著者
永井 宏典 柳沢 豊 寺田 努 塚本 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. UBI, [ユビキタスコンピューティングシステム] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.53, pp.1-8, 2015-02-23

無線センサネットワーク (WSN: Wireless Sensor Networks) は 1 種の分散システムであるため,アプリケーション開発の際,一般のプログラミング言語を用いるとプログラムは複雑になる.本研究では,関数型プログラミング言語である F# を用いたセンサネットワークのためのプログラミング手法を提案する.ツリー状のネットワークを構成し,一つのノードをシンクノードとしてデータを集約する WSN を対象とし,アプリケーション作成のための F# のライブラリを作成した.また,.NET Framework の共通中間言語 (CIL: Common Intermediate Language) コードを実行できる仮想マシンに F# のコードを実行する機能を追加し,この仮想マシンを搭載した小型デバイス上に WSN のアプリケーションを実装した.
著者
平田 圭二 塚本 昌彦 乾 健太郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.86-91, 2014-12-15

情報処理学会が編集発行している雑誌は常に時代の先を見据えてさまざまな企画を実施し記事を掲載してきた.ジャーナル論文誌編集長の乾健太郎(東北大),学会誌編集長の塚本昌彦 (神戸大),ディジタルプラクティス編集長の平田圭二 (公立はこだて未来大学) の3人が集まり,学会出版物の役割や相互の関係,学会出版物の今後などについて,アイディアや意見を交換し,将来の雑誌相互の発展に資する鼎談を行う.
著者
塚本 昌彦 寺田 努 義久 智樹
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

ユビキタスコンピューティング環境において多数のユビキタスデバイスによる群コンピューティングを実現することを目標として、環境内に数百から数千個規模のユビキタスデバイスが存在するときに、デバイス全体を対象としたマクロなプログラミングを行えるような方式を確立した。複数のLEDマトリックス上で光パターンをエディットする方法、グローバル通信とローカル通信を組み合わせてトポロジを構築していく方法などを開発した。さらにプログラム方式としては、ルールベースやプログラム変換、モバイルエージェントなどの枠組みを考えた。
著者
五味 雄一 万井 真理子 森田 圭紀 寺田 努 東 健 塚本 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.5, pp.97-104, 2009-01-19
被引用文献数
1

入院中の患者の娯楽の手段・時間は治療上の制約やプライバシの問題から自宅での生活に比べて大きく制限される.しかし,治療や入院生活における身体的・精神的苦痛や退屈の緩和のためには,患者が自宅と同様に周囲を気にせず娯楽を楽しめる環境が必要である.本稿では,頭部装着型ディスプレイ (HMD: Head Mounted Display) で映像コンテンツを提供することによる苦痛や退屈の緩和の効果を調査し,入院生活における QOL の向上において,HMD による映像コンテンツ視聴の効果を明らかにすることを目的とする.アンケート評価の結果より,入院中の HMD によるコンテンツ視聴が精神的苦痛や退屈の緩和に有効であることがわかった.The entertainment for patients in hospital is strictly limited because of remedial limitations and look at privacy compared with that at home. However, it is important to provide an environment that the patients enjoy entertainment without concerning for reducing the physical pain and tedium of patients in hospital. In this paper, we investigate the effect of offering video contents with HMD (Head Mounted Display) to improve QOL (Quality Of Life). The result of experiment clarified the effectiveness of browsing contents on HMD for relaxation of mental pain and tedium of patients in hospital.
著者
柳沢 豊 塚本 昌彦 劉 渤江 西尾 章治郎
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.10, no.5, pp.761-768, 1995-09-01
被引用文献数
6

Conventionally, the development of a knowledge application system has often been accompanied with the constraction of its underlying knowledge-base system. As a result, such a tight coupling of an application system with its employed knowledge-base system makes it difficult to share and reuse a knowledge-base among different applications. However, large scale knowledge-base should be shared by a wide variety of applications. The efficient share and reuse of knowledge-base among different applications is currently one of the most important research issues in building knowledge systems. Thus, it is important to establish the notion of knowledge-base independence among applications and knowledge-base systems. In this paper, this important notion is first defined by three types of independence : maintenance independence, program independence, and algorithm independence. Then, a dynamic inheritance deduction mechanism is proposed to achieve knowledge-base independence in the environment of object-oriented programming languages. The mechanism acts as the interface between the application and its knowledge-base system : if a message invokes a method, a query for the knowledge-base is automatically generated. The result of reasoning in the knowledge-base dynamically decides the class hieraechy (i.e., the inheritance relation) of the application. By doing so, a knowledge-base can be effectively utilized by different application systems without knowing the detailed structure, which realizes knowledge-base independence. We implemented the dynamic inheritance deduction mechanism using the Objective-C language and the DOT developed in our previous work for deductive and object-oriented extended term representation. Furthermore, based on the proposed mechanism, we constructed the enviroment DOT-ADE (DOT application development environment) for supporting application development.
著者
丸山 裕太郎 竹川 佳成 寺田 努 塚本 昌彦
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.3, pp.1-6, 2009-05-14

