著者
山本 智紀
出版者
三重大学
巻号頁・発行日
2010-01-01

フーリエは関数を記述する関数系として三角関数系を発見したが,現在,関数を記述できる関数系はさまざまなものが発見されている.その中でも球面上の関数を記述できる球面調和関数系に注目し,偏微分方程式にどのように利用できるかを調べた.
著者
武田 裕子 大滝 純司 高橋 都 甲斐 一郎 稲福 徹夜 高屋敷 明由美 大滝 純司 高橋 都 甲斐 一郎 森尾 邦正 稲福 徹也 高屋敷 明由美 安井 浩樹 武村 克哉
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

本調査では、医師が専門とする診療科および勤務地選択の際の要因や関連する因子を探るべく、全国の医学部4年生・6年生ならびに研修医を対象に、アンケート調査を実施した。また、すでに専門診療科をもって診療している医師会会員(3県)にも同様の調査を実施した。回答者の属性や個人的な体験・考え方、生育地の規模が特定の診療科選択や最終的な勤務地の決定に影響することが見出された。回答した学生・研修医の2/3がへき地勤務を肯定的にとらえていることがわかった。また、勤務地の決定には生育地の規模が大きく影響していた。
著者
舩原 大輔 鈴木 道生
出版者
三重大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2019-06-28

アサリやハマグリなどの二枚貝では閉殻筋と貝殻が強固に接着している。これは貝殻表面と閉殻筋との機械的結合と考えられているが、その分子メカニズムは不明である。最近、貝殻の閉殻筋接着面にみられる結晶構造である光輝層に、閉殻筋に特徴的な筋タンパク質が含まれていることが分かったことから、筋肉組織が貝殻結晶内に食い込んで両者が強固に接着できる可能性が考えられた。光輝層構造は閉殻筋が形成していると考えられているが、その分子メカニズムもまた不明である。そこで本研究では、筋タンパク質が光輝層形成においてどのような役割を担っているのかを明らかにするとともに貝殻と閉殻筋の新しい接着構造モデルの構築を試みる。
著者
杉田 正明
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究は低酸素(高地)トレーニングの効果を高める至適条件を検討するために運動時の酸素飽和度に着目して幾つかのトレーニング実験を行った。高度や運動強度に関わらず運動中の酸素飽和度を90%以下になるように負荷強度を設定し、1回30分間、一定期間(週2回、4週間)の自転車駆動トレーニング実施によって、有意な持久能力の向上が認められた。したがって低酸素環境における持久能力のトレーニング効果を高める条件としては酸素飽和度が90%以下の水準になるような負荷強度を選択することが重要であるといえよう。
著者
秋野 光徳
出版者
三重大学
巻号頁・発行日
2013-01-01

三重大学大学院生物資源学研究科博士前期課程共生環境学専攻
著者
尾西 康充
出版者
三重大学
雑誌
人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (ISSN:02897253)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.A17-A31, 2005-03-31

本論文は、戦後の梅川文男の足跡を明らかにしたものである。終戦直後の労働組合・農民組合再建の頃から、三重県議、松阪市長時代、そして死去に至るまでを取り上げた。
著者
清水 幸丸
出版者
三重大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1987

魚と水力発電用水車の関係は我が国においてはあまり関心がなく、これまでほとんど研究されていない。河川にダムを建設し、既存の水車発電装置を設置すると河川は寸断され、河川魚の生息条件が著しく破壊されることは既に知られている。ダムが低い場合にはしばしば魚道が作られるが、通常建設費がかかるので設置しない。また、魚道を通過する流量は発電に利用できない。しかだって、もし魚が運転中の水車内に自由に通過することができれば河川に棲む魚族の生態系を破壊することなく、河川のいたるところに低落差の水車を設置することができる。現在の高性能反動型水車ランナーはキャビテーション寸前の高負圧下で運転され、ランナー内流速も速い。負圧は魚の内蔵破裂を引き起こし、高速では魚がさかのぼれない。このような条件を考慮して、著者らの研究目的は、落差が1〜2mで、ランナー内流速が遅く、負圧にならない水車ランナーを開発することである。上記の目的に沿って次のような研究を行った。1.水車ランナーを通過する魚の挙動をビデオカメラおよび写真撮影により観察した。(1)、上流から下流へ移動する場合、(2)、下流から上流へさかのぼる場合。2.水車ランナーを通過する魚にランナーが与える損傷、その他生物学的打撃を検討した。3.水車ケーシングの圧力分布を測定し、水車内圧力分布と魚生存の関係を検討した。4.水車ランナー入口および出口直後の速度分布を測定し、魚が水車ランナーを下流から上流へさかのぼりうる流速の条件を明らかにした。5.魚と水車の関係を研究する研究用水車設備を開発した。
著者
明田 佳奈 河村 章人
出版者
三重大学
雑誌
三重大学生物資源学部紀要 (ISSN:09150471)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.85-103, 2001-10
被引用文献数
3

