出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.5, pp.64-66, 2012-06

「雑談の取材ね。これね、役に立つか分かりませんが、この間ね…」と雑談から始める野口敏さん。野口さんは、『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』の著者で、コミュニケーションスクール「TALK&トーク話し方教室」を主宰する雑談のプロである。 さっそく雑談が弾む。数カ月前、同じく雑談の取材に武道2段のいかつい風貌の編集者が。
著者
浜田 幸宏 赤瀬 朋秀 田代 眞一 佐川 賢一 島田 慈彦
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.645-650, 2003-05-20 (Released:2010-03-12)
参考文献数
9
被引用文献数
1 1

最近, 使用量が急増している大建中湯エキス顆粒の使用実態を北里大学病院において6ヵ月間にわたり調査した。またその調査から剤形に関する問題点が浮かび上がったので大規模病院8施設において実際に服用実態を把握している看護師にアンケート調査を行った。大建中湯エキス顆粒は, 北里大学病院において, 主に婦人科および外科から処方されており, いずれも手術後が多かった。こうした患者への投薬は経管など看護師の手で行われていたことから大建中湯エキス顆粒を与薬する際に生ずる問題点を抽出する目的で行ったアンケート調査の結果, 与薬した患者からの苦情のうち8割以上は味や剤形に関する指摘であった。今回の調査において,臨床現場においてエキス顆粒という剤形の使い勝手のよくない事が明らかとなった。このことは粉砕・溶解など看護師の与薬業務に負担になっている可能性が示唆された。特に, 嚥下能力の低下した患者に投与する際にはさらに一歩すすんだ改良が必要であり, 煎剤を個別包装したスティック入り液状製剤のように, 使用性の優れた新しい漢方製剤が必要であると考えられた。
著者
若槻禮次郎著
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
1932

1 0 0 0 海嶽集

著者
若槻禮次郎著
出版者
若槻禮次郎
巻号頁・発行日
1935
著者
若槻禮次郎著
出版者
読売新聞社
巻号頁・発行日
1975

1 0 0 0 國民に訴ふ

著者
若槻禮次郎[著]
出版者
改造社
巻号頁・発行日
1927
著者
高橋 正雄
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.891, 1993-10-10

「カラマーゾフの兄弟」(米川正夫訳,岩波文庫)の最終章には,思い出の持つ精神的意味が強調されている場面がある.この物語の主人公アリョーシャは,結核で亡くなったイリューシャを少年達と手厚く葬った後で,その少年達に今日の思い出を大切にするよう,次のように呼びかけるのである.「私たちは今後一生涯,たとえどんなことが起こっても,また,たとえ二十年も会わなくっても,あの憐れな少年をここで葬ったことを,忘れないようにしましょう」「たとえ重大な仕事で忙しい時にも,―名誉を勝ち得た時にも,あるいはまた大なる不幸に陥った時にも,とにかくいかなる時においても,かつてこの町でお互いに善良な感情に結び合わされながら,あの憐れな少年を愛することによって,私たちが実際以上立派な人間になったことを,決して忘れないようにしましょう」. さらにアリョーシャは,こうした子供の頃の思い出の価値を強調して,「一体楽しい日の思い出ほど,殊に子供の時分親の膝もとで暮らした日の思い出ほど,その後の一生涯にとって尊く力強い,健全有益なものはありません」,「子供の時から保存されている,こうした美しく神聖な思い出こそ,何よりも一等よい教育なのであります.過去においてそういう追憶をたくさんあつめた者は,一生すくわれるのです」と語る.そしてアリョーシャは,「イリューシャを葬ったことや,臨終の前に彼を愛したことや,今この石の傍でお互いに親しく語り合ったことを思い出したら,もし仮りに私たちが残酷で皮肉な人間になったとしても,今のこの瞬間に私たちが善良であったということを,内心軽蔑するような勇気はないでしょう」,「この一つの追憶が私たちを大なる悪から護ってくれるでしょう.そして,私たちは過去を顧みて,『おれもあの時分は善良だったんだ.大胆で潔癖だったのだ』ということでしょう」と,そうした思い出は,われわれに素直な気持ちを取り戻させ,悪から救うことさえあると語るのである.
著者
飯田 年穂
出版者
明治大学政経資料センター
雑誌
資料センターニュース
巻号頁・発行日
vol.51, pp.33-34, 1990-12-14
著者
加部 隆史 門脇 敏 和田 有司 野田 和俊 天野 久徳 梅崎 重夫
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.145-154, 2010-06-15 (Released:2016-09-30)
参考文献数
15

爆発性雰囲気においては,可燃物・着火源・酸素の結合により危険状態となり,これを放置しておくと危害に繋がる.爆発の予防と防護の基本概念および方法論を示す欧州規格EN1127-1 では,国際標準化機構(ISO) が定めるリスクアセスメントの原則を実践し,その結果に基づきリスク低減の方法論を提示している.この方法では,リスク低減の原則は第一義的に予防であり,爆発性雰囲気を生成しない条件作りをし,それでも危険が除去できない場合は,第二義的に防護として,安全装置を使用することを述べている.従来の電気的着火源以外に,非電気による機械的着火源,粉じん等が同等な危険源として列挙されている.本稿は,これらの考えの基となる合理的体系論としてのEN1127-1 の予防と防護-基本概念と方法論の概説および考察をしたうえで,今後の国内における爆発性雰囲気での課題を問題提起する.