著者
中坪 俊之 川地 将裕 間野 伸宏 廣瀬 一美
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.259-264, 2007-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
13

マンボウの成熟度の指標について調べるため, 合計328尾の飼育魚および天然魚を用い, 魚類の成熟度指数として利用されているGSIおよびKGについて比較検討した結果, GSIとKGの間には強い相関が認められた。屋外でのBW測定の難しさからみて, マンボウの成熟度の調査では, KGの方がGSIよりも有効であると考えられた。また, 飼育魚は天然魚に比べ, 成長に伴って成熟度が高くなる傾向が認められ, 飼育下では自然界よりも成熟が早い可能性が示唆された。
著者
五利江 重昭
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.519-527, 2001-12-20 (Released:2010-10-28)
参考文献数
7
被引用文献数
6

MS-Excelのソルバーを用いて,非線形最小二乗法および最尤法によりvon Bertalanffyの成長式のパラメータを推定するワークシートを作成した。兵庫県但馬沿岸域で漁獲されたヒラメ(雄)の耳石の測定結果と年齢一体長関係について,パラメータの推定結果をWalfordの定差図法と比較したところ,Walfordの定差図法では成長係数が過小評価になっていると考えられた。また,最小二乗法と最尤法では,推定されたパラメータは同じであった。ここで示した成長式のパラメータを推定するワークシートは,年齢-体長データから成長式のパラメータを推定するのに役立つだろう。
著者
五利江 重昭
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.243-249, 2002-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
16
被引用文献数
1

MS-Excelのソルバーを用い, 最尤法および非線形最小二乗法により, 全長組成の相対度数分布を混合正規分布に分解して, 各年齢の混合比とAge-Length keyを推定するワークシートを作成した。計算例題として, 兵庫県の但馬沿岸域で漁獲されたヒラメの全長組成と, 成長式のパラメータ推定時に得られる情報を用い, 最尤法と最小二乗法でパラメータの推定結果を比較したところ, 両者に若干の差が見られた。しかし収束状況は, 最小二乗法の方が最尤法よりも安定しているので, ソルバーの制約条件を工夫し, 最小二乗法を用いて収束させるのが実用的であると思われた。ソルバーの制限条件をよく理解した上でこのワークシートを用いれば, 年齢別漁獲尾数の推定や, 放流効果の評価に役立つだろう。また他の対象種に合わせてワークシートを改良する雛形として使用できる。
著者
田子 泰彦
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.115-118, 1999-03-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
6
被引用文献数
4

近年, 神通川と庄川ではサクラマス親魚の遡上できる範囲と漁獲量は徐々に減少した。神通川における親魚の遡上範囲と漁獲量の関係はy=-3.97+0.0827xの回帰直線式で示され (r=0.693) , この式は庄川にも当てはまった。この事実は, サクラマス資源の減少は, ダムの建設などによる河川環境の大きな変化と密接に関係していることを示唆している。
著者
萱野 泰久 尾田 正
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.419-425, 1994-09-20 (Released:2010-12-10)
参考文献数
18
被引用文献数
1

平均全長8.1cmのキジハタ人工種苗を1984年10月から'89年8月までの5年間にわたり, 配合飼料及び練り餌を投与して陸上水槽中で飼育し, その成長過程を明らかにするとともに, 自然産出卵を得た。1) 時期別の平均全長は, 1歳魚が14.5cm, 2歳魚が21.7cm, 3歳魚が29.3cm, 4歳魚では雌が31.0cm, 雄が32.6cm, 5歳魚では雌が32.4cm, 雄が34.5cmであった。年間成長率は年齢の増加とともに著しく減少した。2) キジハタの全長 (L, cm) と体重 (W, g) の関係はW=0.Ol452 L3.082と表せた。3) 8月から10月の平均全長から年齢 (t) と満年齢時の全長 (Lt, cm) との関係を雌雄別にBertalanffyの成長式で表すと次のように表された。雌: Lt=40.5 [1-exp {-0.2859 (t+0.875) } ] (t≧l)雄: Lt=48.1 [1-exp {-0.2186 (t+0.911) } ] (t≧4)4) 飼育条件下での産卵期間は, 年によって多少異なったが, ほぼ6月から8月の間であった。初産卵はふ化後1年10か月齢の6月下旬に見られ, その後年齢の増加とともに産卵量は増加した。
著者
秋山 信彦 今井 秀行 小笠原 義光
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.231-238, 1994-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
17
被引用文献数
1

