著者
星 郁雄 天野 洋 橋本 大志 田中 大智 下馬場 朋禄 角江 崇 伊藤 智義
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J103-D, no.11, pp.808-816, 2020-11-01

近年,深層学習についての研究が盛んに行われている.その中でも,再帰型ニューラルネットワークはネットワーク内に再帰構造をもつ深層学習の一種で,時系列データの扱いに優れていることから音声認識や自然言語処理の分野で高い成績を残している.再帰型ニューラルネットワークに限らず深層学習では,高い性能の反面,計算コストが多い.そのため,クラウドコンピューティングやGraphics Processing Unitを用いて計算する研究が進められている.しかし近年では,応答性の観点から,この計算をクラウドコンピューティングのように別の場所に送信し計算するのではなく,エッジ側での処理が求められるようになってきている.そこで本論文では,回路を自由に書き換えることができるField Programmable Gate ArrayにRNNの推論器と学習器を実装し,回路の評価と,実際に音声識別を行った結果を評価した.
著者
山崎 義人 橋本 大 重村 力 山崎 寿一 杉野 香織 上野 浩一
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.72, no.612, pp.57-62, 2007
参考文献数
22
被引用文献数
2 2

The population of Japan will change to a decrease. In such situation, it is important to pay attention where population had kept increasing. This study aims to clarify the feature about population increase and to clarify the feature of Boze island according to the population increase The following four points are understood. 1) the feture of population increasing at Boze island. 2) the transformation of Boze island related to the population increase 3)the folk customs, and the feature of residents' composition at home, in Boze island 4) Possibility that residents have removed frequently in this island Above, the dwelling system of this island is considered.
著者
橋本 大二郎
出版者
日本法政学会
雑誌
法政論叢 (ISSN:03865266)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.233, 2017 (Released:2017-11-01)
著者
橋本 大也
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.1195-1204, 2006-11-15
被引用文献数
9
著者
芝 直哉 橋本 大祐 中谷 祥子 岡村 ひろ子 木下 肇 大塩 稔 青山 早苗 柳澤 昭夫
出版者
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
雑誌
医学検査 (ISSN:09158669)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.570-575, 2016-09-25 (Released:2016-11-10)
参考文献数
11

我が国の悪性新生物による死亡は増加傾向にあり,中でも大腸がんは2015年部位別罹患数予測の第1位である。そこで現状把握のため2014年4月から2015年9月の間に当センターで下部消化管内視鏡的に採取した248例・645病変の結果をレトロスペクティブに分析した。今回は特に部位別の検討を行ったが,良性悪性ともに分散しており偏在を認めなかった。年代別では,60代・4.1%,70代・5.8%,80代・19.3%と年代が上がるにつれて悪性率が上昇した。また,大きさ別にみると,5 mm未満では悪性病変を認めず,5 mm以上10 mm未満では1.8%,10 mm以上20 mm未満では13.9%,20 mm以上では62.5%と,大きくなるにつれて明らかに悪性率が上昇していた。型別にみると,病変数はIs型が圧倒的に多いが,悪性率は1.4%と高くなかった。1型以上の場合は78.6%と悪性率が高く,特に上行結腸での率は高く注意を要すると考えられた。鋸歯状病変については,過形成性ポリープ(HP),高基性鋸歯状腺腫/ポリープ(SSA/P),古典的鋸歯状腺腫(TSA)の3者に大別し検討した。大きさや型については有意差を認めなかったが,部位についてSSA/Pは右側結腸にしか存在せず,明らかな局在を認めた。同時性大腸がん合併の有無についても検討したが,TSAおよびSSA/PのみならずHPにも合併を認めた。
著者
加藤 進昌 小野寺 節 毛利 資郎 岩城 徹 橋本 大彦 有村 公良
出版者
東京大学
雑誌
特別研究促進費
巻号頁・発行日
2001

本研究は、新変異型プリオン(PrPSc:スクレイピー型プリオン)が原因と考えられるヒト海綿状脳症(変異型Creutzfeldt-Jakob Disease : vCJD)および食物連鎖の上でvCJDの原因と考えられる牛海綿状脳症(BSE;より一般的で動物種を越えた名称としては、伝達性海綿状脳症Transmissible Spongiform Encephalopathy : TSEとも呼ばれる)について、諸外国の医療機関・政府機関における、1)感染予防対策、2)発症機序解明、発症予防、診断・検出方法の開発動向、および関連する基礎研究、3)発症者への対策、についての調査研究を目的とした。具体的にはスコットランドを中心に一時2万頭を越えるBSE牛が発見されたイギリス(エジンバラNCJDSU、ロンドン神経研究所)を中心に、vCJDが発見されたフランス(パリBioRad社、サルペトリエール病院)、イタリア(パレルモ大学、ローマ大学)、アイルランド(サーベイランスセンター)を歴訪し、各国での感染対策、汚染組織の処理や食品安全確保対策、診断方法開発の現状、さらにはヒトでの発症例の具体的な症状と、発見からマスコミ発表に至る事実経過などにわたって、詳細な調査を行った。それぞれの調査報告書をまとめ、一部は国内医学雑誌に小特集の形で報告した。また、フランスから専門家2名を招聘して、共同研究者を加えて2002年11月に東京大学において国際シンポジウムを開催した。わが国でも既に数頭のBSE牛が発見され、今後診断技術の普及によってその数が増えることが想定されている。肉骨粉での汚染はアジアでは更に深刻であるとの観測もあり、ヒトへの感染対策、食品安全確保対策の早急な整備が必要であることが痛感された
著者
齊木 崇人 小玉 祐一郎 宮代 隆司 土肥 博至 杉本 正美 上原 三知 佐藤 滋 土肥 博至 杉本 正美 上原 三知 佐藤 滋 中井 検裕 鎌田 誠史 橋本 大樹 長野 真紀
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

新しい住宅地開発プロジェクト、神戸・ガーデンシティ舞多聞の実践と、本研究の指針とした、E・ハワードの田園都市思想とガーデンシティ、それらの系譜にみるコミュニティのフィールドワークを同時進行的に行うことにより、将来の持続可能なコミュニティの創出・再生を目指す居住環境計画に対する、「特有価値を持つ空間デザインを生み出す手法」「コミュニティ形成を促す方策」「空間とコミュニティを持続・向上させるエリアマネジメントの仕組み」の指針を導き出した。