著者
安岡 孝一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.67-73, 2007 (Released:2007-05-01)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

ケータイを使ってインターネットにアクセスする際に,最も注意しなければならないのは,絵文字の問題である。ケータイの絵文字をインターネット上で使うと,ほぼ確実に文字化けする。文字化けが起こるのは,各社が勝手な文字コードをケータイ上に実装しており,その結果,文字コードによる情報交換の一意性が,ケータイの絵文字に関してはまったく保証されなくなってしまっているからである。しかしながら文字化けの問題は,ケータイのみの問題というわけではない。実はMicrosoft Windowsが採用しているCP932においても,文字化けの問題が内在している。その意味では,JISやUnicodeに従わない文字コードというのは,常に文字化けの危険性を伴っている,ということである。

206 0 0 0 OA 法令全書

出版者
内閣官報局
巻号頁・発行日
vol.明治33年, 1912

21 0 0 0 OA 法令全書

出版者
内閣官報局
巻号頁・発行日
vol.明治40年, 1912
著者
白土慧吉井伸一郎古川正志 吉井 伸一郎 古川 正志
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.84, pp.15-20, 2006-07-28
参考文献数
3
被引用文献数
1

本論文では,ユーザが編纂した情報に基づく`情報推薦システムの開発を目的とする.個人によって編纂された幅広い情報を用いた推薦を行うために,ソーシャルブックマークサーピスを対象とする.適切な情報を抽出するため,Web上から各ユーザのデータを収集,ユーザ関連度を解析するシノステムを構築したぶ興味の類似した複数のユーザが相互に関連する情報を持つと仮定し,ユーザ間の情報共参照性をネットワークとして表現する.ここから各ユーザを中心とする部分グラフを抽出することで情報を推奨する.さらに本論文では,指定ユーザと類似した嗜好を持つユーザの関連性をグラフとして表示し推薦情報を提示するWebシステムを構築し,提案手法の有効性について検討する.In this paper, we develop the interested information recommendation system based on the user's compiled information. This system targets Social Bookmarks Service(SBM). For finding appropriate interested information, we collected each use's bookmark entry on web, and developed system which analyze user's association. We assume that users to whom interest is similar have associated information and subgraph that conters on each user from this network. And we develop web service to recommend new interested information.That service has list of the user who has similar preference to specified user, subgraph to the user,System to present recommended information to user.

8 0 0 0 OA 法令全書

出版者
内閣官報局
巻号頁・発行日
vol.明治42年, 1912

9 0 0 0 OA 法令全書

出版者
内閣官報局
巻号頁・発行日
vol.明治21年, 1912

23 0 0 0 OA 法令全書

出版者
内閣官報局
巻号頁・発行日
vol.明治13年, 1912

15 0 0 0 OA 法令全書

出版者
内閣官報局
巻号頁・発行日
vol.明治11年, 1912

17 0 0 0 OA 法令全書

出版者
内閣官報局
巻号頁・発行日
vol.明治23年, 1912
著者
井上 純一
巻号頁・発行日
2005-11-18

既にHUSCAPに登録されている「2004年度グラフ理論講義ノート」の2005年度版です。前年度と比べ、いくつかの演習問題とその解答が新たに加わっております。(誤植も可能な限り直してあります) 今回は講義スライドも利用できるようにしてあります。 当講義の情報は http://chaosweb.complex.eng.hokudai.ac.jp/j_inoue/ あるいは http://www005.upp.so-net.ne.jp/j_inoue/index.html からダウンロード可能です。
著者
武田 正倫 橋本 惇 太田 秀
出版者
国立科学博物館
雑誌
Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology (ISSN:03852423)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.159-172, 2000-12
被引用文献数
1

A new bythograeid crab named Austinograea yunohana is described on the specimens from some hydrothermal vents along volcanic front of the eastern edge of the Philippine Sea Plate, off central Japan, as the ninth of the family Bythograeidae Williams, 1980,and the third of the genus Austinograea Hessler et Martin, 1989. The new species is most closely related to A. alayseae Guinot from the South Pacific, but remarkably different in having the filiform second male pleopod nearly as long as the first.
著者
上田 修功 斉藤 和巳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.87, no.3, pp.872-883, 2004-03-01
被引用文献数
8

