著者
長嶺 邦彦 冨岡 聡 政倉 祐子 田村 徹 植田 充紀 新福 吉秀
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会冬季大会講演予稿集 2009 (ISSN:13434357)
巻号頁・発行日
pp._6-10-1_, 2009-11-27 (Released:2017-06-05)

We conducted the subjectivity evaluation experiment for the "Color Uniformity" with 40 inches LED backlight, and subjectivity evaluation value got a result to rise so that an area and the chroma of the uneven coloring were large. Furthermore, we studied the techniques to extract the indexes considered the hue influence.
著者
板宮 吉宏 御手洗 紘子 吉高 淳夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 37.12 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.43-46, 2013-02-26 (Released:2017-09-21)
参考文献数
10

良い写真を撮るためには主題を明確にすることが重要である.写真構成要素の配置を考慮する構図には主題を明確にする効果がある.本稿では構図と顕著性に基づく写真撮影支援手法を提案する.事前調査より,写真撮影のプロフェッショナルは写真1枚当たり平均約1.7個の構図を適用して写真を撮ることが分かった.そこで,提案手法では認識された構図と共起性がある構図を考慮し,一つまたは複数の構図を適用させた提案構図を算出する.提案構図は撮影者へ提示し,主題を明確にするための撮影支援を行なった.評価実験の結果,構図の配置による写真の有意差は認められなかった.しかし,SD法を用いた主観評価において,提案手法で撮影した写真に構図の効果を表す心理量が確認できた.
著者
樋渡 涓二 入部 紳一郎 鈴木 寿
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.37, no.11, pp.942-947, 1983-11-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
7
被引用文献数
2 1

テレビジョンアイカメラを用いて日本語文章のディスプレイに対する人間の目の注視点の挙動について測定した.すなわち, 第一に日本語文章の形態などの違いに対する注視点の停留時間と移動距離の分布を求めた.文字の大きさ, 縦書き横書き, 読む速度, 漢字混じり文とひらがな文などに対する注視点の動きを測定し, その結果, 停留時間はすべて一定であり, 一方, 移動距離は文字単位で一定であるなどの結果を得た.第二はアイカメラにさらに視野制限装置を結合し, 実効的に視野を狭くしたときの注視点の挙動ならびに文章に対する認知率を求めた.視野を制限すると移動距離はおおよそ1文字毎となり, 認知率も低下する.以上から文章認知においても周辺視は重要であり, かつ眼球運動は文章の文脈や意味に強く支配されることがわかった.
著者
青木 貴則
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.72, no.1, pp.J9-J12, 2018-01-01 (Released:2017-12-21)
被引用文献数
1

ゴルフ番組ではショットに対する視聴者の関心が高く,弾道の描画や測定データを根拠としたショットの解説が求められていた.本システムでは 3Dドップラーレーダを用いてショット時のクラブヘッドやボールの動きを解析し,ショットデータの表示と実空間上にマッチした飛球線のリアルタイム描画を行うシステムを開発した.高精度なカメラキャリブレーションと組合せることによって,任意のカメラ映像に飛球線を描画させることを可能にしただけでなく,選手間や選手自身のデータ比較により,映像だけでは見えてこなかったショットの差,攻め方の違いを視覚的にわかりやすく表現することを実現した.
著者
山田 邦男
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
巻号頁・発行日
pp.1-4, 2016 (Released:2019-05-30)
参考文献数
2

一般的なBT. 709規格の色域で制作されたコンテンツを、スーパーハイビジョン規格であるBT. 2020の色空間に適合させ、さらにその広色域を生かした色域拡大を行うような変換処理手法の開発を行い、映像情報メディア学会の4K/8K性能超高精細・広色域標準画像を用いて評価した。
著者
峯松 史明 渋谷 一彦 小原 良之 岩崎 徹
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
巻号頁・発行日
pp.61-64, 2012-07-12 (Released:2017-09-21)
参考文献数
4