海産哺乳類の中で唯一の草食動物である海牛類は、ジュゴン科のジュゴンとマナティ科のアメリカマナティ、アマゾンマナティ、アフリカマナティの2科から成る。海牛類の消化機構は他の肉食性海産哺乳類と比べて異なっていることから、注目を集めていた。本稿では海牛類の消化機構について、(1)消化管の解剖学的特性、(2)餌料植物の栄養学的特性、(3)消化機能に関連した栄養生態学的研究の3点を中心として、消化機構に関する既知の知見を概説し、今後の研究方向について展望する。 (1)海牛類は非反芻動物である。胃は単胃であり、「噴門腺」と呼ばれる海牛類に特有の腺塊がある。噴門腺は消化酵素を分泌する細胞と酸を分泌する細胞の2種の細胞から成っている。ジュゴンの噴門腺は球状に近いが、マナティ科のそれは指のような形をしている。ジュゴン科とマナティ科で形が違う理由は分かっていない。成体では腸は体長の9~16倍になる。ジュゴンの成獣では大腸は小腸の約2倍の長さになるのに対して、マナティでは大腸と小腸は同じ長さである。ジュゴンの盲腸は単一であるが、マナティの盲腸は先端が2つの角状に分岐している。解剖や形態の面から、海牛類は奇蹄目、長鼻目、ハイラックス目、げっ歯目やカメ目のアオウミガメが属する後腸動物に属する。 (2)ジュゴンは4科18種の海産顕花植物を摂餌する。淡水種であるアマゾンマナティを除いて、マナティは海域から淡水域までに生息する多種多様な水生植物を摂餌する。アメリカマナティは60種以上の水生植物を摂餌することが報告されている。ジュゴンが好んで食べる海草は陸生の草食動物が主に食べる植物と比べて、粗タンパク質含有量が少なく、粗繊維含有量が多く、カロリーが低い。一方、マナティ科が食べる水生植物を同じ陸上植物と比べると、粗タンパク質含有量が同等で、粗繊維含有量が少なく、カロリーが低い。陸生植物では水分が75~80%であるのに比べて、水生植物では85~95%が水分であるので、海牛類は自身の体を維持するために、大量の植物を食べなければならない。 (3)それぞれの研究で餌料植物は異なるが、海牛類の消化率は80~90%であり、陸上の非反芻動物はおろか、反芻動物よりも高いことが知られている。海牛類の消化機能は他の草食動物と比べてかなり優れている。消化管内容物の揮発性脂肪酸濃度の研究から、盲腸と大腸は餌料植物の繊維の分解と分解生成物の消化が行われる主な場所であることが考えられた。さらに、海牛類における餌料植物の体内滞留時間(120~216時間)は、後腸動物であるウマ(23~45時間)やゾウ(17~26時間)、オジロジカ(20~40時間)といった他の後腸動物やウシ(48~65時間)のような反芻動物と比べてとても長い。 海牛類は消化管や消化機能を草食性という自身の摂餌特性に適応させ、十分な栄養を体内に吸収するために少なくとも消化機能を2つの面で特化させた。1つは餌料植物が長い大腸内をよりゆっくり通過させて、餌料植物の体内滞留時間を長くしたことである。2つ目は繊維の分解とエネルギー吸収能力を高めるために、消化管内、特に盲腸や大腸に豊富な微生物を有するようになったことである。しかし、消化管内微生物に関する研究はいまだ行われていない。さらに、海牛類の消化生理や消化機能に関する知見はわずかである。今後、飼育環境下にある生存個体や、死亡個体を用いて、海牛類の消化機能に関する知見をさらに増やしていく必要がある。
著者
藤田 伸也
出版者
三重大学
雑誌
人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (ISSN:02897253)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.161-170, 2003-03-25

詩と書と画に優れることを意味する詩書画三絶は中国文人の理想であった。書画と併称されるように絵画は書と密接な関係があり、書と画は根本的に一致すると考えられてきた。詩文は直接的に画題を絵画に提供する場合もあるが、両者は情景描写という点で共通することから、画を「無声詩」、詩を「有声画」と呼んできた。本論は詩書画三絶の視点から南宋画院の絵画について考察を試みた。文人画の理論をあえて宮廷絵画に当てはめることにより、南宋画院絵画の性格が明確となるのではないかと考える。まず詩書画三絶とは何かについて、主要画史での三絶の用例を追いながら述べ、次いで南宋画院のあり方に強い影響を与えた徽宗朝画院の状況を考察する。そして南宋画院の初期を代表する李唐と中期の画院最盛期の中心画家馬遠の事例分析を通して、画院画院の画と詩および書との関係について述べその芸術性を探る。
著者
T Guthmann
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

