著者
舩田 正彦 富山 健一
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
薬学雑誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.140, no.2, pp.205-214, 2020

<p>Cannabis use among the younger population in Japan has been steadily increasing. The aim of the present review is to highlight recent knowledge regarding the molecular mechanisms of action and health risks associated with cannabis and synthetic cannabinoid consumption. We investigated the effects of Δ<sup>9</sup>-tetrahydrocannabinol (THC) and synthetic cannabinoids on place conditioning in ICR mice. Both Δ<sup>9</sup>-THC and synthetic cannabinoids produce a significant conditioned place preference. These rewarding effects were completely suppressed by the cannabinoid CB<sub>1</sub> receptor type antagonist AM251. The cytotoxicological effects of Δ<sup>9</sup>-THC and synthetic cannabinoids were also characterized in the limbic forebrain of mice in primary culture <i>in vitro</i>. Δ<sup>9</sup>-THC and synthetic cannabinoids caused cell death in a dose-dependent manner. The rank order of cytotoxicological potency was synthetic cannabinoids>Δ<sup>9</sup>-THC and related to the agonistic activities of the CB<sub>1</sub> receptor. A recent review on the harmful effects of cannabis use in humans reported that behavioral impairments, especially in terms of attention, memory, and complex information-processing ability, can last for many weeks after cessation of cannabis use among heavy users. In addition, cannabis use could be a risk factor for drug dependence and later psychosis among adolescents. The results of animal and human studies suggest that CB<sub>1</sub> receptors play an important role in the expression of harmful effects of cannabis and synthetic cannabinoid use. Moreover, concern regarding increasing concentrations of Δ<sup>9</sup>-THC in cannabis in many countries has been noted, because more potent cannabis may be associated with worse adverse effects.</p>
著者
新井 賢 藤本 憲二 橋本 竹二郎 滝島 常雄 小屋 佐久次
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.107, no.4, pp.279-286, 1987-04-25 (Released:2008-05-30)
参考文献数
13
被引用文献数
3 3

In order to identify the constituents of ethanol-extractable amino acids from Pinus densiflora SIEB. et ZUCC. leaves, high performance liquid chromatography (JASCO TWINCLE amino acids analyzer system) was used. According to the results obtained, ethanol-extractable amino acids confirmed to be such 19 different kinds, as Asp, Thr, Ser, Asn, Glu, Gln, Pro, Gly, Ala, Val, Met, Ile, Leu, Tyr, Phe, Lys, His, Arg and γ-aminobutyric acid (GABA). There was a seasonal fluctuation in the amount of free amino acids constituent, and three different patterns of changing in the amount were noticed. The major constituents of free amino acids were found to be GABA and Ala. There were similarities in the patterns of free amino acids contents among new buds, one year leaves and two year leaves. However few amount of Met and His were detected from the stage of the new buds than any other. Basic amino acids were found more in the one year leaves and the two year leaves than in the new buds. The contents of Gln, Lys and Arg increased in the germination stage of the new buds, and the contents of GABA, Pro, Ala and Asn decreased in the growing stage of the new shoots. The above facts lead to the conjecture of that these free amino acids were involved deeply in the growth of Pinus densiflora SIEB. et ZUCC. leaves.
著者
岡 夏未 近藤 真志 松原 秀樹 出石 啓治 田坂 祐一
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.141, no.7, pp.979-984, 2021-07-01 (Released:2021-07-01)
参考文献数
12

Drug-drug interactions (DDIs) are responsible for an increase in the incidence of adverse drug reactions. Although CYP is known to be involved in metabolic processes, the DDIs among three or more drugs that involve the same CYP molecular species have not been fully investigated. In this study, we retrospectively examined the relationship between the number of drugs and potential DDIs in metabolic processes involving CYPs in patients who picked up their prescribed drugs at 11 pharmacies in the Kojima Branch of the Okayama Pharmaceutical Association. We found that 66.5% of the 924 patients had potential DDIs; more than half of the patients who took six or more drugs had potential DDIs among three or more drugs. The mean number of CYP3A4-related drugs involved in potential DDIs was 3.52±1.56 in patients who took seven drugs, suggesting the need for careful monitoring of specific symptoms and blood test results for the early detection of adverse drug reactions caused by DDIs among three or more drugs.
著者
石川 稔
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.620-624, 2021 (Released:2021-07-01)
参考文献数
15

