著者
総合研究大学院大学 文化科学研究科 総研大文化フォーラム2020学生企画委員会/編集
出版者
総合研究大学院大学 文化科学研究科
巻号頁・発行日
pp.1-196,

目 次1 総研大文化フォーラム2020について ……11-1 総研大文化フォーラム2020概要 ……1 1-1-1 総研大文化フォーラム概観 ……1 1-1-2 学生企画委員による開催趣旨の検討 ……1 1-1-3 予稿集の発行…… 4 1-1-4 開催プログラムについて ……51-2 当日の内容 ……8 1-2-1 開会式の挨拶 ……8 1-2-2 基調講演 ……12 基調講演「見えない物に対する恐れと人間―文化科学研究の観点から―」小松 和彦 …… 13 1-2-3 シンポジウム…… 32 講演1「平安前期のレジリエンス―六国史時代と現代を見比べて―」相田 満 …… 35 講演2「Resilience?:-(マイナス)から始める現実生活」 川村 清志 …… 39 講演3「怪異のつくり方」 木場 貴俊 …… 44 講演4「被災地における民俗芸能の役割とそれへの支援 ―脆弱性とレジリエンスから考える―」 林 勲男 …… 48 1-2-4 閉会式の挨拶…… 63 学生企画委員長の挨拶 石原 知明 …… 63 挨 拶 稲賀 繁美 …… 642 総研大文化フォーラム2020の運営について ……682-1 学生企画委員について…… 68 2-1-1 学生企画委員の組織と会議 ……68 2-1-2 対面とオンラインの併用開催について…… 70 2-1-3 会場準備…… 70 2-1-4 開催後の活動 ……712-2 基調講演 ……72 2-2-1 企画趣旨…… 72 2-2-2 準備の経過 ……72 2-2-3 当日の様子 ……73 2-2-4 今後の課題 ……742-3 口頭発表……75 2-3-1 企画趣旨 ……75 2-3-2 準備の経過 ……75 2-3-3 当日の様子 ……76 2-3-4 今後の課題…… 772-4 ポスター発表 ……78 2-4-1 企画趣旨…… 78 2-4-2 準備の経過 ……78 2-4-3 当日の様子…… 79 2-4-4 今後の課題 ……802-5 シンポジウム ……82 2-5-1 企画趣旨 ……82 2-5-2 準備の経過 ……82 2-5-3 当日の様子 ……82 2-5-4 今後の課題…… 833 オンライン開催について ……843-1 オンラインツールの選定…… 84 3-1-1 配信系ツールの選定 ……85 3-1-2 連絡系ツールの選定 ……86 3-1-3 広報系ツールの選定 ……88 3-1-4 その他のツールの選定…… 883-2 各プログラムへの適応について ……89 3-2-1 開会式・閉会式…… 89 3-2-2 基調講演 ……89 3-2-3 口頭発表 ……90 3-2-4 ポスター発表 ……90 3-2-5 シンポジウム…… 913-3 オンライン配信環境の整備 ……93 3-3-1 配信機材の接続構成と確保…… 93 3-3-2 ネットワーク環境…… 943-4 オンライン開催の結果 ……95 3-4-1 開催前の運用状況…… 95 3-4-2 当日の運用状況 ……97 3-4-3 今後の課題…… 974 関係者による開催総括およびアンケート結果 ……994-1 総研大文化フォーラムの評価と展望フォーラム事業担当 国際日本研究専攻 専攻長 稲賀 繁美 …… 994-2 アンケート分析…… 1054-3 学生企画委員としての総括と反省2020年度学生企画 副委員長 前山 和喜 …… 1185 資 料…… 1205-1 第1~8回学生企画委員会議事次第・議事録…… 1205-2 参加募集要項…… 1595-3 広報チラシ…… 1635-4 当日プログラム ……1655-5 当日会場案内図 ……1675-6 アンケートの項目 ……169当日の発表内容 ……175当日の写真 ……194謝 辞 ……195編集後記…… 196
著者
厚坊 浩史 森川 優香 住田 千明 渡辺 晋吾 東 陸広
出版者
近畿大学臨床心理センター
雑誌
近畿大学臨床心理センター紀要 = Bulletin of center for clinical psychology Kinki University (ISSN:21868921)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.159-170, 2013-11-01

[要約]こころのSOSサポートネットは、自殺予防活動を行うゲートキーパーの養成を目的として、2010年に和歌山県で設立された。活動開始後、和歌山県における自殺者は低減しており、ゲートキーパー養成の意義があることが窺える。一方、本養成講座が自殺者数減少に直結するというエビデンスは証明できていない。しかし希死念慮を持つ1 人の人を救うことは、地道な作業が必要である。様々な立場で今、出来る事を頑張っている団体や個人とコラボレーションを行いながら、今後も活動を継続したいと考えている。 [Abstract] The SOS Support Net of the Heart was established for the purpose of the training of a suicide preventive active gatekeeper in Wakayama at 2010. After an activity start, the suicidal attempt in Wakayama decreases and it is indicated that the gatekeeper training is important. On the other hand, I cannot prove the evidence that this training lecture is directly connected to for number of the suicides decrease. However, it needs steady work to save one person with a suicidal idea. I want to continue activity in future now in various situations while performing collaboration with a group and an individual trying that I can do it hard.
著者
古屋 晋一 片寄 晴弘 木下 博 FURUYA Shinichi KATAYOSE Haruhiro KINOSHITA Hiroshi
雑誌
SIG-SKL = SIG-SKL
巻号頁・発行日
vol.01, no.04, pp.17-24, 2008-09-16