ギターは長い歴史をもち,幅広い音楽のジャンルで用いられてきた.しかし,従来のギターはフレット数や弦数の固定された構造をしているため,求められる構造に柔軟に適応できなかった.そこで本研究では,弦の音高を制御する指板ユニットおよび発音のタイミングを制御するピックアップユニットを動的に組み合わせることでさまざまなギター構造に適応できるユニットギター (UnitGuitar) を構築する.UnitGuitar は各ユニットを組み合わせることでさまざまな構造のギターを構築できる.さらに,センサやアクチュエータなど入出力機器を搭載した拡張ユニットを用いて直観的な操作や特殊なエフェクトが実現できる.加えて,UnitGuitar は各ユニットが接続されると接続関係を認識し音色および音高の設定を自動で行う機能をもつ.UnitGuitar の有効性を検証するために 2008 年 12 月 13 日および 14 日に行われた,神戸ルミナリエのイベントステージにてプロトタイプを実運用した.The guitar has been used in various genre of music in its long history. Generally, a guitar lacks structural flexibility to cover variety of playing styles, which has been one of the limitations of performance using it. In this study, we propose UnitGuitar that can dynamically change the structure by dividing and combining finger-plate units that are used for controlling the pitch, and pick-up units that are used for controlling the timing as unit components. The system recognizes the connection relationships among units configure the settings. We developed a prototype of UnitGuitar and used it in the event stage of Kobe Luminarie on December 13 and 14, 2008, which showed the effectiveness of UnitGuitar.
著者
竹川 佳成 寺田 努 塚本 昌彦 西尾 章治郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.111, pp.101-106, 2004-11-06

筆者らの研究グループでは,いつでもどこでも楽器を演奏して音楽を能動的に楽しみたいという要求を満たすため,手軽に持ち歩いて利用できるモバイル楽器の開発を行ってきた.これまで,あたかも演奏しているかのようなPC操作が行える小型鍵盤楽器モバイルクラヴィーアIや,音域変更操作をスムーズに行う仕組みを備えることで,音域が広い楽曲を演奏しやすくした楽器であるモバイルクラヴィーアIIを開発してきた.そこで本研究では、文字入力可能な小型鍵盤であるモバイルクラヴィーアIと,黒鍵追加型小型鍵盤であるモバイルクラヴィーアIIを統合し,より芸術的な文字入力を可能にしたモバイルクラヴィーアIVの構築を目的とする.さらに,モバイルクラヴィーアIVのアプリケーションである歌唱機能について述べ,小型鍵盤を用いた新たなエンタテイメントシステムの可能性について議論する.Our research group has proposed and developed mobile electronic musical instruments to enable users to play music anytime and anywhere. Mobile Clavier I enables a user to control his PC like playing a musical instrument, and Mobile Clavier II is an instrument for playing a music that has a wide diapason easily by the function for changing diapason smoothly. The goal of our study is to construct the Mobile Clavier IV, which is a new musical instrument enables a user to input character artistically by integrating Mobile Clavier I and Mobile Clavier II. Moreover, we discuss the possibility of a new entertainment system by exploiting Mobile Clavier IV to melodia.
著者
板生 知子 塚本 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. HI,ヒューマンインタフェース研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.104, pp.5-12, 2003-07-10
参考文献数
1
被引用文献数
5

