1 0 0 0 OA 歐羅巴の數

著者
福井 英一郎
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
地理 (ISSN:21851697)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.134-138, 1940-01-01 (Released:2010-03-19)
著者
福井 清一
出版者
日本経済学会
雑誌
The Economic Studies Quarterly (ISSN:0557109X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.159-168, 1993-06-18 (Released:2007-10-19)
参考文献数
18

The objective of this paper is to investigate the mechanism of labor force participation in Japanese farm households. For the purpose of empirical study, Tobit type 2 model is applied to the Farm Household Survey Data. The marked findings is that in the labor force participation decision of male members, the family system has an important role as well as the market wage and the farmsize, and the off-farm income of the female earner and the number of dependents are less significant.
著者
宮武 健治 福井 賢一 小柳津 研一
出版者
山梨大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2018-06-29

スルホン酸化ポリフェニレン高分子を、ジクロロビフェニルとジクロロベンゼンスルホン酸から一段階で簡便に合成する方法を見出した。スルホン酸化ポリフェニレンは溶液キャスト法により柔軟な薄膜を形成し、5つのフェニレン環が連結したジクロロキンケフェニレンモノマーを用いて得られた薄膜と同程度以上の高いプロトン導電率、気体バリア性、化学安定性を示した。さらに側鎖に高密度でスルホン酸基を導入したポリフェニレン系の合成にも成功し、低含水率条件におけるプロトン導電率の向上を達成した。これらのプロトン導電性高分子薄膜を用いた燃料電池が、高性能と高耐久性を実現した。可逆的な水素吸蔵・放出を担う物質として、フルオレノン/フルオレノールを繰返し単位あたりに置換したビニルポリマー、および、チロロンと1,3,5-トリス(ブロモメチル)ベンゼンから得られる親水性架橋ポリマーを合成した。白金担持カーボン触媒を介して、フルオレノールで置換されたポリマーの電解酸化が酸素還元電位より卑な電位で生起することを明らかにし、リチャージャブル燃料電池への適用が原理的に可能であることを明確にした。また、ポリビニルキノキサリンを新たに設計・合成し,従来より高い質量水素密度を達成した。水素の吸蔵―放出を行うポリマーに対して深紫外(FUV)分光を用いることで、水素を吸蔵したアルコールと放出したケトンが明確に異なる電子遷移吸収ピークを与えること、さらにそのピークが両者の化学状態の違いに由来することを時間依存密度汎関数(TD-DFT)法による解析によって明らかにした。全反射型のFUV分光において光の入射角度を変えることで深さ分解したスペクトルの測定が可能であるため,同ポリマーにおける水素の吸蔵―放出過程のその場解析に道を拓く重要な成果である。
著者
金子 晃 巽 智秀 藥師神 崇行 平松 直樹 三田 英治 中西 文彦 尾下 正秀 吉原 治正 今井 康陽 福井 弘幸 小林 一三 土井 喜宣 林 英二朗 筒井 秀作 澁川 成弘 巽 信之 堀 由美子 森井 英一 竹原 徹郎
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.507-517, 2015-10-20 (Released:2015-11-02)
参考文献数
31
被引用文献数
1 1

自己免疫性肝炎200例を対象としてステロイド治療の現状と再燃に関連する因子について検討を行った.ステロイドは162例,81%の症例で投与されたが,そのうち149例92%で著効が得られた.一方,著効した症例のうち約半数で再燃を認めたが,そのうちの約半数はプレドニゾロン5 mg/日未満の時点で再燃していた.再燃群と非再燃群の2群間では有意差のある因子は認めなかったが,プレドニゾロン5 mg/日以上で再燃した32例をステロイド依存群,5 mg/日以下の維持量で再燃を認めなかった62例をステロイド非依存群として解析したところ,有意差のある因子を複数認めた.さらに,多変量解析にて年齢とγ-GTPが再燃に関連する因子であるという結果が得られた.このことより,再燃に関連する因子の検討においては,再燃時のステロイド用量も考慮して解析することが重要であると考えられた.
著者
久保 祐子 山口 光國 大野 範夫 福井 勉
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.112-117, 2006-06-20 (Released:2018-08-25)
参考文献数
6
被引用文献数
6

