著者
松木 洋一
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 = Animal-husbandry (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.139-150, 2012-01 (Released:2012-12-03)
著者
宮下 清貴
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 = Agriculture and horticulture (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.84, no.1, pp.197-202, 2009-01 (Released:2011-03-05)
著者
楠 比呂志 土井 守
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.281-286, 2009-02

希少種の保全や外来種問題、また農作物への獣害や人獣共通感染症など、環境から産業、また健康までの広範多岐にわたって、ヒトと野生動物との関わりにおける困窮の度合いが、加速度的に増している。こうした憂慮すべき事態を打破するための技術の開発や対策の立案、そして人材の育成は、広く生物学系の最高学府に課せられた最優先課題のひとつであると著者らは考えている。そこで日本野生動物医学会の第14回大会が、獣医学系のない神戸大学大学院農学研究科を会場として、平成20年9月3日から7日までの5日間にわたって開催されたのを機に、産業動物を中心とした実学的な総合動物学の一分野である畜産学・応用動物学系の大学や大学院における野生動物教育の実態を明らかにすることを目的として、任意のアンケート方式による全国調査を実施したので、その集計結果について報告する。なお本報告は、第14回日本野生動物医学会大会の講演要旨集に記載されたものを、改変して再録したものである。
著者
星川清親著
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
1985
著者
柏木 豊
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.82, no.4, pp.509-514, 2007 (Released:2011-01-20)
著者
前田 昌調
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.65, no.7, pp.703-706, 2011 (Released:2012-12-03)
著者
松尾 雄二
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.69, no.9, pp.835-840, 2015 (Released:2016-04-13)
著者
真並 恭介
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.66, no.12, pp.1163-1171, 2012-12

東日本大震災による原発事故は,福島県の家畜やペットなど,人間とともに生活していた動物たちの暮らしを揺るがし,運命を一変させた。その変動は人間から遠く離れて生きている野生動物にも及んでいる。野生動物は人間の生活から離れているぶん,大地に近く,大地とともに生きている。その大地が2011年3月11日から数日のうちに変わってしまったのだ。人間はいなくなり,目に見えない放射能を帯びた里山や森が広がっている。この美しく豊かな土地が野生動物のねぐらであり,生活の場であることに変わりはない。以前と違うのは,生きものを養う土や水や空気の循環のなかに,放射性物質が取り込まれてしまったことである。東日本大震災発生から1年になる2012年3月11日の前後,私は車で計画的避難区域などを回った。6日間の滞在中,原発から半径20キロ圏内の警戒区域のなかにも入ることができた。殺処分(安楽死)を免れて生き延びている牛に会い,野生動物にも出くわした。人間が姿を消した動物たちの別天地では,生は死と隣り合わせだ。放れ牛の群れが猛然と駆け過ぎ,悠然と草をはんでいるそばで,まだ死んで問もないと思われる牛が全身泥だらけで横たわっていた。
著者
斉藤 聡
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.64, no.1, pp.115-122, 2010-01

ベトナムでの国際協力の現状と今後の展開。ベトナムと聞いて多くの日本人が思い浮かべるイメージはベトナム戦争ではないだろうか。米軍を相手にゲリラ戦を戦ったベトナム軍は、アメリカの支援を受けた当時の南ベトナム・サイゴン政府を壊滅に追い込み、サイゴン(現ホーチミン市)を陥落したのが1975年4月30日、現在もこの日は南部開放記念日として国民の祝日となっている。ベトナムは、中国、フランスによる植民地支配が続いた後、フランスやアメリカ、カンボジア、中国と次々と戦争が続き、侵略と抵抗の歴史を繰り返してきた。そのため、経済的に低迷する時代を長きに渡り経験してきた。1976年の南北統一によるベトナム社会主義共和国建国後、政治的安定を取り戻したベトナムは、「ドイモイ」と呼ばれる改革路線を打ち出し、市場経済の導入と対外開放政策による工業化による経済発展が著しく、7〜8%台の経済成長を続け、近年、日本や近隣諸国との経済・貿易面の交流も盛んになっている。日本政府はODAによる技術協力支援のひとつとして独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)による「ベトナム中小規模酪農生産技術改善計画」を2006年より開始した。筆者は2009年よりJICA技術協力専門家としてベトナムに派遣されており、今回、同計画の活動を中心に、ベトナムの酪農開発について紹介したい。
著者
渡邊 徹
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.623-628, 2010-06

酪農現場における飼料給与を中心とする飼養管理方法についての一考察。外的要因の主なものとして、気候や牛舎環境の影響、管理の不具合があります。具体的には、暑熱や寒冷の影響、牛床、飼槽、繋ぎ方等いわゆるカウコンフォートの項目としてあげられているものです。また、飼料の変動、牛の入れ替え、牛群内でのイジメ、近所での工事等も飼料摂取に影響を与えます。これら外的要因は牛に負担をかけ、ストレスが生じ、その結果飼料摂取量が低下します。ストレスとは物理的、精神的に外部から力が加わっている状態で、寒冷、暑熱、筋肉疲労、炎症、感染、怒り、不安などの物理的、化学的、精神的な負荷は全てストレスの要因となり得ます。また、ストレスが加わると副腎皮質からコルチゾール(糖質コルチコイドの一種)が分泌され、ストレスを緩和しようとしますが、コルチゾールは繁殖ホルモンやカルシウムの代謝などに大きな影響を与え、乳牛の生乳生産をマイナス方向に導きます。乳牛がストレスを感じるのは、行動に制約がある時、不快な時、不安な時等です。
著者
福本 学
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.33-40, 2013 (Released:2013-07-09)
著者
細見 彰洋
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.82, no.4, pp.469-474, 2007 (Released:2011-01-20)
著者
佐々木 脩 伊藤 寛治 乳井 恒雄
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.62, no.10, pp.1061-1064, 2008 (Released:2011-01-18)
著者
萬田 富治
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.93-98, 2008 (Released:2011-01-18)
著者
川道 美枝子 川道 武男 山本 憲一 八尋 由佳 間 恭子 金田 正人 加藤 卓也
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.67, no.6, pp.633-641, 2013-06

