著者
杉森孝次郎著
出版者
中央公論社
巻号頁・発行日
1937
著者
杉森孝次郎著
出版者
隆文館
巻号頁・発行日
1922
著者
杉森孝次郎著
出版者
研進社
巻号頁・発行日
1947
著者
杉森孝次郎著
出版者
育生社弘道閣
巻号頁・発行日
1941
著者
森 玲奈
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.445-455, 2008-03-10 (Released:2016-08-04)
参考文献数
47
被引用文献数
3

研究の目的は,ワークショップのデザイン過程におけるベテラン実践家の特徴的思考を明らかにすることである.本研究では,ベテラン実践家とその集団に属する初心者2組を選定し,発話思考法を用いた実験を行った.分析は,まずベテラン-初心者間における発話の流れを比較し,その上で2人のベテランに共通する特徴を検討した.その結果,ベテランにおけるデザイン時の発話には,依頼内容の確認・解釈の後,コンセプトの立案を行うという共通の流れがあることが明らかになった.また,ベテランの特徴として,(1)依頼内容に対する幅広い確認を行うこと,(2)デザインの仮枠となるデザインモデルを使用すること,(3)保留や選択の余地を残した「やわらかな決定」を行うこと,(4)スタッフの育成に対する意識とデザイン力を持つこと,(5)過去の実践体験の想起や経験から構築された慣習を用いてデザインを行うこと,が明らかになった.さらに,ベテランには経験に裏づけられた「個人レベルの実践論」があることが示唆された.
著者
井坂 吉宏 森脇 恵美子 沼口 隆太郎 日浦 義和
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.277-283, 2021-04-30 (Released:2021-04-30)
参考文献数
14

通院加療中の2型糖尿病患者の長期的な血糖コントロール不良に関連する因子を明らかにするために後ろ向き観察研究を行った.1年以上通院しているHbA1c 8 %以上の患者62例を抽出し,主治医にアンケート調査を行い不良要因の項目を作成,HbA1cの推移を予測する因子について解析を行った.2年間通院を継続していた53例のうち,2年後HbA1cが8 %未満に改善したのは23例(43 %)で,ロジスティック回帰分析にて調査開始時HbA1c高値,通院年数が長い,若年が2年後HbA1cの非改善に,独立して有意に関連していた.また通院しているが血糖コントロール不十分な患者の多くは心理行動面の問題を抱えており,複数以上の問題を有する患者では,そうでない患者と比べて有意に年齢が若く,HbA1cの改善も乏しかった.こういった患者に対してどのような援助ができるのか,議論が必要である.
著者
森 拓哉 鈴木 栄幸
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.33-36, 2014 (Released:2018-04-07)
参考文献数
4

本研究ではTwitterとNAVERまとめを用いたノートテイキング手法を提案し、評価実験を行った。評価実験では大学生の2グループに紙ノート使用(以降、紙群)とTwitter・NAVERまとめ使用(以降、Twitter群)の2条件で講義ノートを作成させ、授業後、確認テストを実施した。その結果、講師の印象的な発言を挙げる問題と講義で紹介された5つの事例(理論)を挙げる問題においてTwitter群が紙群よりも得点が高いことが確認できた。被験者が構成したノート内容を比較したところ、Twitter群のノートは紙群と比較して①情報量が多いこと、②自身の理解プロセスの再構成になっていること、が確認された。
著者
植木 寛 三樹 修一 川嶋 善仁 本屋敷 敏雄 森田 哲生
雑誌
福山大学薬学部研究年報 = Annual report of the Faculty of Pharmacy & Pharmaceutical Sciences, Fukuyama University
巻号頁・発行日
no.16, 1998

バナデートは、摘出ラット脂肪組織の穎粒画分に存在するチロシンキナーゼ(PTK)、ミエリン塩基性蛋白質キナーゼ(MBPK)、cAMPホスホジエステラーゼ(PDE)の活性を促進した。部分精製PDE活性はPTKやMBPK画分の添加によって増強した。MBPK画分はウエスタンプロット解析によってMAPキナーゼ(MAPK)を含むことが確認された。これからの結果は、バナデートがバナデート感受性PTKによるMBPK、恐らくMAPK、の活性化を介してPDEの活性を増強することを示唆する。
著者
山崎 貴子 伊藤 直子 岩森 大 堀田 康雄 村山 篤子
出版者
日本食生活学会
雑誌
日本食生活学会誌 (ISSN:13469770)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.193-201, 2008-12-31 (Released:2009-05-01)
参考文献数
18
被引用文献数
5 1

本研究ではいも類, 根菜類, 果菜類, 葉菜類を低温スチーミング調理し, 糖およびビタミンCの測定, 官能評価, 衛生面から検討した。低温スチーミング調理では茹で加熱に比べて糖やビタミンCの残存率が高かった。また葉菜類では40-50°CのスチーミングによりビタミンCが増加した。さらに調味料の浸透性, 殺菌効果の面でも効果があることが示され, 官能評価でも高い評価が得られた。  以上の結果より, 低温スチーミング調理は食材ごとに適切な温度で加熱することで, より栄養・機能性成分を保持し, 素材本来の風味を生かすことのできる調理法であることが示された。今後はさらに食品の成分変化, 特に酵素との関係の解明とこれらの食材の利用によるメニュー開発を検討していきたい。  最後にオーブンレンジ型低温スチーミング装置をご提供くださいました東芝家電製造株式会社に深く感謝いたします。