ウェアラブル司会とは,イベントなどの司会者がHMD(ヘッドマウントディスプレイ)と小型コンピュータを装着し,講演者紹介などの決められた台詞やフロアにいるディレクタからの指示をHMDに表示しながら司会進行を行なうことである.ウェアラブル司会では,フロアのディレクタから司会者に会場の反応を反映したり,進行状況に応じて進行のタイミングを指示することが可能となるため,司会者は非常に円滑な進行のもとで会議の雰囲気を高められるものと考えられる.筆者らは,第65回情報処理学会全国大会の「ウェアラブルコンピューティング」特別トラックにWG委員/委員長として参加し,全3日間に渡るこのトラックで実際にウェアラブル司会を行なった.その結果,ウェアラブルコンピュータを活用することにより,機能性,舞台演出などに関して,従来にない新しい形式での司会進行が実現できることを実証した.同時に,コンピュータの操作性や装着性,ファッション性,スタッフ間の協調手段などにおける問題点を抽出した.
著者
磯山直也 寺田努 塚本昌彦
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.7, pp.1-6, 2012-07-07

近年,インターネットの普及等により情報過多が問題視されており,適した情報をすぐに取得することや重要な情報を見落とさないことが困難になっている.一方,ウェアラブルコンピューティングシステムへの注目とともに,ユーザの行動や状況を認識し,状況に合わせて適切に情報を提示する手法が数多く提案されている.このようにユーザはいつでもどこでも情報を閲覧することが可能となってきているが,提示情報以外の情報取得を補助することや,実世界上の偶然的な出来事に気付くことのできるようなシステムはこれまでに存在していなかった.本研究では,先行する事柄が後の事柄に影響を与えるというプライミング効果を利用し,ユーザの関心事に関連する視覚情報を常時閲覧させることにより,無意識的に特定の情報に気付きを与えるシステムを提案する.本稿ではまず,聴覚情報を取得することに対する視覚情報の補助的効果について予備調査を行なった.予備調査の結果から視覚情報を与えることによって,聴覚情報取得において影響があるユーザがいることを確認した.また,ユーザが関心事に関する視覚情報が得られるよう,画像や動画を提示するシステムを実装した.
著者
上田 宏高 門林 理恵子 萩野 浩明 塚本 昌彦 西尾 章治郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.414-423, 1998-02-15
被引用文献数
2

本稿では,分散型知識ベースシステムを用いたメール配送システムの構築について述べる.筆者らの研究グループでは,グループ通信をサポートする従来のシステムでは不完全であった送受信双方の選別要求を満たすことを目的として,推論機構によるグループの動的構成手法を用いたメール配送システムMILD (MaIL Distribution system)を開発し,2年間にわたり運用を進めてきた.MILDは指定された条件を満たすユーザからなるグループを知識ベースシステムを用いて動的に構成し,電子メールを配送するシステムである.しかし,運用を進めるうちに,知識管理の困難化,配送遅延の増大等MILDが集中管理型システムであることに起因する問題点が明らかになってきた.今回,筆者らはこれらの問題点を解決するため,MILDの分散化を行った.システムおよび知識を分散化することによって,MILDは,広範囲にわたるユーザが柔軟なグループ通信を容易に利用できるシステムとなった.In this paper,we present the design and implementation of a decentralized mail distribution system using knowledge-base systems.In these two years,we have developed and maintained a system for distributing mails using a reasoning-based dynamic group construction method,called MILD(MaIL Distribution system).However,in a practical use,various problems have identified to be serious.One of them is the difficulty in managing large size of knowledge-base,and another is the increase of the delay time for mail distribution caused by the long reasoning time.We consider that the centralized management of MILD is the main reason for such problems.Therefore,we designed and implemented a new version of MILD,which we call MILD3,where servers and knowledge-bases are decentralized onto several hosts.In MILD3,each knowledge-base is managed independently by each organization,and it can be used in an integrated way for mail distribution.Furthermore,because of decrease of the reasoning time,it becomes possible to distribute mails in a shorter time than the previous MILDs.As the result,the new version of the MILD can provide a more flexible group communication for a large number of its users.
著者
柴田 一 塚本 昌彦 西尾 章治郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学
巻号頁・発行日
vol.95, no.287, pp.25-32, 1995-10-06
被引用文献数
3

