著者
高原 和哉
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, no.14, pp.99-100, 2011-03-04

2010年の新宿で起こった戦争に介入する2100年の潜入捜査官たちの戦い.
著者
斉藤 清一 大吉 なぎさ 藤井 全 梶原 巧 斉藤 利夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.23-28, 1999

Helicopter MD-902 that TBS introduced this time is the excellent body of high safety, lownoise. We greatly equipped the finction that is able to correspond to news coverage, sports relays, various kinds program production etc.to this helicopter. This paper describes the outline of the bosy selection reason, high magnification camera, ADS system and ICS system etc.
著者
岡田 直也 高木 康博
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.17-20, 2008
参考文献数
10

われわれは,以前に,画像サイズと視域角の両法を拡大するためのホログラム表示技術を提案している.これは,高フレームレートSLMをアナモルフィック光学系により縦長画像として結像し,これをガルバノスキャナで水平方向に走査する.今回は,不要光である共役像,ゼロ次回折光,および高次回折像の除去を行った.不要光の除去にはシングルサイドバンド法を用いた.垂直スリットと水平スリットを,再生光学系の垂直方向と水平方向のフーリエ面にそれぞれ配置した.実験により,不要光のないホログラム表示を実現した.
著者
笹岡 貴史 乾 敏郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.7-12, 1999
参考文献数
8

景観の集合による物体の脳内表現を仮定した場合, 様々な要因による物体の景観の変化をどのように取り扱うかという問題を克服しなければならない.本研究では, この問題に対する手がかりとして「典型的景観」に注目し, 新奇物体を用いた2つの心理物理実験を行った.実験1では, 認識が容易で, かつ多くの被験者が典型的であると評定するような典型的景観が新奇物体において存在することが確認された.実験2では, 景観の典型性が, 汎化の大きさに与える影響を調べた.その結果, 典型的景観を記憶することにより, 物体の多くの景観を汎化できることが示された.この結果は, 典型的景観による物体の脳内表現を支持するものといえる.
著者
峯松 史明 渋谷 一彦 小原 良之 岩崎 徹
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.61-64, 2012
参考文献数
4
被引用文献数
1

特異な気象条件によって引き起こされるダクト伝搬等の異常伝搬が発生すると,当該放送エリアに関係の無い遠方の地上デジタル放送波が到来し,地上デジタル中継局や,家庭での受信において混信を引き起こすことがある.一般に混信波は伝搬状態が不安定であることや希望波にマスクされてしまうことから,混信局の探索は,極めて困難であることが多かった.筆者らは今回,迅速な混信局探索を実現する装置として,ネットワークID推定機能付きISDB-T受信機,ISDB-T混信波抽出装置の開発を行ったので,これら装置の概要と,性能確認実験の結果について報告する.
著者
小笹 宣人 三位 信夫
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.23, no.22, pp.43-44, 1999-03-09

エンターティメント性を重視したホラー映画である。1本の間違い電話から生じた恐怖と殺意。主人公と謎の男は電話を通じて心理戦を展開する。
著者
青木 耀平 丸山 啓介 橋本 直己
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.89-92, 2016

近年,立体物に対し映像を投影することでその見た目を変化させるプロジェクションマッピング技術が注目されている.プロジェクションマッピングは,対象形状に応じた投影位置の調整作業が必要となるが,安価な深度センサを導入することで,投影対象の位置姿勢検出を自動的に行い,適切な映像の生成が可能となるため,コストを抑えつつ手軽にプロジェクションマッピングが実現できる.しかし,深度センサは計測精度が低いという課題が存在し,高精度な映像投影への応用は困難である.そこで本研究は,ロバスト推定を用いた深度センサの計測精度向上手法の導入とデバイスの高精度な校正を行うことで,誰もが気軽に利用できる高精度なプロジェクションマッピングシステムの実現を目指す.
著者
新谷 葉 渋谷 浩太 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.189-190, 2012
参考文献数
6