ミヤコタナゴの繁殖用産卵基質として用いるカワシンジュガイの有効性を調べ, ほかに6種の淡水産二枚貝と比較検討した。7種の二枚貝をミヤコタナゴの産卵用水槽に入れた場合, ミヤコタナゴは, カワシンジュガイに対して最も多く繁殖行動を行い, 産卵した卵・仔魚数もカワシンジュガイが最も多かった。しかし, カワシンジュガイを除くと, ミヤコタナゴは特定の種だけに繁殖行動を多く行うことはなく, 産卵した卵・仔魚数も極少数であった。実際にカワシンジュガイを用いて, ミヤコタナゴを繁殖した結果, 雌1個体・1か月あたりの浮出仔魚数は6.65と6.81個体であり, 従来用いられてきた産卵基質二枚貝で繁殖した場合より多かった。以上の結果から, カワシンジュガイは, ミヤコタナゴを増殖させるための産卵基質として有効であると, 考えられる。
著者
伊藤 史郎 川原 逸朗 青戸 泉 平山 和次
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.299-306, 1994-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
14

マナマコ (アオナマコ) Doliolaria幼生から稚ナマコへの変態促進に関する2, 3の実験を行い, 以下のような結果が得られた。1.ヤツマタモク, オオバモク, ヒジキ, ジョロモク, フクロノリなどの褐藻で, わずかに稚ナマコへの変態が促進されたが, 付着珪藻に比べるとその効果は極めて低かった。2.自然繁殖させた, いわゆる天然珪藻では, 稚ナマコへの変態がすみやかに進み, また, 付着珪藻の密度が高いほど, 稚ナマコへの変態が促進された。3.単離培養したAchnanthes biceps, Navicula ramosissima, Nitzschia sp.では, その密度にかかわりなく, ほとんど変態が促進されなかった。4.付着珪藻が変態促進効果を発揮するには, Doliolaria幼生との接触が必要であった。5.K+による変態促進効果は認められなかった。6.採苗時の, 付着板の設置方法は, 水槽底面に対して垂直に設置した方が水平に設置した場合よりも, 稚ナマコの付着数のバラツキが少なかった。
著者
山元 憲一 半田 岳志 茅野 昌大 藤本 健治 原田 裕子 丸岡 詳治
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.183-188, 2002-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
11
被引用文献数
2

換水量を連続して直接測定する装置で, 酸素飽和の状態において水温16.0±0.1℃でマナマコ, Apostichopus japonicusの換水を調べた。換水は, 一回の大きな呼出と複数回のほぼ等間隔に行われる吸入を一周期として行っていた。1換水周期での呼出時間は10.6±1.3sec/cycle, 呼出水量 (Vcy, ex) は95.5±20.0ml/cycle/kg, 一分間当たりの呼出回数は0.7±0.1stroke/minおよび一分間当たりの呼出水量は67.5±18.8ml/min/kgであった。1換水周期での吸入時間 (Tin) は79.5±26.3sec/cycle, 吸入水量 (Vcy, in) は95.8±26.4ml/cycle/kg, 吸入回数 (If) は10.3±2.9stroke/cycle, 吸入一回当たりの吸入量は9.8±1.8ml/stroke/kg, 吸入一回当たりの吸入時間は7.8±1.6sec/strokeであった。Vcy, inとVcy, exの関係は, Vcy, ex=0.27Vcy, in+69 [R2=0.12] あるいはVcy, in=0.48Vcy, ex+53 [R2=0.13] で表された。IfとTinの関係は, Tin=8.2If-4.3 [R2=0.84] , IfとVcy, inの関係は, Vcy, in=7.0Tin-27 [R2=0.61] で表された。
著者
伊藤 史郎 小早川 淳 谷 雄策
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.257-259, 1987-03-31 (Released:2010-09-07)
参考文献数
7

