連携は十分とは言えない一方、適切な食形態での食事提供は、栄養状態の改善につながるとの報告があり、栄養管理情報を積極的に発信することが患者のQOL向上に寄与すると考えられる。そこで、栄養情報提供書の作成および研修会による認識の統一を図り、平成29年2月から平成29年3月までに 「医療栄養情報提供書」 を使用した13人を対象に、業務負担軽減への影響と栄養状態の推移を調査し、医療栄養情報提供書の有用性を検証した。栄養情報提供書の作成は普及しているとは言えず、必要性・有用性を実感した回答が得られたものの研修会後の作成率の上昇は見られなかった。しかし、医療栄養情報提供書の活用により、栄養管理計画・栄養ケアプランの作成時間が有意に短縮し、業務負担の軽減が認められた。さらに、栄養状態が改善した患者が46%と、栄養状態の維持のみならず改善も認められ、管理栄養士の記載に特化した標準化した医療栄養情報提供書の有用性が示唆された。
著者
永崎 研宣
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:21888957)
巻号頁・発行日
vol.2017-CH-113, no.6, pp.1-6, 2017-01-28

本稿は,人文系研究データの共有にあたって近年広まりつつあるオープンデータと IIIF という二つの潮流について,それぞれの意義 ・ 可能性 ・ 課題について,論点を整理しつつ今後を見通すことを目指すものである.オープンデータに関しては,デジタル画像資料の利用のしやすさや永続性という点ではメリットをもたらし得るが,異版の登場 ・ 乱立や一次配付元の活動の意義の説明に問題を生じる可能性があり,これを踏まえた評価方法を確立する必要がある.IIIF に関しては,一次配付元の存在感が高まる可能性がある一方で,責任も大きくなる.また,技術的課題もいくつか存在しており,解決に向けての国際的な協調も必要である.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.949, pp.39-42, 1998-07-13

「何もしなければ叩かれる。何かをすれば疑われる。まるで集団暴行を受けているような気分だ」。製缶最大手、東洋製缶の山本晴男総務部長はため息をつく。国の基準は守っている。消費者ニーズにこたえる製品も作ってきた。なのにどうして、自分たちが突然"悪者わるもの扱い"されなければならないのか——。

2 0 0 0 OA 雲村文庫目録

出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.乙 第1輯, 1800
著者
藤木源吾 著
出版者
文晃書院
巻号頁・発行日
1949