医薬リード化合物の水溶性と脂溶性は、受動拡散による経口吸収を考える上で重要な物理化学的性質である。著者らは、分子間相互作用を減弱させるリード化合物の構造改変により、水溶性と脂溶性の両方を同時に向上できることを見いだした。
著者
安藤 英紀 石田 竜弘
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
MEDCHEM NEWS (ISSN:24328618)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.19-24, 2020-02-01 (Released:2021-05-01)
参考文献数
15

標的遺伝子の発現を特異的に抑制するRNA干渉(RNA interference;RNAi)医薬品は、patisiran(Onpattro®)が2018年に世界で初めて販売されたことを契機に、これまで以上に高い注目を集めている。筆者らは臨床での実用性を考慮したRNAi医薬品の開発を試み、すでに量産が可能な工業化技術を確立し、体腔(胸腔および腹腔)内直接投与により悪性胸膜中皮腫や承認薬のない胃がん、卵巣がん、膵臓がんの腹膜播種転移の治療剤としての有用性を前臨床レベルで確認した。本稿では、すでに本格開発段階に移行している体腔内投与型RNAi製剤(開発コード:DFP-10825)について、これまでの開発経緯を紹介する。
著者
上村 静香 西原 正和 大住 優子 塩田 裕徳
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.139, no.11, pp.1471-1478, 2019-11-01 (Released:2019-11-01)
参考文献数
25
被引用文献数
3

Phellodendron bark (“Obaku”) is an important crude drug used in Kampo-medicine. Recently, powder formulation of phellodendron bark was approved as an “efficacious treatment for bruise, sprain, and periodontal diseases”, and it has been marketed as an OTC agent. To obtain this approval, the examination of quality control-related characteristics is necessary. Therefore, we established a quantitative method for jatrorrhizine, palmatine, and berberine determination. In this study, we compared the contents of the three constituents obtained from the extracts of Japanese and Chinese phellodendron bark and found remarkable difference.
著者
樋坂 章博
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.50, no.7, pp.664-668, 2014 (Released:2016-09-17)
参考文献数
8

予測は科学的知識に基づく最善の合理的な判断ではあるが,残念ながら経験によって十分に検証されたものとはいえない.ヒトの健康を預かる医療は,可能であれば観察された確かな証拠に基づくべきである.これは根拠に基づく医療(EBM)の根幹であり,その考え方が現在広く認められるに至った背景には,最善の知識で論理的に正しいと信じられた治療法であっても,実際には無効,ときには有害でさえあったとの苦い経験がある.遡るなら,古代中国の神農は薬草を選別するために必ず自ら摂取したと伝えられるが,身を賭してエビデンスを確認したからこそ,あれほど広く尊敬の念を人々から集めたに違いない.それほどまでに,医療にとっては実証こそが重要であり,それを予測で補うのは特別な場合に限られるべきである.ここでは薬物相互作用(drug-drug interaction:DDI)の予測を論ずるわけであるが,まず最初に予測には限界があり,適用は利点と欠点,効率性とリスクの判断から許容される場合に限られることを強調したい.それでは,臨床の場においてDDIの予測は,なぜ必要なのだろうか.その理由の第一は,DDIに関係する可能性のある薬剤が非常に多いことである.市場には2,000種を超える薬剤があり,この半数程度の体内動態の制御に代表的な薬物代謝酵素であるCYP3Aが関与するといわれる.一方で,処方機会が多い比較的強いCYP3Aの阻害薬および誘導薬は,数十のオーダーで存在し(私たちの過去の調査によると33剤であった),そうすると,ここで総当たりで数え上げるならば,数万もの相互作用を検証すべき薬剤の組み合せが存在することになる.これまでに実際に相互作用が臨床試験で検証された組み合せは,文献を数えても実は数百しかない.しかもDDIに関係する薬物代謝酵素はもちろんCYP3Aだけではない.EBMを強調するあまり,確認されたDDIのみしか認めないとすると,どうしても重大なリスクを見逃すことになる.DDIに関しては,EBMの基準を緩めないと破綻するのが明らかなのである.少し実例を挙げて見よう.ブロチゾラムとエプレレノンは両方ともCYP3Aで非常によく代謝を受ける薬剤であり,したがってその阻害薬と併用すると血中濃度が数倍に上昇する可能性があるので,十分な注意が必要である.ところが医薬品添付文書で併用に注意すべき薬剤として挙げられているのは,ブロチゾラムはイトラコナゾール,ミコナゾール,シメチジンであるのに対し,エプレレノンはイトラコナゾール,リトナビル,ネルフィナビルが禁忌に指定されているのに加えて,クラリスロマイシン,エリスロマイシン,フルコナゾール,サキナビル,塩酸ベラパミルとの併用に注意すべきとある.よく見ると,ここでは2つの典型的なCYP3Aの基質薬の間で,イトラコナゾールを除くと危ないとされる阻害薬が重複していない.相互作用の機構を論理的に思考すると,これは決してあり得ない.現状では,CYP3Aの阻害薬の統一的な基準がないことから生じた混乱といえる.残念ながら,このような曖昧さは現状の添付文書の注意喚起には随所に存在しており,それは実は日本だけの問題ではない.例えば日本,米国,欧州のラベリングを多くの薬剤で比較すると,相互作用の注意喚起の区分が国の間で異なる例は数割にものぼる.相互作用の注意喚起に関しては,統一的な基準やハーモナイゼーションを図る枠組みがどこにもないことが,このような事態の原因となっている.もちろん,これまでの添付文書の相互作用の注意喚起であっても,分かりやすく臨床的重要性が判断できるように,かなり注意深く作成されてはいる.例えば,1997年4月25日発出された薬安第59号によれば,記載様式は可能な限り表形式等にして分かりやすく,また種類(機序等)毎に相互作用を生じる薬剤名・薬効群名を挙げ,相互作用の内容(臨床症状・措置方法・機序・危険因子等)を簡潔に記載することとしている.エビデンスに基づき,可能な場合には重要な順番から記載するとの配慮がなされており,実際に現在の臨床において危険な相互作用を避けるためにかなり有用であったことは間違いない.しかし,相互作用の程度を科学的に予測することで,一定以上のリスクがあれば漏れなく記載するとの観点は,あまり考慮されなかったのが実情なのである.
著者
酒井 弘憲
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.164-165, 2016

