著者
間瀬 由紀 荒武 幸代 渡邊 伸彦 小林 則子 増田 康子 杉野 裕子 田口 多恵 田中 優司 田中 生雅
出版者
愛知教育大学保健環境センター
雑誌
Iris health : the bulletin of Center for Campus Health and Environment, Aichi University of Education (ISSN:13472801)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.13-16, 2014

大学生の自己健康管理を促すきっかけを作るため、ルームスプレー作りを通してアロマテラピー体験を行う健康講座を2012年度より本学の保健環境センターで開催した(全9回)。第7回までは女性の参加者が大多数だった。2014年度は男子学生の参加を促すために男性限定で健康講座を開催した。1回目の開催では男子学生の参加が無かったが、2回目では男子学生の参加があり講座は好評を得られ終了した。今後も募集方法や開催日時、内容等を検討して、参加できる学生が増えるように工夫していく必要がある
著者
高木 修 田中 優 小城 英子 TANAKA Masashi 小城 英子 KOSHIRO Eiko 太田 仁 OHTA Zin 阿部 晋吾 ABE Singo 牛田 好美 USHIDA Yoshimi
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.131-153, 2011-02

The purpose of this paper is to categorize the themes of the graduation theses which were written by the students of a "social psychology on interpersonal relationships and behaviors" seminar, and to identify the history of research in interpersonal social psychology from the viewpoint of undergraduate's interests. This arrangement and analysis seems to be useful as a reference when undergraduates interested in interpersonal social psychology decide their themes of the graduation theses, and as a clue to know"fashion" of themes of interpersonal social psychology. 本稿は、「対人関係、対人行動の社会心理学的研究」ゼミナールの卒業論文のテーマを分類し、学部学生の研究関心の視点から、対人社会心理学研究の変遷を跡づけることを目的としている。このような論文テーマの整理と分析は、対人社会心理学に興味を持つ学部学生が卒業研究のテーマを決定する際の参考資料としても、また、対人社会心理学の研究テーマの「流行」を知る手掛かりとしても活用できると考える。
著者
高木 修 田中 優 小城 英子 太田 仁 阿部 晋吾 牛田 好美
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.131-153, 2011-02

The purpose of this paper is to categorize the themes of the graduation theses which were written by the students of a "social psychology on interpersonal relationships and behaviors" seminar, and to identify the history of research in interpersonal social psychology from the viewpoint of undergraduate's interests. This arrangement and analysis seems to be useful as a reference when undergraduates interested in interpersonal social psychology decide their themes of the graduation theses, and as a clue to know"fashion" of themes of interpersonal social psychology. 本稿は、「対人関係、対人行動の社会心理学的研究」ゼミナールの卒業論文のテーマを分類し、学部学生の研究関心の視点から、対人社会心理学研究の変遷を跡づけることを目的としている。このような論文テーマの整理と分析は、対人社会心理学に興味を持つ学部学生が卒業研究のテーマを決定する際の参考資料としても、また、対人社会心理学の研究テーマの「流行」を知る手掛かりとしても活用できると考える。
著者
水田 惠三 清水 裕 西道 実 田中 優 堀 洋元
出版者
尚絅学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

仙台市、新潟中越両地区に防災意識に関するアンケート調査を行い、両地区の比較を行った。ランダムサンプリングにもかかわらず仙台、新潟中越両地区の回収率は5割近く、両地区ともに防災への意識は高い。両地区とも防災の主体は50歳代以上の方である。両地区においては災害伝言ダイヤルへの関心は少なく、さらに携帯電話が通じない場合の家族との連絡方法、集合場所を確認していない。発災後の情報源のほとんどはテレビであり、停電した場合(ワンセグは除いて)のことがほとんど想定されていない。仙台市民は家具の安定や自宅の耐震強度など防災のハード面に力を入れていたのに対して、新潟中越は地震に関する情報、家族での話し合いなど防災のソフト面に力を入れていた。仙台市民は地震による津波の被害はほとんど想定していなかった。
著者
鈴木 眞知子 陳 和夫 玉木 彰 清川 加奈子 野口 裕子 森友 和仁 上田 真由美 田中 優子
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

