著者
土居 元紀 陳 謙 眞溪 歩 大城 理 佐藤 宏介 千原 國宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.20, no.41, pp.13-18, 1996
参考文献数
9
被引用文献数
2

This paper presents the PASSFACE system which is a lock-control system using face identification. If one can use his (her) face as a key, it will be very convenient to open a lock. The PASSFACE system identify a face image for judgment whether it should unlock a door or not. The face identification consists of two main processes ; normalization of the size and the inclination of the face image and matching of characteristic face components (eye, nose and mouth).
著者
千川 文子 比留間 伸行 多田 好克
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
vol.2007, pp._15-3-1_-_15-3-2_, 2007

Tile Palette (TP) is proposed for mixing colors on a display. It is possible to set up the color space that matches each user's color image and knowledge in order to promote user's system understanding. TP can show quantity of color and mixing process visually by tile interface.
著者
石田 光一 桜井 貴康 増永 直樹 周 志偉 安福 正 関谷 毅 ツィーシャング ウテ クラーク ハーゲン 高宮 真 染谷 隆夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.1-6, 2009
参考文献数
10

電子機器が高性能化され、高密度に部品が実装されるのに伴い、EMIの発生源を特定するのが難しくなってきている。この問題を解決するために、電子機器を包むようにしてその表面の磁界及び電界の分布を測定するツール「EMI測定用風呂敷」の原理検証を行ったので報告する。
著者
安東 孝久 松本 敏昭 志水 英二
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.54, no.10, pp.1466-1473, 2000-10-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
16

We are developing a see-through display that uses holographic optical elements (HOEs) for the purpose of realizing a see-through head mounted display (HMD). Our display uses the Maxwellian view, which eliminates the need for focusing with a crystalline lens (ocular accommodation) because its depth field is extremely deep. We previously estimated the optical efficiency of a HOE that has both Maxwellian optics and a see-through function by using still images. In this report, we describe a prototype of a see-through display that provides electrical dynamic images by using a digital micro mirror device (DMD) as an electrical spatial light modulator.
著者
山本 和明 小池 崇文 永田 邦裕 海老澤 瑞枝 相沢 隆 大西 康司 苗村 健
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 34.12 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.59-62, 2010-03-02 (Released:2017-09-21)
参考文献数
10

PLZTは電気光学効果の一つであるKerr効果によって印加電圧の2乗に比例して屈折率が変化する特性を持つため,光学素子への応用が考えられる.そこでまず,我々は単体のPLZTについて屈折率の印加電圧依存性を調べた.続いて,報告済みの第一試作レンズの問題点である,圧電効果の影響によるレンズ変形を抑えた二次試作レンズを作製し,その屈折率電圧依存性を調べた.
著者
山本 和明 小池 崇文 永田 邦裕 海老澤 瑞枝 相沢 隆 大西 康司 苗村 健
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.59-62, 2010
参考文献数
10

PLZTは電気光学効果の一つであるKerr効果によって印加電圧の2乗に比例して屈折率が変化する特性を持つため,光学素子への応用が考えられる.そこでまず,我々は単体のPLZTについて屈折率の印加電圧依存性を調べた.続いて,報告済みの第一試作レンズの問題点である,圧電効果の影響によるレンズ変形を抑えた二次試作レンズを作製し,その屈折率電圧依存性を調べた.
著者
斉藤 知弘 高田 政幸 黒田 徹
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会年次大会講演予稿集 (ISSN:09191879)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.225-226, 1992

A compatibility test of FM multiplex broadcasting has been done. After the end of daily FM programs, the test signals multiplexed by L-MSK method have been broadcasted from NHK FM Tokyo (82.5MHz) station. The audio impairment by L-MSK signals has been servayed by polling listeners. The compatibility of L-MSK FM multiplex signal has been confirmed through more tahn 2,000 responses.
著者
三宅 知寛 相良 直哉 杉山 賢二
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.5-8, 2012
参考文献数
8
被引用文献数
1

映像品質が管理のために参照画像を用いない客観画質評価方法が求められている。これに対し、ブロック歪、モスキーノイズ、時間軸劣化、空間ボケなどの劣化要素についての評価方法がすでに検討されている。一方、近年の符号化では、非線形空間LPF(コアリング処理)の多用により、エッジは保存されるが微少ディテールが消失する劣化が目立ってきている。そこで、そのような劣化(コアリング劣化)を検出する手法について検討した。空間ボケ検出で用いたDCT係数のバンド分割を基本にし、エッジ部と平坦部によるブロック区分を行うことで参照画像なしにコアリング劣化の程度を検出する手法を提案する。評価結果は、H.264符号化で量子化幅(QP)の増加に伴って高い値になるともに、デブロッキングフィルタの有無により顕著に差を生じ、コアリング劣化程度の評価方法として有効であることが確認された。
著者
石川 彰夫 奥井 誠人 山本 健詞 井ノ上 直己 寺谷 メヘルダド 高橋 桂太 藤井 俊彰
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.72, no.10, pp.J174-J182, 2018 (Released:2018-09-26)
参考文献数
26

近年,臨場感を高めるため,人物を等身大で表示できる大型のディスプレイが注目されている.さらに大型の裸眼立体ディスプレイも研究開発が進められており,臨場感のある視聴体験が期待されている.しかし,大型ディスプレイで裸眼立体のための運動視差を実現するためには,100~200視点の映像が必要になる.一方,2020年頃に第5世代移動通信システム(5G)の実用化が予定されており,この通信帯域で数百視点の映像を視覚的な劣化が少なく伝送できれば,場所を限らず視聴できることになる.筆者らは数百視点の映像を圧縮伝送するアルゴリズムSecond-MVDを開発し,既に開発していた200視点の多視点映像伝送システム「REI」に実装して,5Gで想定されている大量のデバイスとの同時通信環境における平均スループットである100Mbps以下の環境を想定した主観評価実験を行った.その結果,想定環境下で4以上のMOSを達成する結果が得られた.
著者
丸山 純一 桶 隆太郎 村社 智宏 石井 正宏 檜山 郁夫 加藤 剛久 梅澤 康昭 佐藤 達弥 高橋 通 山下 紘正 谷岡 健吉 千葉 敏雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.72, no.10, pp.J136-J141, 2018 (Released:2018-09-26)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

3D偏光フィルタ方式を採用した8K-3D IPS液晶ディスプレイを開発した.近年,医療分野では,カメラとディスプレイにより医師の目をサポートする技術の開発が進んでいる.今回われわれは,立体視による奥行感の把握が可能な,内視鏡/顕微鏡手術向け「3D対応8K手術システム」の実現を目的に,3D偏光フィルタ方式8K-3D液晶ディスプレイの開発に取り組んだ.55インチ8K IPS液晶パネルの採用により,高精細,高画質な立体視を可能とした.手術室のレイアウトを考慮し,視距離1.0~1.5 mの範囲で使用することを目標に3D偏光フィルタを設計した結果,3D視野角8.6゜の範囲で3Dクロストークのない立体視を可能とした.本論文では,同ディスプレイの開発におけるポイントについて報告する.