特異な気象条件によって引き起こされるダクト伝搬等の異常伝搬が発生すると,当該放送エリアに関係の無い遠方の地上デジタル放送波が到来し,地上デジタル中継局や,家庭での受信において混信を引き起こすことがある.一般に混信波は伝搬状態が不安定であることや希望波にマスクされてしまうことから,混信局の探索は,極めて困難であることが多かった.筆者らは今回,迅速な混信局探索を実現する装置として,ネットワークID推定機能付きISDB-T受信機,ISDB-T混信波抽出装置の開発を行ったので,これら装置の概要と,性能確認実験の結果について報告する.
著者
森田 寿哉 對馬 淑亮 安藤 広志
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
巻号頁・発行日
pp.33C-1, 2016 (Released:2020-01-23)
参考文献数
3

To evaluate effects disparity and resolution on the high resolution stereoscopic images, the preference of images with different disparities and resolutions were evaluated by paired comparison method. As a result, effects disparity and resolution were same degree on some images in the short viewing distance which viewers were able to tell the difference of resolution, on the other hand, the effect of disparity was observed only in the long viewing distance which angular resolution of image was over 30 cycle par degree.
著者
正岡 顕一郎 江本 正喜 菅原 正幸 野尻 裕司
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
巻号頁・発行日
pp._4-3-1_, 2006-11-20 (Released:2017-06-05)

We evaluated realness of real objects and images at various resolutions. Both real objects and images are viewed through a synopter, which removes horizontal disparity and presents the same image to both eyes. Sixty-five subjects evaluate the realness of three real objects and their images at six different resolutions ranging from 19.5 cpd to 156 cpd. We found that realness of image increases as the image resolution increases up to the discrimination threshold based on visual acuity and remains constant above the discrimination threshold.
著者
松崎 宏紀 迎山 和司
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 40.11 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.191-194, 2016-03-02 (Released:2017-09-22)

本研究ではメンコ遊びに対して様々な演出を付加するシステムを制作し,体験者の反応が良くなる演出の検討・調査を行った.テレビゲームなどといった現代の遊びはアニメーションや仮想的な演出が豊富である.しかし昔の遊びは演出が少ない.そこで,現代風のアニメーションや仮想的な演出を昔の遊びに付加することで体験者の満足度が向上すると考えた.本研究の目的は,複合現実感を用いてメンコに演出を付加するシステムを制作し,満足度が向上する演出の調査を行うことである.複合現実感とは現実世界に仮想情報を重ね合わせる技術全般のことである.

1 0 0 0 OA 1. 計測手法

著者
福井 一夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.51, no.8, pp.1120-1123, 1997-08-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
4
被引用文献数
2
著者
後藤 富朗 大野 永貴 平野 智 桜井 優
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.64, no.11, pp.1647-1654, 2010-11-01 (Released:2011-02-01)
参考文献数
20
被引用文献数
1

In accordance with the recent improvement in the quality of image displays, digital image compression artifacts are more visible than ever. Moreover, a lot of studies have been done to remove the artifacts such as blocky noise and mosquito noise. Among them, the total variation (TV) regularization approach proposed by Alter is considered to be one of the most successful. In this approach, the TV is regularized under constrained conditions, making it possible to efficiently remove the artifacts included by quantizing DCT coefficients.In this paper, unlike Alter's approach, an image is decomposed into a structure component and a texture component using the ROF TV regularization, and blocky noise and mosquito noise are moved in the texture component. Then, by filtering it using the deblocking edge filter, blocky noise can be removed. Furthermore, by controlling the selective filters using edge information obtained from the structure component, mosquito noise can be removed. Also, the reconstructed image is obtained to compose a filtered texture component and a structure component. An advantage the proposed method has over Alter's approach is it removes the artifacts without removing small texture signals. The experimental results show that the proposed method produces fine images subjectively and objectively. Also, the proposed method can be applied for not only JPEG-compressed images but also DCT-based compressed images such as MPEG and H.264.

1 0 0 0 OA フイルム技術

著者
三堀 家義
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.28, no.7, pp.521-524, 1974-07-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
27