本研究の目的は、超重症児の在宅療養支援プログラムの開発であり、先行研究で作成したプログラムモデル(案)の効果を検証することである。研究方法は、アクションリサーチであり、(1)個別支援、(2)地域を対象とした事業を主軸とした実践を試みた。その結果、本モデルは(1)個を中心につなぐ役割の効果(窓口に働きかけ、橋渡しをする、当事者と関係者との隙間を埋める)、(2)医療依存度の高い重度障害児の発達を促し、自律(から自立)を支え、社会参加の促進に向けた「子育て」とその支援を強化することが確認された。
著者
田中 優子 小林 ふみ子 横山 泰子 小秋元 段 大木 康 王 敏
出版者
法政大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究では、次のことが明らかになった。第一に、江戸庶民が日本の領域を意識してきた、その経過と変遷である。第二に、歴史上の日本意識の高揚の理由や、国家と地域の齟齬という問題に気付くことになった。第三に東アジアにおける華夷意識が、日本においても国家と地域の関係に大きな影響を与えていることが認識できた。総じて、近世では近代とは異なる日本意識が様々な形で表現されていたことがわかった。また大学院博士課程の学生たちが、自らの研究の中で日本意識を考え、研究に取り入れるようになった。
著者
田中 優子 楠見 孝
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.55, no.4, pp.514-525, 2007-12-30
被引用文献数
8

本研究では,大学生を対象とし,目標や文脈という状況要因が批判的思考の使用に関わるメタ認知的判断に及ぼす影響を検討することを目的として,研究1では,批判的思考が「効果的」な文脈と「非効果的」な文脈を収集した。研究2では,収集した文脈の分類を行い,それぞれの特徴を抽出した。2つの文脈にはそれぞれ異なる特徴がみられた。研究3では,「正しい判断をする」「物事を楽しむ」という2つの目標と文脈を独立変数として,批判的思考をどの程度発揮しようとするかというメタ認知的な判断に及ぼす影響を検討した。その結果,「物事を楽しむ」という目標よりも「正しい判断をする」という目標においてより批判的思考を発揮しようと判断すること,同じ目標であっても文脈によって批判的思考の発揮判断が変化することが明らかになった。さらに,批判的思考の発揮判断は,目標や文脈を考慮するものの全体的に批判的思考を発揮しようとするタイプ,効果的な文脈で非常に高く批判的思考を発揮しようとするタイプ,非効果的文脈では目標に関係なくほとんど発揮しようとしないタイプという3タイプによって特徴づけられることが示された。
著者
田中 寿明 末吉 晋 笹原 弘子 田中 優一 森 直樹 永野 剛志 白水 和雄 藤田 博正
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.39, no.9, pp.1465-1471, 2006-09-01
被引用文献数
4

切除不能食道癌症例における食道・気道狭窄あるいは瘻孔形成はその予後およびquality of life(以下,QOL)を著しく低下させる要因となる.現在,これらの症例に対してQOL向上を目的にステント留置術が広く行われている.そこで,当科で施行した胸部食道癌に対する食道・気管ステント留置術の成績を検討した.対象と方法:1995年から2003年までにステント治療を施行した食道癌61症例を対象とした.内訳は食道ステント:36例,気管・気管支ステント:17例,食道と気管・気管支のダブルステント留置8例である.食道ステント留置は化学放射線療法(以下,CRTxと略記)後の最終治療として施行したが,気管・気管支ステント症例のうち7例ではステント留置後にCRTxを施行した.これらの症例における予後,経口摂取状況を含むQOLについて検討した.結果:ステント留置後の平均生存期間は,食道ステント例で2.5か月,気管・気管支ステント例で9.6か月,ダブルステント例で3.4か月であった.食道ステント症例の80%で経口摂取が改善し,半数の症例が在宅療養が可能となった.また,ステント留置前にPS3であった17例のうち3例ではステント留置によりPSがさらに悪化した.気管・気管支ステント症例では17例中15例で呼吸状態改善によりPSならびにQOLも向上し,ステント留置後のCRTx奏効例では長期生存も認めた.考察:進行食道癌に対する食道ステント留置はPS1〜2の症例では経口摂取が増加しQOL改善が期待できるが,PS3症例では必ずしもQOL改善にはつながらない.気管・気管支ステント症例では概ねQOLは向上し,CRTxが奏功した症例では長期予後も期待できる.
著者
石塚 丈晴 堀田 龍也 山田 智之 畠田 浩史 青木 栄太 笹田 森 伊藤 博康 田中 優
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.121-124, 2008

教員の情報収集を効率化するため,2006年度に開発・実証実験を行った,教員に有用なWeb情報の所在を配信するシステム"Teacher's Desktop"に,「リコメンド」「検索精度の向上」「ランキング」「マイブックマーク」の4機能を追加し,実証実験によりシステムの評価を行った.その結果,「リコメンド」「検索精度の向上」「ランキング」機能については,使用感・利便性ともに肯定的な評価を得て,教員の教育情報の効率的な検索への効果が認められた.一方,「マイブックマーク」機能に関しては,ほとんど利用されず,実装方法が今後の課題として残った.