著者
小松 忠彦 PASTOOR Siegmund
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.39-46, 1993

小形モニタに表示された立体人物像を観察すると、不自然に小さく、人形のように感じることがある。この現象はパペットシアタ効果と呼ばれ、臨場感を損なう一要因である。本研究では、人物像の入出力条件と、パペットシアタ効果の発生条件との関係を主観評価により詳細に検討した。その結果、視差補正法によって、パペットシアタ効果を緩和できることを見い出した。同時に、視差補正法によって、眼疲労等の不快な副次的効果が付随するが、副次的効果を軽減できる画像入出力条件が存在することを見いだした。以上の結果に対する考察から視差補正法は撮影距離、観察距離が共に短い入出力条件、すなわち、T V電話等の応用に適していることが分かった。
著者
ナ・バンチャン プリム 藤井 俊彰 谷本 正幸
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.1-4, 2002
参考文献数
11

我々はリアルタイムの画像光線空間データ獲得とその処理を行うシステム、「自由視点テレビ」を提案する。このシステムを用いて、ユーザはリアルタイムに実世界で視点を移動するかの如く自由に視点を変更することができる。この手法は実画像を元に視点修正を行う光線空間法を基本としており、我々の試作システムでは一直線上に配置した16台のCCDカメラを使用してこれを実現している。補間は光線空間データ補間フィルタリングを基本に行っている。我々の試作システムは民生機のみの使用であるが、処理速度と画質の双方において良好な結果が得られている。
著者
青木 貴則
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.75, no.1, pp.98-105, 2021

<p>ライブステージで使われるLEDスクリーンの映像には,曲の展開に合わせてプリレンダリングされた動画をメディアサーバから送出するのが一般的である.安定的に映像を送出できる反面,出演者であるパフォーマーの動きなどライブ感を生かした映像演出を行うことができない.そこで,センサを使って出演者の動きを検出し,動きに反応したグラフィックスを生成するシステムを構築して生放送で運用することを目指した.LiDARと呼ばれる距離測センサとTouchDesigner上で開発した位置解析法を使って動きを検出し,リアルタイムグラフィックスエンジンである,Unity, Notchを組み合わせたジェネラティブなグラフィックス表現をフロアLED上で表現した.イメージベースドなキャリブレーション方法を採用することで,センサのズレや転倒が発生した場合にも迅速に復旧できるロバスト性を備えたシステムを構築した.</p>
著者
栗山 敏秀 村上 恒夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.1-8, 2017

スーパーマーケットのような小売業における在庫、発注システムの IoT (Internet of Things)化の例として、従来のバーコードリーダの代わりにスマートフォンが持つバーコードリーダ機能と WiFi 機能を利用し、従来のバーコードリーダ専用機と同等の使い勝手と無線によるクラウドへのバーコード(商品) 情報の接続を目指して、スマートフォンに付加するバーコードリーダ用光学系を設計し、実装を行った。リトロープリズムとシリンドリカルレンズ付きリトロープリズムをそれぞれカメラと LED(赤色フィルタとスリットを追加) に装着することにより、一般のバーコードリーダに近い使い勝手を持つスマートフォンを実現した。
著者
飯田 尚一 中西 康浩
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.69-73, 2002
参考文献数
3

昨今、放送と通信の本格的な融合が叫ばれているが、デジタルコンテンツビジネス隆盛の舞台がまさに用意されつつあるといえるだろう。しかしながら、現実にはコンテンツ流通の大きな根幹を成すコンテンツの権利処理、許諾、分配に関わる部位に数々の障害が生じる可能性がある。このような状況下、国内外でコンテンツの権利許諾に関する技術・法・ビジネスといった多面的な検討が本格的に始まりつつある。それらの取り組みについてご紹介させていただくと同時に、数年前からすでに実践的なビジネスとして取り組む我々の立場から、コンテンツ権利許諾ビジネスの現状やアウトラインを明確にすることが、本稿の目的である。
著者
坂尾 南帆 土橋 宜典
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.150-155, 2022

<p>コンサートや音楽ライブの演出において照明は欠かせない要素である.また,インターネット配信を利用した仮想的な興行も普及しており,個人レベルで照明の演出を必要とする機会が増加している.しかし,効果的な照明演出を設計するには専門的な知識や経験が必要で,初心者が初めから演出を作りあげるのは困難である.本研究ではこの問題に着目し,効果的な照明演出の設計を支援するための照明演出動画を生成する手法を提案する.提案法では,照明演出を撮影した短いビデオクリップからなるデータベースを用意しておく.そして,データベースから最適なビデオクリップを複数選択して結合することで,入力として与えられる音楽波形に調和した照明演出動画を生成する.ビデオクリップの選択においては,入力波形とデータベースの各ビデオクリップに付随する音楽波形の音響的類似度を考慮する.</p>
著者
袴田 佳孝 中村 直義 小山田 公之
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.41-44, 2013

ケーブルテレビでスーパーハイビジョン放送の実現を目指して,大容量MPEG-2 TSを分割して複数搬送波で伝送する方式を開発している.2013年2月,山梨県の既設のケーブルテレビ施設において,試作した伝送装置により181.2MbpsのMPEG-2TSの伝送実験を行った.実験の結果,いずれの受信点においても安定した品質でスーパーハイビジョン信号を伝送できることが確認できた.
著者
森島 繁生
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.61-68, 1999
参考文献数
12