姿勢・動作において身体重心位置を把握することは重要であるものの,実際には重心位置は不可視的であり,経験的に推測されていることが多い。身体重心は身体各部の重さの中心であることから,おおよそであるものの観察可能である上半身と下半身重心点の中点が身体重心に近似するものと推察される。今回我々は身体を上半身と下半身に分け,それぞれ算出した重心点の中点と3次元動作解析装置から得られる身体重心位置との差異を,前額面,矢状面上の姿勢ならびに動作について調査した。その結果,身体重心点と上半身と下半身重心点の中点とは近似しており,臨床上の観察点としての有用性が示唆された。
著者
福井 勝則 大久保 誠介 森山 守 青木 智幸 小塚 孝 松原 誠
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ : journal of the Mining and Materials Processing Institute of Japan (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.123, no.9, pp.467-474, 2007-10-25
参考文献数
14
被引用文献数
2

The main drive of Hida Tunnel for Tokai-Hokuriku Highway was excavated by a world-largest-class TBM with the diameter of 12.84 m. The TBM have bored over 3.0 km of the tunnel through Nouhi Rhyolite, Granite Porphyry and Hida Gneiss. The uniaxial compressive strength of these rocks was found to be extremely high. Such high strength accompanied by high content of silicon dioxide resulted in significantly high wear rate of the disc cutters mounted on the TBM.<BR>In this study, cutter wear was carefully measured together with the operation conditions such as thrust force, penetration rate, cutter-head rotation rate and the rock properties such as uniaxial compressive strength, rock strength estimated from TBM cutting force, abrasivity obtained from turning operation test, chemical composition determined by X-ray analytical microscope.<BR>It was found that the extent of cutter wear largely depends on position of the disc cutter; cutter wear per unit rolling distance near the fringe of cutter head was extremely larger than that near the center of cutter head. A combination of rock strength estimated by TBM cutting force and length of wear flat in turning-operation test was found to be an excellent index to predict cutter wear rate.
著者
山本 遼平 奈良間 千之 福井 幸太郎
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.100275, 2016 (Released:2016-04-08)

北アルプスの北部に位置する立山連峰は日本で唯一の氷河が存在する地域であるが,氷河の年間質量収支や形態,環境条件などは明らかにされておらず,例えば北アルプスの局所的に氷河が維持されている要因なども不明である.そこで本研究では,立山連峰における氷河の年間質量収支および,局所的に氷河と越年性雪渓が発達する環境条件を明らかにすることを目的として,現地調査や解析をおこなった.以下に研究方法と結果を示す. 1),立山三山に存在する御前沢氷河に対し,融雪期末期の氷河上および氷河周辺の位置情報を高精度GNSS測量により取得した.また,冠雪の2日前の2015年10月9日に北アルプス北部で小型セスナ機からの空撮を実施した.現地調査により得たGNSS測量データと空撮画像からSfMで氷河表面の25cm解像度のDEMを作成した.作成したDEMから算出した融雪期末期の御前沢氷河の平均表面高度は2637.7m,末端高度は2502.0mであり,面積は0.112km2であった.また,作成したDEMの精度検証のために現地のキネマティックGNSS測量データと比較をした結果,氷河全体の平均鉛直誤差が0.55mであった. 2),衛星画像と国土地理院の解像度10mDEMを用いて,北アルプス全域において主稜線から一定の距離にある点を流出点とする集水域を作成し,雪の涵養・消耗に関連する地形的要素を集水域ごとに比較した.解析の結果,北アルプスに現存する氷河はその周辺の谷地形よりも涵養に関わる要素の値が大きい結果が得られた.
著者
福井 浩二 高津 博勝 浦野 四郎
出版者
公益社団法人 日本ビタミン学会
雑誌
ビタミン (ISSN:0006386X)
巻号頁・発行日
vol.85, no.10, pp.531-537, 2011-10-25 (Released:2017-10-10)
参考文献数
19
被引用文献数
1

Reactive oxygen species (ROS) may attack several types of living tissues and induce neuronal apoptosis in the brain. In our previous study, we examined about the relationship between ROS-induced neuronal cell death and cognitive dysfunction during aging. In order to verify, an early signs of neuronal change by ROS prior to induction of cell death, we examined the neurite condition after treatment of neurons with low concentrations of hydrogen peroxide. Treatment of neurons with low concentrations of hydrogen peroxide induced neurite degeneration, and treatment with tocopherol or tocotrienols significantly inhibited these changes in neuronal cells. The neuroprotective effect of tocotrienols was stronger than that of tocopherol. Furthermore, treatment with tocotrienols prevented degeneration of a specific protein present in neurite by hydrogen peroxide. These results suggest that neurite degeneration may be one of the early events of hydrogen peroxide-induced neuronal degeneration, and that tocotrienols may protect neurite function from oxidative damage through their neuroprotective function.