出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.81, no.8, 1975-08-15
著者
青木 直昭 堀口 興 馬場 勝良
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.76, no.6, pp.303-308, 1970-06-25
被引用文献数
1
著者
石川 有三
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.40, pp.205-218, 1992-12-15
被引用文献数
1

世界各地のプレート境界やブロック境界である大きな横ずれ断層における地震活動を調べ, 中央構造線の周辺部の地震活動と比べた。その結果, 中央構造線は他の断層に比べ地震活動が低いが, 歴史時代に大きな地震があった可能性があること, 地震活動の空間分布の特徴や応力場が中央構造線を境として両側で異なることなどが明らかになり, 中央構造線はブロックの境界として振舞っていると結論した。特に, 東アジアの中での地震活動や応力場から見た中央構造線は, アムールプレートの南の境界とは考えにくい。
著者
渡辺 一徳 小野 晃司
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.75, no.7, pp.365-374, 1969-07-25
被引用文献数
6 12 5
著者
荒井 章司
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.38, pp.329-344, 1992-03-20
被引用文献数
11

クロムスピネルは超マフィック-マフィック岩の形成時または再平衡時の物理化学的条件の違いに応じて幅広い化学組成を有している。したがって, 砕屑性クロムスピネルの化学組成はその起源を考察する上で有力である。特に, 砕屑性クロムスピネル(特に堆積性蛇紋岩中のもの)を近接する蛇紋岩体のものと比較することによって, 堆積性蛇紋岩などのクロムスピネルを含む堆積岩の形成過程や蛇紋岩体の貫入過程を考察することが可能である。3つの地域の砕屑性クロムスピネルを検討し, 以下の結論を得た。嶺岡帯や山中地溝帯では, 狭い地域での連続的な蛇紋岩コンプレックスの上昇貫入があった。一方, 神居古渾帯の沙流川蛇紋岩体の周辺では通常の削剥により中新世に蛇紋岩砂岩が形成された。
著者
福田 理 高野 貞
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.57, no.674, pp.459-472, 1951-11-20
被引用文献数
11 4
著者
村上 允英
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.57, no.670, 1951-07-31
著者
岡村 行信
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.96, no.3, pp.223-237, 1990-03-15
被引用文献数
2 20
著者
波田 重熙 吉倉 紳一 ギャヴィティーズ J.E.
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.56, pp.183-198, 2000-03-15
被引用文献数
7

黒瀬川地帯の三滝火成岩類, シルル-デボン系酸性凝灰岩, 土居層と嘉義尾層の花崗岩礫について, U-Pb法によるジルコンの年代測定を行った.三滝火成岩類については439〜441Ma, また, シルル-デボン系については362〜414Maの年代が得られた.花崗岩礫については263Maおよび250Ma(土居層), 203Ma(嘉義尾層)の年代が得られた.これらは, 各々の地層の堆積年代に近いことから, 礫の供給源となった花崗岩は貫入定置後, 急速に上昇・削剥・供給されたとみられる.また, これらの礫の年代は三滝火成岩類のそれより明らかに若いので, 供給源を三滝火成岩類に求めることはできない.供給源は, 南中国あるいはインドシナ/東マレーシア大陸地塊, および, それらが衝突・合体して形成されたアジア大陸の大陸縁辺域に位置していた火成弧と見なされる.一方三滝火成岩類は, 上記の大陸地塊がゴンドワナ大陸から分裂・移動する以前の結晶質基盤岩類と考えられる.
著者
伊藤 純一 白木 敬一
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.105, no.11, pp.810-813, 1999-11-15
被引用文献数
3 8

Picrite basalts containing MgO up to 16 wt.% were found in the lowest part of the Pliocene Uegusukudake Formation on the north coast of Kumejima island ; in the close proximity northwest of the island lies an active back-arc basin, Okinawa Trough. The high Fo (92.2) of olivine and Cr_2O_3 (56.5%) of spinel in the picrite basalts indicate the existence of a magma with >13% MgO and >0.15% Cr_2O_3. The Kumejima picrite basalts are tholeiitic arc picrites having relatively high SiO_2 and low incompatible element abundances.They may have formed accompanying the opening of the Okinawa Trough.
著者
鈴木 尉元
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.84, no.3, pp.160-161, 1978-03-15