著者
谷本 太朗 小林 敬明
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.215, pp.33-37, 2011-03

意図しないシステム停止を抑え、また仮に停止した場合でも迅速に復旧させるには、運用フェーズでシステムの稼働状態を綿密に監視し、異常が見つかったらすぐに対処する必要がある。 ただし、構築が完了したシステムを運用部門や運用監視サービスを手掛けるデータセンターに持ち込めば、それだけで希望通りの可用性が必ず確保されるというわけではない。
著者
中村 恵美子 伊藤 誠治 林 敬子 馬場 孝秀
出版者
日本作物學會
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.75, no.3, pp.318-326, 2006-07-05
参考文献数
34
被引用文献数
3

北陸地域においてより安定的した収量性、精麦品質をもつ新品種を育成するために、現在栽培されているミノリムギとファイバースノウを含む精麦用オオムギ4品種を用い、収量や精麦品質の年次変動の品種間差を調査した。その結果、穂数、千粒重、整粒歩合、粗蛋白含有率、硝子率、硬度差の各形質では、品種と年次との交互作用は検出されなかった。一方、整粒重、リットル重、55%搗精白度、55%搗精時間には交互作用があった。ミノリムギはオオムギの生育に良好な年では整粒重が多かったが、多雪年や登熟期に降雨が多い年では整粒重の低下が著しかった。一方、北陸皮35号は整粒重の年次変動が少なく安定的な品種であった。リットル重は年次によって最も重い品種と軽い品種が異なっていた。55%搗精白度と55%搗精時間においては、シュンライが年次変動が最も小さく安定していた。ミノリムギは年次にかかわらず55%搗精白度が最も低く、55%搗精時間が最も長かった。整粒重には登熟期の降水量や積雪の多少が、リットル重、55%搗精白度、55%搗精時間には登熟期の降水量がそれぞれ影響を及ぼし、その程度は品種により異なっていた。整粒重、リットル重、精麦品質が安定して高位である形質をもった品種育成のためには、多雪年を含み登熟期の降水量の異なる複数年の試験を行うことが必要であると考えられた。雲形病発病程度は年次間差のみあり、罹病性品種は自然感染の条件下では安定して発病しなかった。
著者
武林 敬
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
日本油化学会誌 (ISSN:13418327)
巻号頁・発行日
vol.48, no.9, pp.861-869,928, 1999-09-20 (Released:2009-11-10)
参考文献数
3
被引用文献数
5

粉体を扱う業界において, 紛体そのものの製品化を行うことは少ない。その理由として, 紛体の特性, 粒子形状および粒子径によって, 本来必要とされる紛体なお持ち味が十分に生かしきれないことが多いためと考えられる。その場合, 目的用途に合わせた形に造粒したほうが, ハンドリングあるいは後工程の操作が非常に容易となる。ここでは, 一般的な流動層造粒について解説を試みる。
著者
上林 敬宗
出版者
法政大学
雑誌
経済志林 (ISSN:00229741)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.247-277, 2000-11-30
著者
小林 敬 延原 肇
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.25, pp.135, 2009

同じカテゴリ内の大量のwebページに対してのソーシャルブックマークからその傾向を把握するために、3次元統合視覚化システム「Bookmark Visualizer」を提案する。Bookmark Visualizerは、階層的クラスタリング手法を用いてwebページの大量の3次元データセットを適切に加工・統合し、1つのグラフ上に取得したデータをプロットする。はてなブックマークの8つのカテゴリから2009年5月2日に取得したSBMデータを用いた実験で、提案システムの有効性を検証する。
著者
大谷 靖 川瀬 勝凡 林 敬一郎 龝本 晃 平山 宏 中村 勝一 小倉 勲
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
薬学雑誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.89, no.8, pp.1115-1118, 1969-08

Formation of azulene from hydronaphthalene by the application of Lang's method was observed when using decalin as the starting material, with single metal such as iron and Raney nickel or activated carbon as a catalyst, and the amount of the product was greater when using trans-decalin rather than cis-decalin. This is considered to be due to the difference in the distance between hydrogen atoms at 5- and 9-positions. A part of the cis isomer was found to change into the trans type when heated. There was no formation of azulene when using tetralin as the starting material. The spectra of azulene solution after irradiation of ultraviolet or γ-rays showed smaller change in absorption intensity than that of guaiazulene. Irradiation of γ-rays on azulene solution was found to produce reduction and polymerization, as in the case of guaiazulene, from the result of gas chromatographic analysis. In the case of oxygen-containing compounds, irradiation with ultraviolet or γ-rays was found to produce turbidity but isolation and identification of this product were not possible due to the minute amount formed. These irradiation experiments indicated that azulenes without a side chain were more stable than guaiazulenes.
著者
小林 敬一
出版者
日本教育心理学会
雑誌
日本教育心理学会総会発表論文集
巻号頁・発行日
no.42, 2000-07-25

日本教育心理学会第42回総会本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである
著者
小片 守 林 敬人
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

小児・高齢者に対する身体的虐待に基づく多発外傷によって好中球が各臓器内に浸潤することを,好中球マーカーmyeloperoxidase,接着因子P-selectin,遊走因子interleukin-8等を指標とした免疫組織化学によって証明し,身体的虐待の法医学的証明法として有用であることを明らかにした。さらに,好中球が産生する組織障害因子がすでに発現しており,被虐待者は多臓器不全の前段階ともいうべき状態にある可能性が示唆された。
著者
小片 守 林 敬人
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

各種虐待の法医病理学的証明法の開発を目的として, まず高齢者虐待例の胸腺・副腎重量を対照例と比較したところ, 重量に有意差を認めなかった。しかしながら, 虐待期間が3ヶ月未満の虐待例の副腎重量は対照例に比して有意に増加していた。次に, 各種臓器に浸潤する白血球数を検討したところ, 特に肺・肝臓において虐待例で有意に増加しており, 高齢者に対する身体的虐待の法医病理学的証明法として有用である可能性が示唆された。
著者
小林 敬一
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.p297-305, 1995-09

Various resources can be used to prevent from forgetting things : for example, habitual actions to use external memory devices, metamemory knowledge of external memory devices, script knowledge for planning, and others' aids. The availability of the resources is not equal for anyone, however. The purpose of the present study was to examine developmental changes in contents of the available resources and the relationships among the resources for elementary school children in their homes. The questionnaires concerning the resources were administered to seventy second graders, sixty-six fourth graders, seventy-one sixth graders, and their parents. As results, the children's knowledge increased with grades, while parental aids decreased with grades. Significant (marginally significant) correlation between children's knowledge and parental aids were found in fourth graders only. Moreover, there was a significant (marginally significant) correlation between children's habitual actions to put the room in order and children's script knowledge in fourth and sixth graders, although differences in habitual actions among graders were not significant.