生物学や遺伝学の世界に統計学を持ち込んだのは,進化論で著名なチャールズ・ダーウィンの従弟,フランシス・ゴルトンである.ゴルトンは,気象図の等圧線を考案し,気圧という概念を発見したり,指紋による個人の識別をスコットランドヤードに提唱したりするなど,幅広い知識人でもあった.コナン・ドイルも,いち早くその意義を認め,「ノーウッドの建築業者」(作品集:ホームズの帰還)で,ホームズにも指紋による個人鑑別について語らせていることはよくご承知のことであろう.
著者
(株)フジテレビジョン広報宣伝部
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.703-706, 2020

「アンサング=褒められない」医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、誰より患者のことを考える薬剤師という存在に光を当てた新・医療ドラマです。普段は脚光を浴びることがありませんが、薬を処方する時は患者にとって『最後の砦』となります。ドラマチックであると共に視聴者に『知識』も提供できる社会的意義の高い作品です。
著者
長谷川 悠子
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.55, no.8, pp.742-746, 2019 (Released:2019-08-01)

スポーツは参加する人すべてが同じスタートラインに立つこと、同じルールのもとに「フェア」に競い合うことが土台として成り立っている。その土台が壊れないよう、みんなが同じスタートラインに立っていることを証明することが、ドーピング検査の大切な役割である。本稿では、そのようなアンチ・ドーピング活動の一部である、「ドーピング検査」の流れと、万が一陽性が疑われる分析結果が出た場合のその後の手続きについて概説する。
著者
真野 栄一
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.415-419, 2017 (Released:2017-05-01)
参考文献数
8

QbDにつき製薬企業の薬事の観点から解説した.まず,QbDに関連のICHガイドライン紹介としてQ8およびQカルテットの説明,次いで薬事面を踏まえた品質保証の考え方として開発,製造,薬事要件についての基本解説し,その中でのQbDの位置付けを説明した.その後QbDの従来法との比較,QbDの簡単な手順説明,用語を解説し,QbDで最も重要なポイントはリスク評価の繰り返しであることを示した.今後の進展,最後にまとめとした,
著者
廣部 祥子 岡田 直貴 中川 晋作
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.11, pp.1030-1034, 2016