Recently computer can make cyberspace to walk through by an interactive virtual reality technique. An avatar in cyberspace can bring us a virtual face-to-face communication environment. In this paper, an avatar is realized which has a real face in cyberspace and a multi-user communication system is constructed by voice transmission through network. Voice from microphone is transmitted and analyzed, then mouth shape and facial expression of avatar are synchronously estimated and synthesized on real time. And also an entertainment application of a real-time voice driven synthetic face is introduced and this is an example of interactive movie. Finally, face motion capture system using physics based face model is introduced.
著者
米山 一人
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.1-6, 2001

DVD-RAM(8cm)を記録メディアとして採用した、光ディスクカメラを開発した。ディスクというメディアの利点を活かし、上書きの失敗や、画質の劣化と言った不安をなくし、更にDVDフォーラムで規格化したRTR規格に準拠したフォーマットによる録画データは、4.7GB DVD-RAMドライブを搭載したパソコンによる操作や、次世代のDVDプレイヤでの再生が可能となる。今回は、低消費電力を実現するビデオ記録技術と、ユーザデータの使い勝手を向上するPCインタフェースについて報告する。
著者
米山 一人 大場 良市 清水 宏 小林 弘孝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.21-25, 2000
被引用文献数
1

DVD-RAM(8cm)を記録メディアとして採用した、光ディスクカメラを開発した。ディスクというメディアの利点を活かし、上書きの失敗や、画質の劣化と言った不安をなくし、更にDVDフォーラムで規格化したRTR規格に準拠したフォーマットによる録画データは、4.7GB DVD-RAMドライブを搭載したパソコンによる操作や、次世代のDVDプレイヤでの再生が可能となる。ディスクナビゲーションによる、サムネイル表示と選択して手軽に再生が可能となっている。今回は、ディスクナビゲーションのGUI開発について報告する。
著者
田中 伸一 大嶋 光昭
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.33-38, 1997
参考文献数
2

DVDのROM型ディスクに1枚毎に異なる情報を追記する方式を開発した。CW-Qスイッチ型のYAGレーザのパルスレーザー光を照射して金属反射膜を除去し、約10μm幅のストライプをピットに重ねて形成する。一定幅のストライプの間隔を変調して、188バイトの情報が記録される。この記録方式はBCA(Burst Cutting Area)としてDVD規格に採用された。光ヘッドでBCA部分を再生すると、形成したストライプに対応して、信号レべルがゼロ近くに低下する。高周波のピット信号を簡単なローパスフィルタで除去し、CPUを用いてソフトウェアで簡単に復調・復号してBCAデータが読み取られる。
著者
渡邊 修 貴家 仁志
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会大会講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.105, 2003

We propose a method for cross-fading of JPEG2000 encoded images. The main feature of the method is that memory usage with the cross-fading operation is lower than that of conventional methods. In this paper, firstly, problems on applying cross-fading operation to JPEG2000 compressed images are discussed. Then the method based on the code-block is proposed. The code-block is known as a coding unit of JPEG2000 coding system and it is defined as a rectangular region in DWT domain. Finally, we provide some simulations and also verify the effectiveness of the proposed method.
著者
中野 雅則 松永 利明 松永 真由美
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.1-4, 2012
参考文献数
6
被引用文献数
1

無線LAN、長距離RFIDのような移動体通信がコンクリート壁や窓ガラスや人により電波伝搬に影響を受けることに注目し、家族が住んでいる部屋の日常生活を想定して、コンクリート構造における集合住宅内部の電界強度分布を、コンクリートやガラスによる縮小モデルを用いた実験及びFVTD法を適用した数値計算により解析を行う。比較対象として窓ガラスがある場合と無い場合を比較し、窓ガラスがある場合はガラスの反射の影響で無い場合よりも室内の電界強度が高くなる。窓ガラス後方ではガラスを透過する際に減衰し、ガラスが無い場合に比べ電界強度が低いことが分かった。また計算値と実験値は同様な傾向を示した。
著者
中野 雅則 松永 利明 松永 真由美
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.9-12, 2011
参考文献数
5
被引用文献数
2

無線LAN、長距離RFIDのような移動体通信がコンクリート壁や人により電波伝搬に影響を受けることに注目して、コンクリートを用いて縮小モデルを製作し、家族が住んでいる部屋の日常生活を想定して人を配置する。そのコンクリート構造における集合住宅内部の電界強度分布の実験を行い、FVTD法を適用した数値計算値との比較を行う。その結果、部屋の仕切りを透過する際に大きく減衰し、計算値と実験値は同様な傾向を示した。また比較対象として複数室間に人がいる場合と無人の場合を比較すると、無人の場合に比べ人がいる場合は、人より波源側では人からの散乱や反射で無人に比べ電界強度が高い値を示し、遠方では人を透過する際に減衰し、無人の場合に比べ電界強度が低い値を示した。このことから人がいる場合は無人に比べて複雑な伝搬をすることが分かった。
著者
松田 一朗
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.439-442, 2007-04-01 (Released:2009-10-16)
参考文献数
17
被引用文献数
2 1

1 0 0 0 OA 緊急警報放送

著者
伊藤 泰宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.761-763, 2007-06-01 (Released:2009-11-20)
被引用文献数
3 1