重力を利用して打鍵する「重量奏法」は、百年以上の間、ピアノ打鍵動作における熟練技能であると考えられてきた。本研究では、逆動力学計算と筋電図解析により、重量奏法が一流ピアニストのみが用いる運動技能であることを、世界で初めて実証することに成功した。
著者
脇本
雑誌
美術研究 = The bijutsu kenkyu : the journal of art studies
巻号頁・発行日
no.35, pp.47-65, 1934-11-30
著者
五来 重
出版者
大谷学会
雑誌
大谷学報 = THE OTANI GAKUHO (ISSN:02876027)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.1-13, 1960-03
著者
伊美 裕麻 伊藤 孝行 伊藤 孝紀 秀島 栄三
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.1996-2010, 2015-10-15

オンライン議論に関する研究分野では,多様な視点を持った大規模な人数による意見集約が重要な研究課題となってきている.たとえば,都市開発での市民参画の分野において,強い民主主義や効率的な都市計画の実現を目指し,市民から直接的により多くの意見を集める議論システムの実現が求められている.一方で,集合知の観点から,WikipediaやLinuxのような大規模な参加を前提としたオープンな協働活動やオープンソースソフトウェア開発活動では,一部のマネジメント層による管理や整理がきわめて重要であることが指摘されている.オンライン議論においても,自然に集約が進むわけではなく,マネジメント層が必要であるといえる.本論文で提案するシステムCOLLAGREEでは,大規模なオンライン議論におけるマネジメント層の役割として,人間のファシリテータを導入し,適切な議論プロセスの進行を導く.社会実験として,名古屋市次期総合計画に関するインターネット版タウンミーティングにCOLLAGREEを導入した.本社会実験では,2週間で,264名の登録者,1,151件の意見,18,466件の閲覧を得ることができた.実験結果より以下の4つの知見を得た.(1)ファリシテーションの有用性が確認できた.また,ファシリテーション支援機能とファシリテータによる(2)炎上のような不適切な状態の回避と,(3)議論における発散と集約の適切な進行ができた.さらに,インターネット版のタウンミーティングとして,(4)若い年齢層の参加者を集めることができた.
著者
別役 恭子
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.71-99, 1993-03-30

浮田一蕙の「婚怪草紙絵巻」は、皇女和宮の徳川家茂への降嫁に対する風刺絵だとされてきた。しかし、一蕙の作品群を調べると、一蕙が信州に滞在した嘉永五年十月から翌六年二月にかけて、「狐の嫁入り」を主題とした掛幅や六曲一双の屏風を既に制作しており、「婚怪草紙絵巻」もその延長線上で描かれたと思われる。即ち、一蕙が江戸に滞在した嘉永六年三月から安政元年七月の間で、それは和宮降嫁の議が内々論議された安政五年秋から冬にかけてより、四年有余遡るのである。
著者
高石 雅樹 渡邊 拓哉 浅野 哲
出版者
国際医療福祉大学学会
雑誌
国際医療福祉大学学会誌 = Journal of the International University of Health and Welfare (ISSN:21863652)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.48-58, 2015-08-25

単身者用アパートでは,単一の部屋が食事,勉強および睡眠等,複数の用途で使われるケースが多い.本研究では,アンケート(206/302人;回収率68.2%)にて一人暮らしを行っている大学生(131人)から住居の情報等を集めるとともに,一人暮らしをしている大学生4名の住居(ワンルーム3名と一戸建て1名)にて室内環境測定を行った.室内環境測定にて,室内温度,気湿,CO2濃度および照度が基準値を逸脱しているケースがあった.これらは,住宅の気密性の高さに起因すると考えられる.換気によりCO2濃度は低下したが,浮遊粉じん濃度はむしろ上昇した.また,換気方法による換気効果を比較したところ,窓のみの換気ではほとんど効果が認められなかった.そして,アンケートでは換気不足の人が多く,適切な方法,時間,頻度等を明確に提示することが重要であると考えられる.一方で騒音は,室内環境測定では基準値を満たしていたものの,アンケートにおいて他人が発し自分の生活リズムに合致しない騒音への不満が多く挙げられていた.このため,騒音と感じやすい音の種類や騒音が気になる時間帯等の情報を共有し,改善方法を検討することが重要である.したがって,一人暮らし環境の改善は自ら良好な環境の維持に努めるとともに,他の居住者との調和を考えて住環境を整えることが重要である.