皮膚の表皮や真皮には免疫担当細胞が多数存在しており、これらの細胞にワクチン抗原を送達することができれば、高いワクチン効果が期待できる。近年、痛みを伴うことなく皮膚に貼るだけでワクチンを接種できるマイクロニードルを用いた経皮ワクチン製剤が、従来の注射ワクチン製剤と比較して、有効性だけでなく迅速大規模接種や開発途上国へのワクチン普及において優位性をもつことから注目されている。
著者
尾崎 葵
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.55, no.7, pp.700, 2019

ウメ(<i>Prunus</i> <i>mume</i>)の果実は昔から体に良い食材としてアジア諸国で利用されており,有益な生理活性が数多く知られている.例えば,ジャムや梅肉エキスなどに含まれるムメフラールは,梅を加熱した際に糖とクエン酸が反応して生じる物質であり,血小板凝集抑制作用により血流を改善することから,脳梗塞や心筋梗塞など心血管疾患への予防効果が期待されている.また,梅エキスに含まれるオレアノール酸などのトリテルぺノイドが抗酸化作用や抗炎症作用を持つことも報告されている.本稿では,喫煙によるDNA損傷の修復が期待される梅エキスの新規有用物質の単離とその作用機序解析を行ったAndrewらの研究成果について紹介する.<br>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.<br>1) 忠田吉弘ほか,ヘモレオロジー研究会誌,<b>1</b>, 65-68(1998).<br>2) Kawahara K. <i>et</i> <i>al</i>., <i>Int</i>. <i>J</i>. <i>Mol</i>. <i>Med</i>., <b>23</b>, 615-620(2009).<br>3) Andrew J. <i>et</i> <i>al</i>., <i>Sci</i>. <i>Rep</i>., <b>8</b>, 11504(2018).<br>4) Hwang J. <i>et</i> <i>al</i>., <i>Korean</i> <i>J</i>. <i>Food</i> <i>Sci</i>. <i>Technol</i>., <b>36</b>, 329-332(2004).
著者
合田 幸広
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.141, no.6, pp.787-791, 2021-06-01 (Released:2021-06-01)
参考文献数
11
被引用文献数
3

The author believes that the three pillars of pharmaceutical sciences (PS) in Japan are drug development science, medical pharmacy, and quality management science. Of these, the most PS-like science is quality management science, both historically and presently. Considering the balance of safety and efficacy is the basis of PS. The definition of “quality” is the degree to which a set of inherent properties of a product, system, or process fulfills requirements in Q9 of International Council for Harmonisation of Technical Requirements for Pharmaceuticals for Human Use (ICH). In our society, pharmaceutical science graduates including pharmacists, are active participants, not only in the pharmaceutical industry, including a pharmacy, but also in the food industry, especially for quality assurance and quality control. This report presents a focused overview of quality in health foods, foods with health claims, and pharmaceutical products and discusses the importance of a curriculum focusing on quality assurance, control, and management in pharmaceutical education.
著者
柳 奈津代 佐藤 宏樹 澤田 康文
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
pp.21-00001, (Released:2021-05-24)
参考文献数
11
被引用文献数
1

Previous studies have reported the inappropriate administration of medication at nursery schools by the staff and a lack of drug-related information from caregivers at the time of request. However, the situation concerning medication administration at nursery schools from the mothers’ perspective is unknown and it is not clear what information the mothers provided to nursery staff at the request. We conducted an online survey between April and May 2019 regarding the administration of medication at the nursery school with input from 600 mothers. Overall, 510 (85%) individuals replied that the requests to administer medication were acceptable for all or some of the medications. Application forms for medications were used by 91% of the 301 mothers who had previously made such requests. Although information including the child’s name, medication times, illness of the child, parent’s name, and dosage form was specified by over 70% of mothers, drug-related information such as effectiveness, side effects, and drug interactions was insufficient. In total, 41 instances of inappropriate medication administration by staff were reported by 35 mothers. It is suggested that the drug information sheets provided by community pharmacies should make up for inadequate drug-related information on application forms for medications to avoid the risk of adverse events and reduce staff burden. Toward this end, it is necessary to provide easily understandable information sheets for nursery staff, as the medication is usually administered by nursery staff, not a nurse. Community pharmacists should support these measures as pharmaceutical professionals.