1) 1986年3月から5月の間, アオナマコ浮遊幼生の飼育適水温を知るため, 13~22℃間における1℃ごとの飼育実験を行った。2) Doliolaria幼生の出現は13~20℃間では水温が高いほど早いが, 22℃は20℃と同じであった。3) 浮遊幼生の適温下限は15℃付近だと考えられる。4) 少なくともAuricularia幼生の適温上限は19℃と考えられるが, Doliolaria以降の幼生の適温上限については明確でない。
著者
鵜沼 辰哉 野口 浩介 澤口 小有美 長谷川 夏樹 町口 裕二
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.331-339, 2013-12-20 (Released:2015-04-02)
参考文献数
39

フロック状のマナマコ用配合飼料を開発した。海藻粉末と市販のナマコ用配合飼料を混合し,ここに約2.4倍量の無機成分(珪藻土とゼオライト)を加え,海藻粉末に含まれるアルギン酸を粘結剤として攪拌しながら塩化カルシウムでゲル化することにより,フロック状に粗い粒子の集合した飼料を調製した。この試験飼料を体長約7.8 mm の稚ナマコに29日間与えたところ,生残率,日間成長率とも海藻粉末区,市販ナマコ用配合飼料区よりも有意に高かった。また,体重約96 g の親ナマコに42日間与えたところ,日間成長率は市販ナマコ用配合飼料区よりも有意に高く,生殖巣指数も高い傾向を示し,組織学的観察から卵形成がより進んだと考えられた。これらの結果から,本飼料は稚ナマコ育成,採卵用親ナマコ養成の双方に有効であると考えられた。
著者
加藤 暁生 平田 八郎
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.75-80, 1990-04-15 (Released:2010-03-09)
参考文献数
10
被引用文献数
1

1) ナマコ (アカナマコ) の活動日周性を調べるために, ナマコの底面縁周性を活用した移動記録装置を作成した。2) ナマコの活動速度は低温区 (12~17℃) で平均49.6±2.8m・d-1と活発であったが, 高温区 (18~25℃) では平均21.6±6.3m・d-1と不活発であった。なお, 最高活動速度は16℃区の52.3m・d-1であった。3) ナマコのリズムパターンは, 水温12~17℃では双峰型 (日中54%: 夜間46%) を, また, 水温18~25℃では単峰型 (昼間12%: 夜間88%) を示す傾向が伺えた。4) そのように異なるリズムパターンの発現は, 代謝量の増減に伴う摂餌時間帯の増減によるものと推察した。
著者
畑中 宏之
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.141-146, 1996-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
19

マナマコをポリカーボネート波板で採苗する時に, 波板に対する付着数にバラツキが発生する。種苗生産過程における飼育密度が成長におよぼす影響について調べた。日間成長率と飼育密度の間に負の相関関係がみられた。体長の変動係数と歪度は, 飼育密度が高くなるに従い大きくなる傾向がみられた。一方, 低飼育密度の体長組成は正規分布に近い形となった。人為的に均一に再付着させた2つの実験区の体長組成は, 最も正規分布に近い形となった。マナマコの種苗生産において, コレクターに対する付着密度を均一にすることは, 成長を良くし, さらに大小のバラツキを小さくすることができると考えられた。
著者
畑中 宏之
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.227-230, 1994-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
9
被引用文献数
2

タグ標識法により, ナマコこぎ網の漁獲効率を推定した。試験は, 小浜湾東部に位置する2つの海域を選んだ。両海域の底質は共に泥質であるが, 1つの海域はカキ殻が散在していた。タグを打ったアオナマコを試験海域に均一に放流し, ナマコこぎ網を放流後10分以内に曳網した。漁獲効率の推定は放流数と再捕数の割合から求めた。その値は, 単なる泥質では0.780が, カキ殻が散在する底質では0.555が推定され, 漁獲効率は海底が平坦でない場合は低下すると考えられた。また, 得られた漁獲効率から天然集団の生息密度は, A地点で3.74個体/100m2およびB地点で7.45個体/100m2と推定した。
著者
畑中 宏之 上奥 秀樹 安田 徹
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.563-566, 1994-12-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
11