アライグマ(Procyon lotor)は北米原産の食肉目アライグマ科に属する中型の哺乳類である。日本での最初の野生化は,1962年岐阜県犬山市の施設で飼育されていた個体からと言われる(環境省,2011)。1970年代末に放映された連続テレビアニメ「あらいぐまラスカル」が人気を呼んだのも一因と考えられるが,ペットとして多数が北米から輸入されるようになった。その後,各地でのアライグマの拡大で,農作物の被害もあり,1994年に狩猟獣に指定され,有害駆除が容易となった。しかしながら,アライグマの拡大は進み,1998年には日本哺乳類学会が対策を求める決議を採択した(哺乳類保護管理専門委員会,1999)。アライグマが原産地で狂犬病を媒介することから,2000年に狂犬病予防法による動物検疫対象に指定されて輸入規制されるまでに(神山,2008),日本に多数が輸入されたが,輸入の実数は不明である。アライグマなどの侵略的外来生物の輸入や日本国内での増加を抑制するために2004年,「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(以降外来生物法とする)」が成立し,2005年に施行され,アライグマは輸入,販売,飼養,運搬が規制される特定外来生物に指定された。しかし,法律施行までにすでに日本各地にアライグマは広がっていた。狩猟統計によると(環境省HP),2004年には22道府県で3,287頭のアライグマ捕獲が記録されている。2010年には狩猟,有害駆除,外来生物法に基づく捕獲で24,091頭が捕獲された(狩猟統計)。2010年に全47都道府県に分布することが確認された(国立環境研究所侵入種データベース,2010)。アライグマのもたらす被害としては,自然生態系への被害,農作物や養魚への被害,民家や社寺などへの侵入による汚損・破壊の被害,病気の伝搬の可能性が挙げられる。日本各地に分布するアライグマは主にペット由来とみなされる。アライグマは成獣になると飼育困難になり,野外に放されたり,器用な手先を使って檻から逃走して,各地で野生化したと考えられる。外来生物法が施行されるまでは,捕獲されたアライグマを奥山放獣するようにという行政指導も行われた。また,有害駆除が農作物被害のみに対応している場合も多く,家屋侵入被害は駆除対象とされなかったため,市民による違法捕獲後に山などに放されるケースも多かったようである。そうした事情がアライグマの急速な拡大に拍車をかけたと考えられる。
著者
大澤 史伸
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.382-391, 2013-03

厚生労働省では,「障害者の雇用の促進等に関する法律」(以下,障害者雇用促進法と記述する。)に基づき,1人以上の身体障害者又は知的障害者を雇用することを義務づけている事業主等から,毎年6月1日現在における身体障害者,知的障害者及び精神障害者の雇用状況について報告を求めている。2012年11月14日現在における同報告では雇用障害者数は,38万2,363人と過去最高を更新した。このことを受けて,小宮山洋子厚生労働大臣は,2012年5月23日,現行の法定雇用率1.8%から2.0%に引き上げる案を労働政策審議会の分科会に諮問した。分科会は同日,妥当と答申し,6月中にも政令改正を閣議決定し,2013年度から新しい雇用率が適用される見通しになった。しかし,民間企業(56人以上規模の企業)をみると,法定雇用率1.8%に対して実雇用率が1.69%であり,法定雇用率未達成企業は,53.2%と依然,民間企業における障害者雇用は進んでいるとはいえない状況である。
著者
ローレンソン マシュウ 大塚 彰 二宮 正士
出版者
養賢堂
雑誌
農業気象 (ISSN:00218588)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.1-9, 2002-03-10
参考文献数
9
被引用文献数
1

仲介ソフトウエア、メットブローカは仲介機構によって作物モデルなど農業モデルに様々な気象データベースへの接続を提供する。本論文ではメットブローカを利用するソフトウエア開発の3つの手法(Javaアプレット、データ橋渡しJavaアプリケーション、Javaサーブレット)について議論する。ソフトウエア開発の参考としてそれぞれの手法を使ったアプリケーションを紹介した。Javaサーブレット以外の手法はクライアントのコンピュータにJava2の実行環境が必要となる。アプレットはソフトウエアの更新が行いやすいことが特徴で、多くのメモリが必要で、かつ起動時間が長いのが欠点である。クライアントのコンピュータで実行されるJavaアプリケーションはメットブローカを利用して気象データを検索し、それをファイルに書き込むことができる。このデータの橋渡し機能によってFORTRANやBASICといったJava以外の言語で記述された農業モデルが気象データを利用することができるようになる。Javaサーブレットとして実装された農業モデルは入出力をHTTPプロトコルで受け渡す。このようなモデルはインターネット接続が可能な携帯電話など簡単なブラウザーで利用できる。JavaビーンズからActiveXコントロールを作成する手法は現在取り組んでいる4番目の手法である。このコントロールによってVisual BasicなどのJava以外のビジュアルな開発環境を使用している開発者がMetBrokerを利用できるようになるだろう。

2 0 0 0 機械の研究

出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
1949