当研究は現代日本における最大の国家主義政治圧力団体である日本会議に注目した。結果、一部の市民の間に流れている国家主義的な心情を詳細に分析することができた。また、日本会議国会議員懇談会の役員の取材を通じて「保守」と言われる政治家の国家主義的な心情も測ることができた。併せて、日本会議と活動している幾つかの新興宗教の動機及び国家主義的な信念も明らかになった。加えて、日本会議を初め日本の政治右翼にとって、宗教的な要素を抜きにした国家主義的活動は有り得ないという結論にも至った。総じて海外との比較を通じて現代日本政治ナショナリズムの特色及び普遍性について新しい説を提供することができたと思われる。
著者
村田 了祐
出版者
三重大学
巻号頁・発行日
2015-01-01

三重大学大学院 教育学研究科 教育科学専攻 理数・生活系教育領域
著者
岩本 美砂子
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1999

本研究にあたり、比較研究の基礎となる日本の現状の先行研究が無に等しいことに直面した。そこで日本における女性の政治的リクルートの歴史と現状を把握するべく、女性国会議員およびOGへの面接調査と政党の機関誌紙の調査を行った。1980年代後半の「マドンナ・ブーム」に関して、社会党の従来の労組兼務議員のリクルートが困難になったことから、女性候補が注目された点を解明した。しかし党内で女性候補抜擢が組織的になったのではなく、マスメディアによる「土井ブーム」という風が女性候補を後押ししたのだった。が、このブームは、「女性にとって政治は遠い」という既成概念を崩し、その後の女性候補の進出に資した。また同時期、共産党・公明党も女性候補抜擢に着手していた。さらに、1999年4月の統一地方選挙を中心に、女性の進出の背景について全国調査を行った。全国レベルで、無党派を中心とした「女性を議会へ送る」市民活動が活発化している。「ネット」運動も女性議員を増やしている。既成政党については、特に公明・共産両党が女性候補擁立に熱心であるが、党内部での候補者選抜過程は外部からは捉えがたい。アメリカの選挙は候補者中心であり、政党は女性候補に対して特別の後援を行っていないが、かつてのように女性の立候補(予備選挙における選抜)を妨害することはなくなった。英国では若い女性票が政権の帰趨を制するという見通しの元、労働党が候補者選抜過程で女性比率を維持する仕組みを制度化した。ドイツでは緑の党による候補の女性を半数にする動きが、社民党を刺激し、後者の40%が女性というクウォータを実現させた。フランスでは厚い現職の壁に対して、新設の欧州議会や地域圏議会に女性が進出しており、社会党が熱心に女性候補を選抜している。2000年制定のパリテ法(男女衡平法)により、2001年統一地方選挙にむけ、各党が女性候補発掘に追われている。
著者
大倉 沙江
出版者
三重大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究の目的は、政治エリートとのネットワークや財政基盤などのリソース面で「弱い少数者」であるマイノリティ集団の利益が実現するための条件とその因果メカニズムを明らかにすることである。2017(平成29)年度は、研究実施計画にもとづき、マイノリティの政治参加に関連した基礎的な資料の収集と文献調査を進めるとともに、関係者に対するインタビュー調査を実施した。また、2018(平成30)年度に予定していたアンケート調査の一部を前倒しして実施した。なお、本年度は、マイノリティのなかでも障害者と女性に対象を絞って研究を行った。基礎的な資料の収集については、国内の学術研究機関に加え、最高裁判所や厚生労働省などの公的機関と連絡をとり、障害者の政治参加の実態や政策の動向についての文献やデータの所在を確かめた。また、データの一部については、すでに提供を受けた。さらに、学術研究機関の有識者、政府関係者、メディア、民間企業等から当該テーマに関する情報を多角的に入手し、吟味することで、状況の理解、精査に注力した。インタビュー調査については、2017(平成29)年7月~8月、2018(平成30)年1月の2回にわけ、障害がある議員、障害者団体の関係者、その支援者(弁護士など)に対して実施した。障害者の政治参加の実態、歴史的経緯などについて、立体的に情報を得ることができた。また、研究実施計画では2018(平成30)年度に予定していた「障害がある有権者に対する調査」および「障害がある議員に対するアンケート調査」を本年度に前倒しして実施した。「障害がある有権者に対する調査」は、株式会社ゼネラルパートナーズ・障がい者総合研究所との共同調査である。2018(平成30)年度は統一地方選挙の準備の年にあたるため、議員やその支援者の協力が得られにくくなると考えられるための措置である。
著者
八神 寿徳 小玉 一徳 中川 勝吾
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

