著者
岩城 見一
出版者
京都大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:03897508)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.31-59, 1991-03-29
著者
岩城 見一
出版者
京都大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:03897508)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.1-22, 1993-06-30
著者
前田 恵利 河野 美穂 小川 千尋 大場 亜紀 高林 康江 藤井 美香 原本 久美子 日野 徳子 今野 理恵 堀尾 強
出版者
関西国際大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13455311)
巻号頁・発行日
no.19, pp.101-110, 2018-03-10

In this study, assistance for improving urinary incontinence based on bladder function evaluation was practically applied to four patients with voiding dysfunction. Analysis was then performed on actual verbal communication incorporating prompted voiding (PV) that was found to effectively motivate patients during assistance.Effective verbal communication fell into three categories: verbal communication of joy in expressing a desire to void and appreciation; verbal confirmation of recovery in urinary function and verbal praise; and verbal communication that respects behavior and pace during voiding. Voiding assistance based on bladder function evaluation and communication incorporating PV led to patients voluntarily asserting their desire to void and thereby to improvements in urinary incontinence. The findings suggest that in the course of improving voiding function, emphasizing respect for patients’ self-esteem in verbal communication is as important as adopting an individualized approach to voiding assistance during bladder training.
著者
山口 典子
出版者
京都大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:03897508)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.28-56, 1982-03-30
著者
増田 朋美 青山 和宏 森永 敦樹 山本 武寿 天羽 康
出版者
愛知教育大学附属高等学校
雑誌
研究紀要 (ISSN:09132155)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.53-67, 2016-03-31

現在、「データの分析」は、知識の伝達だけに偏らず、学ぶことと社会とのつながりをより意識した指導が期待されている。一方、高等学校教育課程としては約40年ぶりに導入された本単元には、現場からの戸惑いの声も多く、まだまだ課題が山積している。そこで本研究では、基礎的な知識・技能の習得することとともに実社会や実生活の中でいきる統計的思考力を育成することを目標に、テクノロジー活用を前提とした多変数のデータセットからなる教材を開発し、実践した。本教材を生徒たちがどう学習したか、その様相を明らかにすることを通して、「学ぶ統計」から「使う統計」へ、学習の転換を提案したい。
著者
赤枝 紅子
出版者
東洋英和女学院大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02879123)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.55-66, 1991
著者
森 秀雄
出版者
大阪教育大学附属高等学校池田校舎
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
no.44, pp.39-45, 2011-11-18

忘れられた橋田邦彦という一生理学者・政治家・教育者の著書『行の科学』を読み解くことにより、道元の主著『正法眼蔵』が、橋田の科学思想にどのように影響を与えたかを解明した。結論としては、橋田は『正法眼蔵』の一部に、歪めたとはいえないとしても極めて独創的な解釈を施し、それに独自の価値観を付与して、自らの科学思想に取り込み消化したと言えよう。
著者
溝渕 利博
出版者
高松大学・高松短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:21851786)
巻号頁・発行日
no.64, pp.117-232, 2016-02
著者
秋長 幸依 野見山 亜沙美
出版者
大阪教育大学附属高等学校池田校舎
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
no.52, pp.49-61, 2020-03-06

「国語」という教科は「現代文」・「古文」・「漢文」に分けて学習することが多いが、「漢文」の思想や知識は「古文」の読解にも深く関わってくる。本授業では、『枕草子』第二八〇段「雪のいと高う降りたるを」を用いて「漢文」から「古文」を読み解き、さらに『枕草子』に関する評論文を読んで、深い学びへとつなげることを目的とした。本稿は、その科目横断的な実践を記したものである。
著者
林 鎭代 ハヤシ シズコ Hayashi Shizuyo
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
vol.12, pp.37-46, 2011-03-31

昔話は,子どもが好む児童文化の一つとして,長い間子どもに語り継がれ親しまれてきたものである。しかし,昔話には子どもが楽しむというだけでなく,大人が子どもに重要な様々な情報を知らせる方法の一つとしても活用されてきたのである。そうした意味からも,昔話に登場するものは,子どもに示すべき何かを象徴するという役割をもっているのである。 日本の昔話には,恐ろしい存在としての"鬼"が度々登場してくる。そして,韓国の昔話にも,日本の"鬼"と同じ姿を持つ"トッケビ"が登場している。しかし,"鬼"と"トッケビ"は,その性質が同じようには表現されていない。日本の"鬼"と韓国の"トッケビ"は,どのような象徴とされ,どのような意図を持って子どもに語られてきたかを考察した。
著者
木村 直樹
出版者
長崎歴史文化博物館
雑誌
研究紀要 (ISSN:18815359)
巻号頁・発行日
no.9, pp.1-12, 2015
著者
和田 正美
出版者
関西国際大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13455311)
巻号頁・発行日
no.15, pp.149-162, 2014-03

本稿は、大学での講義「西洋教育史」に使用する教科書を作ることを想定して作成したものである。教育思想を正しく深く理解するには、歴史、文化を十分理解していなければならない。大学は学問の場であるかぎり、幅広い領域の知識を統合化する教育が必要であることは言うまでもない。しかし現在、大学の講義時に使用される講義内容に相応しい教科書は皆無といってよい。専門書は豊富にあるが、大学の講義を想定しては書かれてないのである。ソクラテスの時代の倫理・教育思想は、決して突然に生まれ出たものではない。その背景となり、推進力となったものとして、ギリシア神話、自然哲学者たちの思想、ギリシア悲劇、自然中心主義から人間中心主義への転換をはかったソフィストたちの思想,ギリシアの民主政などを挙げることができる。本稿では、ソクラテスの伝記、歴史、そして、プラトンなどの作品を通じて、ソクラテスの人となり、人間像を概観する。それによって、ソクラテスの倫理・教育思想の一層の理解を深めることができると考える。
著者
森永 誠
出版者
聖徳大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02892677)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.243-248, 1988-12-15
著者
清水 美知子
出版者
関西国際大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13455311)
巻号頁・発行日
no.5, pp.91-110, 2004-03

本稿は,1950~60年代の日本における<女中>イメージの変容を,「家事サービス職業補導」「ホームヘルパー養成講習」という二つの事業に焦点をあてて考察するものである。第二次世界大戦後の混迷が落ち着きを見せるようになると,都市部では再び女中の供給が需要に追いつかない状況に陥った。そんな女中払底の対応策として労働省が打ち出したのが,家事技術者を養成して手不足の家庭に派遣するという事業である。1956年,東京・新宿に「家事サービス公共職業補導所」が開設された。同所は,未亡人等の女性を対象に短期間で家政婦や女中など家事サービス職業に必要な知識と技術を習得させる機関。いっぽう,1960年に始まった「ホームヘルパー養成講習」は,従業員家庭の主婦が出産・病気等の場合に,事業所から派遣される家事援助者を養成するプログラムである。いずれも,女中不足の緩和のみならず,就職が難しい中年女性の雇用を創出するねらいもあったらしい。これらの事業は,女中の職業的な地位を高めるとともに,"家事サービスは中年女性の仕事"というイメージを生み出した。かつて農村の娘たちの主要な働き口のひとつであった住み込み女中は,高度成長期に,家政婦やホームヘルパーといった中年女性の通勤職業にとって代わられたのである。
著者
加藤 経雄
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
vol.12, pp.56-69, 1987