テキストは,一般に,多重トピックからなる.それゆえ,テキストからの自動トピック抽出は,伝統的なパターン認識で行われている排他的なクラス分類とは異なり,多重を許容するという意味でより困難な分類問題といえる.従来法では,多重トピックテキストの生成モデルが全く考慮されていないため,必然的な性能限界があると考えられる.本論文では多重トピックを有するテキストの新たな確率モデル,パラメトリック混合モデル(PMM1,PMM2)を提案し,次いで,PMMに基づいて,テキストから多重トピックを同時に抽出する手法を論じる.PMMは,単一トピックに対応する基底パラメータで可能なすべての多重トピッククラスを表現でき,PMM1ではパラメータ推定アルゴリズムの大域的最適性が保証され,更に,PMMのパラメータ推定及びトピック予測アルゴリズムは高速,という優れた特長を有する."Yahoo"ドメインの実際のwebページ分類実験により,提案手法の従来手法に対する顕著な優位性を示す.
著者
秋元 浩一 黒田 佐俊 土屋 智裕 石代 正義
出版者
岐阜大学
雑誌
岐阜大学農学部研究報告 (ISSN:00724513)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.67-75, 1985-12-15

青果物売買の最も詳細なデータを与える売立情報を,価格予測の対象データとすることについて,我が国でも代表的な複数の卸売会社の協力を得て検討した。この情報データは,個々の売立情報を網羅しているため厖大な量である。そこでまず,このデータの処理方法の開発に着手し,得られた方法によって素データを整理した後,要因の分析を行なった。要因の分析には,我が国でも代表的な卸売市場の荷受会社における昭和58年1年間分の金売立情報をMTベースで用いた。価格分析の対象品目はキャベツである。1.データ処理方法について1)素データは記録密度6250BPI,長さ2400フィートのMTで,多いときは1ヵ月号で約2本分であった。2)素データをいきなり分析するのは,労力,時間,経費の点から不可能に近いので,必要とするデータの整理を数段階に分けて行なう必要があった。第一処理で,キャベツおよび競合品に関するデータの抽出をおこない,次の段階で総量,平均単価の計算,同一等階級・同一平均単価等についてデータの整理を2回行ない,その結果をフロッピーディスクに出力し,以後の分析はパーソナルコンピュータで行なった。3)上記三段階の処理は厖大なデータ処理能力を必要とするので,大型電子計算機を必要とした。4)このデータ処理には,計算機の動いている時間だけで払半月分で約30号,1年分で約12時間を要した。2.キャベツの卸売価格に関する要因分析1)キャベツの1年間の出荷者総数は328人,出荷された等階級の種類は406種におよんだ。2)等階級別にみると等級無印で階級「L」が最も多く総入荷量の40%強を占め,または階級だけでみると「L」の価格が高く,市場において最も好まれていると思われた。3)年間出荷占有率の上位5位までの合計出荷占有率は51.4%であった。4)季節的価格変動とは別に,ゴールデン・ウィーク,盆の頃は異常高値となった。5)同一等階級のものでも出荷者によって価格は上下し,その差は最大226円(kg単価)に達した。価格におよぼす出荷者の要因の影響はかなり大きいことが明らかであった。6)出荷占有率の高い出荷者の価格は,総入荷量が増減しても安定的に推移し値崩れをおこしにくく,逆に,占有率の低い出荷者の価格は総入荷量の増減による影響を大きくうけ,価格変動が激しい傾向が認められた。7)日単位のキャベツ総入荷量と価格との間には,特定の関係を認めることはできなかった。8)等級無印,階級「L」で年間を通じて出荷している出荷者(年間出荷占有率第4位)について,前日までのデータによって翌日の価格を説明するという形式のもとで,重回帰分析をおこなったところ,重相関係数は0.902,説明率ぱ81%であり,前日までのデータによって翌日の価格を8割程度説明できることがわかった。
著者
岡田 守弘 大草 正信 高安 睦美
出版者
横浜国立大学
雑誌
横浜国立大学教育紀要 (ISSN:05135656)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.37-63, 1997-11-28
被引用文献数
1

近年の中学生・高校生の1対1の男女交際・性意識・性行動の実態とその背後にある要因との関連を明らかにすることを本研究の目的として,横浜市内公立中学校22校,横浜地域の高等学校11校に在籍する中学生・高校生を対象に質問紙調査を実施した。実施時期は1995年11月,回収数は8420部,特定の学校による分布の偏りを避けるために5038人を抽出して分析した。結果は,次の通りである。(1)1対1男女交際の経験率は学年を追って高くなり,高校3年女子では30%を超える。キス経験率は中学3年女子で2割を超え,性交経験率は高校2年女子で2割を超え,女子の性に関する経験率が男子を上回っている。(2)性的衝動には「心理愛情的」と「心理生理的」の次元があり,若者文化許容には「制止」と「風潮」の次元があり,性的衝動の高さと若者文化許容度の高さが男女交際・性行動を積極的にする。(3)中学生・高校生は同世代の愛し合っている者同士のキスや性交に対する容認率は高く,1対1の男女交際や性経験が中学生・高校生にとって「あたりまえ化」し,「日常化」しているが,一部の突出した部分に幻惑されずに彼らのけじめ感覚を理解することが大切である。