近年,大学ブランドの確立と価値向上において重要な取組みの一つとして,多くの大学が大学ブランドを活用した商品開発・販売による情報発信を実践しており,大学ブランド商品が増加している。しかしながら,商標法等から大学ブランド商品に関する企業・大学間の契約形態には制限が生じており,その契約形態・内容は各大学が独自の手法を採っている。効果的な手法として標準的なモデルは確立・公表等されていない。そこで本研究では「大学が有する商標権」と「契約形態・内容」の実態調査と分析を通じて,「戦略的な商標出願と契約形態を軸にした社会的・経済的に価値ある大学ブランド商品の展開を支援する手法の開発」を行う。
著者
福田 凌平
出版者
三重大学
巻号頁・発行日
2016-01-01

三重大学大学院 工学研究科 博士前期課程 情報工学専攻 人間情報学研究室
著者
河村 功一 古丸 明 米倉 竜次 KAWAMURA Kouichi KOMARU Akira YONEKURA Ryuji
出版者
三重大学
巻号頁・発行日
2010-04-01

ブルーギルの定着成功における遺伝的要因の役割を形態・遺伝子解析と飼育実験に基づくQst-Fst解析により推定した。集団解析において日本における多くの集団の定着成功の理由として、母集団とされる琵琶湖集団の遺伝的多様性の高さが挙げられた。Qst-Fst解析の結果から適応形質における集団間の相違は遺伝的浮動よりも自然選択の影響を強く受けており、ブルーギルの定着成功において適応形質における遺伝的多様性の高さが重要である事が明らかとなった。To elucidate the role of genetic factors crucial to the invasion success of bluegill sunfish in Japan, morphological and genetic analyses were performed, together with Qst-Fst analysis in rearing experiments. Population analysis suggested that invasion success in many populations of Japan was mainly due to high genetic diversity of their founder population in Lake Biwa. Qst-Fst analysis revealed that difference in adaptive characters among populations was caused by natural selection, rather than genetic drift. Sustenance of high genetic diversity in adaptive characters was considered to be important in the invasion success of bluegill in Japan.
著者
村田 真理子 山下 成人 川西 正祐
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1997

がんの化学予防に用いられることの多い抗酸化物質についてヒト遺伝子損傷性により安全性を評価した。種々の抗酸化物質を用いて単離DNAあるいは細胞内DNAに対する損傷性を検討した。ヒト培養細胞に抗酸化物質を添加し、一定時間後に細胞からDNAを抽出し、パルスフィールドゲル電気泳動法により細胞のDNA損傷性を検討した。その結果、ビタミンA、レチナール、α-トコフェロールおよびケルセチンでは細胞内DNA損傷が検出された。また、酸化的DNA損傷の指標である8-ヒドロキシデオキシグアノシン(8-OH-dG)生成量を電気化学検出器付HPLCにて定量したところ、細胞内8-OH-dG生成量はビタミンA、レチナールおよびN-アセチルシステインの添加で有意な増加が認められた。単離DNAに対するDNA損傷性の検討では、抗酸化物質と^<32>Pでラベルしたヒトがん抑制遺伝子p53のDNA断片と金属イオン存在下で反応させ、電気泳動を行いオートラジオグラムを得た。その結果、ビタミンA、レチナール、α-トコフェロール、ケルセチンおよびN-アセチルシステインは銅(II)イオン存在下で塩基特異性を有するDNA損傷を来すことが明らかとなった。このDNA損傷は,カタラーゼあるいは銅(I)イオンの特異的キレート剤であるバソキュプロインにより抑制されたことから、過酸化水素および銅(I)イオンの関与が考えられた。また、同様の実験条件で8-OH-dGの増加を確かめた。以上の結果より、抗酸化物質は酸化抑制作用のみならず、ある条件下では酸化促進作用を示し、DNA損傷性を有することが明らかとなった。これらの酸化的DNA損傷が発がん過程のイニシエーションとプロモーションに関与する可能性があり、抗酸化剤の予防的投与の危険性が示された。第一次予防の重要性に鑑み、安全性を十分検討した上で、がんの化学予防に抗酸化物質を適用することが望まれる。