著者
楊 凱 工藤 博幸 斎藤 恒雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.21, no.78, pp.67-72, 1997-12-12
参考文献数
10

本論文では、ウェーブレットゼロッリーを用いたエントロピー制約付き画像符号化の一手法を提案する。ウェーブレット変換の特徴として、周波数領域のみならず、画像空間領域での局所的性質を記述することができる。本文では、その特徴を如何に画像符号化に適用するか、さらにレート歪みの意味での最適値は如何に達成できるかについて検討する。われわれはゼロツリー剪定のレート歪みの関係を評価した上で最適な量子器を設定する手法を提案した。提案した新しい符号化方式でシミュレーションを行った結果、EZW及びSFQ並みの性能が得られ、本手法の有効性を確認して.
著者
楊 学虎 冨永 茂人 平井 孝宜 久保 達也 山本 雅史
出版者
THE JAPANESE SOCIETY FOR HORTICULTURAL SCIENCE
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.227-234, 2009
被引用文献数
2

タンカン果実の連年安定生産技術改善のための基礎的知見を得るために,'垂水1号'を供試して,果実発育,着色,果汁成分,砂じょうの発育および呼吸活性の時期別変化を調査した.果実は7~12月にかけて旺盛に肥大し,それには7~11月にかけての砂じょう重の増加が大きく寄与していた.12月以降,果実肥大は低下した.じょうのう当たりの砂じょう数は7月には収穫時とほぼ同数であった.砂じょう長は8~2月まで緩やかに増加した.砂じょうの呼吸活性は7~11月にかけて急速に減少し,11月以降はほぼ一定であった.果皮の着色は10月から始まったが,果肉の着色より遅れた.糖度(Brix)は10月から増加し,それは主要糖であるスクロースの増加によるものであった.グルコースとフルクトースの含量は低かったが,収穫直前にわずかに増加した.滴定酸含量は8月に最高値を示した後,12月まで急激に減少した.12月以降は1%前後で推移した.滴定酸含量は果汁中で90%以上を占めるクエン酸の変化と一致した.クエン酸以外にリンゴ酸が検出されたが,リンゴ酸含量は終始低かった.<br>
著者
中島 雄太 楊 寅 南 和幸
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) (ISSN:13418939)
巻号頁・発行日
vol.133, no.12, pp.358-364, 2013-12-01 (Released:2013-12-01)
参考文献数
13

This paper presents a cell compression stimulus microdevice intended to evaluate the real-time response of cells to compression stimuli. The presented device consists of cell inlet ports, a pressure inlet port, a gasket, microchannels, culture chambers, and a diaphragm on the culture chamber for applying compressive pressure to cells. Compression stimuli applied to the cells can be controlled by regulating the expansion of the diaphragm via a pressure control. The device permits the observation of cellular responses to compressive pressure in real time because it is made of transparent materials and stimulates the cells without deforming the cell culture surface, when observed by optical microscope. We observed the cellular deformation and response behavior using a fabricated microdevice in real time. The changes of intracellular calcium concentration before and after compressive stimuli were observed by the fabricated device. Also, the intracellular maximum strain part and strain distribution of a cell that received compression stimulus were clarified by FEM analysis. These results indicate the device is expected to clarify the cellular mechanoreceptor mechanisms and signal transduction pathways and facilitate the control of stem cell differentiation by a combination of the experimental results and FEM analysis results.
著者
楊 寧 伊原 久裕
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.73, 2014 (Released:2014-07-04)

近年、日本語と中国語を併用した外国人向けのパンフレットや、説明書、対訳本などの印刷物が目につくようになった。このような多言語併記のためのタイポグラフィでは、いかに版面の「調和」をとるのかが重要な課題となっている。「調和」のとれた組版を実現するため、各言語の読みやすさを確保しつつ、それぞれの組み方の調整を図る必要がある。本稿では、字間と行間の関係に着目し、中国語の本文組みにおける読みやすい組み方について考察することとした。結果は以下のとおりである。本文組に対して、ベタ組から8分のアキまでの字間、4分の3のアキから全角までの行間の組み合わせがより読みやすいという結果が得られた。まだ、字間を少々広げることが好ましいと見なされている傾向が明らかとなった。