画コンテをもとに、役者の表情、仕草などを「身体素材」として撮影。のちに加工。それにより、2次元の表裏面で様々な身体表現の要素をみせる。私なりに考える、「紙人形」というアイテムに則って制作した。「静止画」であるキャラクターを、「動く」映像媒体で表現した。「時間」と「アニマ(魂)」についての観察作品。
著者
松尾 賢司 高木 幸一 小池 淳 松本 修一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.13-18, 2002
参考文献数
6
被引用文献数
4

MPEG-4のFGSは,可変ビットスケーラビリティを実現し,ネットワーク上での帯域変動に対して高い適応力を持った動画像伝送を可能とする.しかし,FGSで用いられるビットプレーン符号化方法は,下位プレーンにおいて符号化効率が低下するという問題があった.そこで本稿では,ビットプレーン符号化の効率を改善する方法を提案する.まず,有意係数の分布に基づいてDCT係数の各ビットを有意ビット群と既有意ビット群に分類する.次に,それぞれのビット群に対して最適な効率を実現する符号化方法を適用する.この際,符号化の順序は,復号画像の品質を向上させる度合いの高い情報から順番に行う.本提案方式により符号化効率は改善され,復号画像品質はFGSと比較して0.2dB程度向上する.
著者
安東 孝久 増谷 健 竹本 賢史 東野 政弘 濱岸 五郎 小林 哲郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.33-36, 2002
参考文献数
2

高解像度LCDパネルを用いてメガネなし3Dディスプレイを開発した.左右の視差画像を発生させるパララックスバリアに,これまで我々が開発してきたイメージスプリッタ方式の代わりにピンホールアレイを使用した.ピンホールアレイが片眼に対してVGA解像度の視差画像を垂直方向と水平方向に発生させるので,多人数が同時に広い範囲で立体映像を観察できる.本3Dディスプレイは,構造が簡単で低コスト化が可能であり,将来の3Dテレビに適用できると考えられる.本研究は,NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の平成11年度委託研究を受け,その後発展させた研究である.
著者
高野 邦彦 尾花 一樹 田中 武 和田 加寿代 佐藤 甲癸 大木 真琴
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.29-32, 2002
参考文献数
11
被引用文献数
1

ホログラフィとは,三次元物体を空間に投影させることを可能とする技術である.これまでに,ホログラフィの画像再生では,結晶書込み手法やレンズ系を用いた再生法が検討されてきた.しかし,これらの方法では,表示できる像のサイズが小さいことや,レンズの特性によって視域が制限されるという点が問題となっていた.それに対して,提案手法では散乱物質(霧化した水粒子)そのものをスクリーンとして用いることにより,従来手法(1.5[cm]×1.5[cm]程度)に比べ容易に比較的大きな立体像(10[cm]×10[cm]程度)を観察することが可能となった。
著者
吉岡 貴行 矢野 博明 岩田 洋夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.21-24, 2002
参考文献数
4

球面没入型ディスプレイで実画像を呈示するには従来のNTSCベースでは解像度の低さが問題であった。本研究ではHDTVを用いることで有効垂直走査線の数を243本から756本に増加させ解像度の向上を図った。またHDTVの画像アスペクト比16:9も原画上の画素利用率に有利に働くことを確認した。これらにより、水平、垂直ともに約3倍の解像度を得られることになる。シミュレーションに基づきプロトタイプを製作し評価を行った結果,従来よりも高い解像度を得た。
著者
宋 玄鎬 桃井 芳晴 渋谷 岳人 本田 捷夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.25-28, 2002
参考文献数
3

ホログラム・スクリーンとフレネルレンズを組み合わせたハイブリッドホログラム・スクリーンに視差映像を投影することによりオートステレオスコピック・ディスプレイとして立体像が見ることができる大型表示システムを開発している。スクリーンサイズを大型化することにより高臨場感表示ができ、投影光学系およびスクリーンを工夫することにより、観察者の視域を広げることができる。視域を広げることにより観察者はある程度視域面で動いても立体像を観察することができる。この論文では分光放射輝度計を用いて視域の評価を行ったので報告する。
著者
都竹 愛一郎 宮本 剛 山中 幸雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.7, pp.41-46, 2001-01-30
被引用文献数
4