本稿では移動体計算環境における問合せ処理方法に関して、特に複数の移動ホストを問合せ対象とする場合について、5種の問合せ処理方法の性能評価を行う。ここで5種の問合せ処理方法とは、単一ブロードキャスト通知法(SBN:Single Broadcast Notification)、二重ブロードキャスト通知法(WBN:Double Broadcast Notification)、ブロードキャスト問合せ法(BQF:Broadcast Query Forwarding)、単一デフォルト問合せ法(SDN:Single Default Notification)、二重デフォルト問合せ法(WDN:Double Default Notification)である。問合せの種類。ネットワークの形状、移動ホストの移動頻度、問合せの発生率、問合せ対象の移動ホストサーバ数などのネットワーク・パラメータに応じて、これらのうちどの方法が最適となるかを示す。さらに、問合せ対象となる移動ホストサーバ数が最適な問合せ方法に及ぼす影響について明らかにする。
著者
塚本 昌彦 寺田 努 義久 智樹 義久 智樹
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

本研究では、実世界に多数散らばるユビキタスデバイスをそれらのトポロジを用いてプログラミングする(群コンピューティング)枠組みを構築した。特に、ネットワークのトポロジを用いてうまくコーディングしていくこと(トポロジコーディング)を考えた。まず最初に、格子状のネットワーク上でグローバル通信とローカル通信を組み合わせて全体制御をする枠組みGlocalGridを設計し、デバイス、システムを実装した。さらに、主としてセンシングデータ収集を行うことを想定して、さまざまな効率的なアルゴリズムを検討した。応用分野としてはダンス、演劇、スポーツなどのアート・エンターテインメント分野を考え、システム展開を図った。
著者
田中 宏平 田中 聡 木下 浩平 南 靖彦 村尾 和哉 寺田 努 塚本 昌彦 西尾 章治郎
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.4, pp.1-8, 2009-05-15

電子情報技術は,人々の注目を集めたり,新たなインタラクションの幅を広げる可能性をもつ.本研究では,そのような電子情報技術の有効利用を目指し,募金活動における寄付行為を促進するための IT 募金箱を作成する.派手なイルミネーションの募金箱やセンサによる状況認識技術を用いることでインタラクティブな募金箱を作成し,神戸ルミナリエの募金活動において実運用することで,その効果を評価した.運用を通じて,単純な電子情報技術を活用ではなく,その活用方法を工夫することで効果を得られる可能性があることがわかった.Electronics and information technology have great potentials to attract people's attention and to improve interactions among people. In this study, as an example of utilizing information technologies to objects conventionally used without IT, we create new several collection boxes to encourage donations. We implemented three collection boxes such as a box with fancy illuminations and a sensor-enabled interactive box. We actually used them through the activity of donations in Kobe Luminarie 2008 and evaluated the effect of new technologies. We found that the appropriate use of technologies makes the donation activity effective.
著者
岡田 直之 佐野 渉二 寺田 努 塚本 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.28, pp.25-32, 2009-03-06

近年,携帯電話の高性能化が進み,その用途が広がっている.これに伴い携帯電話に写真編集やウェブブラウジングなどのアプリケーションが搭載され,携帯電話上でもポインティング操作が必要不可欠となりつつある.しかし,携帯電話には表面にボタン型入力装置が設置されており,片手で操作する場合には手で把持しながら範囲指定やドラッグなどのポインティング操作を行うことは困難である.そこで本研究では,デバイスの背面にポインティング装置を設置して利用する背面ポインティングに着目する.本研究では,携帯電話の背面にタッチパッドを装着し,前面でキー操作を行いつつ背面タッチパッドによるポインティングを行う環境を想定する.背面タッチパッドの利用により効率的な入力が実現できるが,予備実験により背面でポインティングを行う場合には操作しにくい方向があり,ポインティングが安定しないという問題があることがわかった.そこで提案方式では,ユーザが行う操作に対して方向別にカーソル移動量を調整する操作量フィルタと操作方向を 8 方向に強制的に変換するフィルタを提案し,操作性の改善を実現する.評価実験により,提案方式を用いることで背面タッチパッドの操作性が改善されることがわかった.Recently, portable devices such as mobile phone are used in various purposes because of explosive popularization of mobile phones with high efficiency. Accordingly, various applications such as photo editor and web browser have become to be used on mobile phones. Although these applications need pointing operations for effective use, it is difficult to do pointing operation on mobile phones because users operate the device with their one hand while holding the device by the hand. Therefore, the goal of our study is to construct a pointing operation specialized to a back touch pad. In our using assumption, users input characters with front keys on a mobile phones and operate a pointer with the back touch pad. We achieve the efficient input with the proposed method. However, as the result of pilot study, the proposed using style has a difficult direction of pointing. To resolve this problem, we propose a filter which adjusts distance of cursor according to a direction and that forcibly converts direction of operation into eight directions.
著者
塚本 昌彦 義久 智樹
出版者
神戸大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2007