1 0 0 0 OA 神の憐と審判

著者
水島行楊 著
出版者
正教会事務所
巻号頁・発行日
1913
著者
鈴江 亮介 芹川 聖一 山脇 彰 楊 世淵 張 力峰 宮田 康平 高橋 俊太
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.275, 2011-09-26 (Released:2013-03-05)

近年、地球温暖化による気温上昇により夏の気温が年々上昇している。それに伴い夏は昼夜問わずエアコンで室温を下げ、体感温度を調節している。しかし、エアコンは室外では使用できないため、体感温度を調節することができない。そこで本研究では、ペルチェ素子を用いた体感温度調節装置を提案する。ペルチェ素子とは、電流を流すことにより一方の面で熱を吸着し、もう一方の面で熱を発散する素子である。ペルチェ素子で水を冷却し、その水をポンプで循環させる。そして冷えた水から媒体を介して首周りに当てることで体感温度を下げることができる。これにより、室外でも体感温度を調節することができる。

1 0 0 0 OA 建陽縣誌8卷

著者
明楊徳政等纂
巻号頁・発行日
vol.[1], 1601
著者
横井 俊夫 しゃ 錦華 陳 淑梅 亀田 弘之 楊 立明 大野 澄雄
出版者
東京工科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2002

本研究は当初の計画に従い以下の研究成果を得た。1.中国語音節片仮名表記法(jピンイン)の最適化中国在住の中国語母国語話者を対象とする聴取実験により、中国語音節の日本語仮名表記法(jピンイン)を体系として最適化した。なお、以下の研究成果はこの成果に基づき実現されたものである。2.日中対応表記辞書のコンテンツの作成と評価一般旅行者用観光ガイドブックの索引情報や中国資料集を素材として、一般観光客に有用な地名(観光地名477個、都市名80個)および主要な人名(姓51個、名45個)を網羅的に収集し、データベースシステムACCESS2000に格納した。また、学術的観点・実用的観点からの妥当性を確認した。3.知的検索支援システムの実装と評価中国語未学習の日本人でも比較的容易に入力できるように、ピンイン入力、偏や旁さらには画数による文字候補限定による入力の他に、図形的類似に着目する「日中類似変換」方式を提案し、知的検索支援システムとして実装し、学術的観点・実用的観点から妥当性を確認した。4.日中表記対応辞書のシステムとしての評価上記の中日表記対応辞書と知的検索支援システムとをHTML、php、VB、MySQLにより作成し統合した。中国語(GB2313コード)入力に関しては既存の日本語用IME(4,402文字)と上記4の方法(2,361文字)を併用する方式を採用した。5.Webサーパーの構築とWeb化の実験上述の成果をWeb形式で公開するためにWebローカルなサーバーを構築し、マニュアルのオンライン化を含めWeb化実験を行ない、初の計画通りの動作を確認した。6.システムの総合的評価最終年度統合した辞書・検索システムをアンケート形式で総合的に評価し、表示画面の構成、操作性、機能性に関し概ね良好であることを確認した。
著者
中田 武志 楊 菲 吉田 晃人 立間 徹 玉田 薫
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学 (ISSN:03885321)
巻号頁・発行日
vol.32, no.11, pp.727-732, 2011-11-10 (Released:2011-11-15)
参考文献数
12

Remote photocatalytic reaction of a Pt-modified TiO2 thin film was investigated by using Ag nanosheet as a marker. The Ag nanosheet is a two-dimensional crystalline film composed of myristate-capped silver nanoparticles (d = 5 nm), which has a strong localized plasmon absorption band at λmax = 470 nm. The Ag nanosheet on a 50 nm gold film was set on a measurement cell at 10 μm distance from the Pt-modified TiO2 film. Then the refractive index change of Ag nanosheet was real-time monitored by a surface plasmon resonance (SPR) technique under UV light irradiation (wavelength: 365 nm) from the back side of the TiO2 film. The plasmon resonance angle shifted to lower angle in consequence of the degradation of Ag nanosheet due to the remote photocatalytic reaction. We found the reaction was continued even after stopping UV irradiation, i.e., a chain reaction in Ag nanosheet was suggested. The chain reaction was influenced by N2 gas purge as well as the ligand exchange of myristate capping molecules to alkyl thiolate.