イトマキヒトデがマナマコを捕食するに際し, マナマコのサイズおよび水温が捕食に及ぼす影響について調べた。捕食試験では, 平均腕長43.3mmのイトマキヒトデは, 平均体長15.9, 30.1, 40.0, 54.6mmのマナマコを, それぞれ1日当り1.8, 0.5, 0.1, 0個体捕食した。また, 平均腕長46.2mmのイトマキヒトデは, 水温が20, 15, 10℃の場合, 平均体長29.2mmのマナマコをそれぞれ1日当り0.9, 0.8, 0.2個体捕食した。イトマキヒトデによるマナマコの捕食量は, マナマコのサイズが大きくなるにつれて減少し, また, 水温が下がるに従い減少するものと考えられた。
著者
山元 憲一
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.313-316, 1992-09-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
8
被引用文献数
2

マナマコの1型であるクロナマコの酸素消費量は酸素飽和度が低下しても18.1℃では38.1%まで, 14.0℃では38.4%まで, 9.9℃では27.5%まで, ほぼ正常状態での値を維持し, さらに低下すると著しく減少した。酸素消費量は水温を徐々に低下させるとそれに伴って減少したが, 徐々に上昇させた場合および各水温に順応させた場合には, 水温の上昇に伴って増加し, それぞれ水温22.0あるいは23.0℃のところで最大となった。しかし, さらに水温が上昇すると減少した。
著者
伊藤 史郎 川原 逸朗 平山 和次
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.287-297, 1994-06-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
14
被引用文献数
1

アオナマコおよびアカナマコ浮遊幼生のAuricularia後期幼生とDoliolaria幼生について, 稚ナマコへの変態に及ぼす水温と塩分の影響について検討した。さらに, 規模を拡大した実験として, 同一飼育群の浮遊幼生についてAuricularia後期幼生の割合が高まったときと, 発育がさらに進みDoliolaria幼生の割合が高まったときの2回採苗実験を行った。その結果, アオナマコおよびアカナマコともにDoliolaria幼生のほうがAuricularia後期幼生に比べ稚ナマコへの変態過程で, 低水温や低塩分の影響が受けにくく, さらに, 採苗時の水温や塩分の条件が同じ場合, Doliolaria幼生のほうがAuricularia後期幼生に比べて, 稚ナマコへすみやかに変態することが明らかとなった。これらのことから, 採苗はDoliolaria幼生の割合が高まった時点 (平均体長約500μm) で行うのが効果的であるといえる。
著者
山元 憲一 半田 岳志 藤本 健治
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.67-74, 2005-03-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
17
被引用文献数
1

呼吸樹での換水運動から, マナマコのアカ, アオ, クロの高水温に対する抵抗性の違いを12, 22, 28℃から水温を上昇させて調べた。各水温から水温を上昇させてもアカ, アオ, クロはいずれも同様に, 水温28℃では, 換水量, 呼出1回の水量, 吸入1回の水量, 呼吸数および呼吸1回の吸入回数はほぼ同じ値を示した。22℃および12℃でも, 呼吸1回の吸入回数はほぼ同じ値を示したが, 換水量, 呼出1回の水量, 吸入1回の水量および呼吸数は水温の上昇に伴って増加した。これらのことから, 水温上昇に伴う換水運動の変化はアカ, アオ, クロに差違がないことが明らかとなった。しかし, 高水温に対する抵抗性はアオとクロがほぼ同じで, アカがそれらよりも弱いことが明らかとなった。
著者
浜野 龍夫 近藤 正和 大橋 裕 立石 健 藤村 治夫 末吉 隆
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.249-254, 1996-09-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
10
被引用文献数
1

マナマコ種苗が放流地点から急速に見られなくなる原因を究明するため, 水槽とタイドプールを使って実験を行った。その結果, 主因は, 食害による減耗ではなく, 「観察者による見落とし」と「種苗の移動」と推察された。