近年モバイルコンテンツが急激に増え、人々は携帯電話などを用いてアウトドアでメールやWebなどのコンテンツを利用するようになってきている。本研究では、このような状況を支援するため、アウトドアでウェアラブルな入出力デバイスを用いて大量の情報の操作を行うためのインタフェースを開発している。本年度は昨年度開発したシステムやテストの結果から得られた各システムに対するニーズや問題点などのフィードバックをもとに、今までのシステムを統合したルール処理エンジンを作成した。また、このルール処理エンジンを組み込んだマルチモード型デバイスの試作も行った。さらにマルチモードデバイスを用いた様々な状況依存型の入力方法について検討し、いくつかのシステムを構築した。両手に加速度センサをつけて角度でポインティングを行うXANGLEや、ボタンの押下時間を利用して少数のボタンに多数の機能を割り当てる方式、アナログジョイスティックと多層パイメニューを用いる方式、フットステップの動きを用いる方式など、さまざまな状況下で有効に活用できるような手法を実現し、検証を行っている。本研究に関して、本年度は論文1編と国際会議3編、国内研究会等6編の研究成果が出ている。現在さらに何編かの論文をまとめ、投稿中となっている。この分野は、今後、ユビキタス社会が進展するに伴い、ますます重要となる分野であるため、本研究で生み出された手法が実際に世の中で有効に活用されるようになる日は近いうちに必ず来るものと考えられる。
著者
Loh YinHuei 原 隆浩 塚本 昌彦 西尾 章治郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.203, pp.61-66, 1999-07-23

近年, 無線通信技術の急速な発展により, 移動体計算環境が普及しつつある。移動体計算環境では, 無線の通信範囲の制限や移動体の省電力などのために, サイト間の断線が頻繁に発生する。断線した複数のサイトにおいて, 同一データの複製を更新するトランザクションが同時に実行されると, そのデータの一貫性が損なわれてしまう。そこで本稿では, サイトの断線時に, トランザクションの発生確率とホスト間の断線時間により, データベースの更新制御法をトークン手法と楽観手法のいずれかから動的に選択する手法を提案する。トークン手法では, 断線時に, トランザクションの実行権利を唯一のサイトに与えることで複製間の一貫性を保証する。一方, 楽観手法では, 複数の断線したサイトで同時にトランザクションを実行でき, 再接続時に更新操作の衝突を検出すれば, 一部のトランザクションをロールバックする。
著者
冨林 豊 竹川 佳成 寺田 努 塚本 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.78, pp.39-44, 2008-07-30

近年,人と音楽との新たな関わり方として,クラブやイベント会場における BGM の選曲や再生をコントロールする DJ (Disc Jockey) が現れた. DJ は選曲を行い,曲と曲のスムーズなつなぎ合わせやエフェクトの選択を行い,聴衆を盛り上げる重要な役割を持つ一方,行動範囲は機器が設置されているブース内に限られている.そこで本研究では,ウェアラプルコンピューティング技術を活用することで,この問題を解決した新たな DJ 支援システムを提案する.提案システムでは装着型の無線通信機能付き加速度センサとジェスチャ認識技術を活用することで,場所を問わずに直観的な操作で DJ パフォーマンスを行える.本研究では,2007年神戸ルミナリエのイベントステージにて実際にシステムを試用し,BGM の制御を行った.また,評価実験により,状況認識用のセンサを新たに装着することで認職精度を損なうことなく自由度の高いジェスチャ認識が行えることを確認した.In recent years, DJ (Disc Jockey) who selects and plays music has attracted a great deal of attention. DJ selects music, changes the playing music to another music smoothly, applies the effect, and excites audience. DJ cannot get away from the booth where there are DJ equipments. Therefore, in this study, we propose a new DJ system that solves this problem by using wearable computing and behavior recognition technologies. The system proposed enables DJ to perform DJ techniques by intuitive gesture operations using wearable acceleration sensors. We have actually used our prototype system on an event stage of Kobe Ruminarie in 2007. We have evaluated the accuracy of the gesture recognition by changing the parameters, and we confirmed the effectiveness of the proposed system.