1998年9月に英国、11月に米国で地上波によるディジタル放送が始まり、本格的なディジタル放送の時代に突入した。1999年5月には電気通信技術審議会から地上ディジタル放送の方式が答申され、2003年には日本でも地上ディジタル放送が始まる予定である。ディジタル放送では、雑音によるビット誤り率(BER)が所要の誤り率(誤り訂正前で約10^<-2>、訂正後10^<-ll>)以下になるように回線設計を行なっているが、雑音は振幅分布がガウス分布となる白色ガウス雑音を仮定している。ところが、都市雑音(車のイグニッション雑音や電気製品のスイッチング雑音などの人工雑音)はインパルス性の雑音が多く、振幅分布はガウス分布にはならない。そこで、本研究ではインパルス雑音が地上ディジタル放送に与える影響について、雑音の振幅確率密度関数を求めて検討した。また、都市雑音発生器を用いて室内実験を行ない検討した。さらに、VHF帯の雑音の振幅分布を、振幅確率分布測定器を用いて測定した。また、入力振幅を制限することによるBER特性の改善手法についても検討を行ない、リミッタアンプを用いることにより、インパルス雑音によるBERの劣化を改善できることを示した。
著者
小川 拓也 倉持 元陽 山本 昇志
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, no.8, pp.139-142, 2011-02-12

本稿では,光学的整合を必要とする複合現実において,既知物体が作る影の情報から光源位置を推定する手法を提案する.正確な光学的整合の実現には,鏡面球に映り込む画像を取得することにより周囲環境の光源位置を推定する手法が多く行われている.しかし,鏡面球には様々な物体が映り込むため,光源位置のみを正確に推定することは難しい.そこで提案手法では,正方形マーカを固定する4隅の押しピンが作る影を利用し,その重心座標と影の形状から光源位置を正確に推定する手法を検討した.再現実験の結果,推定した光源位置情報を元に生成した仮想物体の影が実際の影とほぼ一致することが確認できた.
著者
池川 秀彦
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.95-98, 2009-01-22
被引用文献数
2

フジテレビでは、低遅延と高画質を両立させたワイヤレスカメラの開発を進めています。カメラに着脱可能なコンパクトサイズの超低遅延HDエンコーダ「HD c3000e」を開発し、ゴルフ中継を始めとするスポーツ中継や、音楽番組の制作で実際に導入した事例を中心に紹介致します。また、2chバルク伝送を可能にする小型TSデバイダを開発することにより、圧縮符号化劣化が顕著な音楽番組でも運用可能な高画質伝送システムを検討しており、その概要を報告します。
著者
坂本 雄司 白井 良成 高田 敏弘 片桐 滋 大崎 美穂
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.1-4, 2012
参考文献数
3

探索目標に関する映像中の位置情報を用いて録画データからインタラクティブに目標を探索する手法を提案する.手法の考え方は発掘作業になぞらえることができる.地層を掘り下げるように,利用者はスコップのような道具と目標位置に関する補助情報を用いて過去映像を掘り下げ,目標映像を探す.手法を実装したシステムの詳細とその評価実験の結果を紹介する.
著者
笠田 和宏 鳴海 拓志 谷川 智洋 廣瀬 通孝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.117-122, 2010
参考文献数
10
被引用文献数
2

本研究では,過去の痕跡の残る場所において,過去の様子を体験することを目的としたシステムの構築を行う.このシステムでは,過去の映像の撮影位置推定を行い,その撮影位置において現在の風景と過去の映像を自然に接続することで,過去の体験を可能にする.撮影位置推定手法として現地での推定を可能とするために,3点の特徴点対応から撮影位置を推定する方法を提案した.シミュレーションと実験を通じて提案した手法で精度よく撮影位置推定を行えることを示した.また,撮影位置推定された場所においてウェブカメラで取り込んだ映像と過去の映像とを自然に接続できることを確認した.さらに,被験者を対象とした評価実験により,本システムが過去の状況を知るために有効であることが示された.
著者
阿部 三樹 森永 英一郎 荒瀧 裕司
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.27-32, 2000

650Mバイトと大容量化を図った4倍密度MDを、高機能グラフィックスシステムおよびカムコーダに適したMPEG2コーデックと組み合わせて、世界初の民生用光ディスクカメラ一体型ビデオ『MD DISCAM DCM-M1』を商品化した。