著者
大和 祐子 玉岡 賀津雄 熊 可欣 金 志宣 YAMATO Yuko TAMAOKA Katsuo XIONG Kexin KIM Jeeseon
出版者
名古屋大学言語文化研究会
雑誌
ことばの科学 (ISSN:13456156)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.39-58, 2017-12-25

本研究では,韓国人日本語学習者31名を対象に,語彙テスト36問および漢字読み取り・書き取りテスト各24問(合計48問)の結果から,韓国人日本語学習者の語彙知識と漢字の読み書き能力との因果関係を検討した。日本語の語彙知識が漢字の読みと書きに同時に貢献する並列モデルと日本語の語彙知識がまず漢字読み取り能力に貢献し,読み取り能力を介して漢字書き取り能力に貢献するとする逐次モデルを想定して,それぞれのデータとモデルの適合度を構造方程式モデリングの手法で調べた。その結果,逐次モデルテストの結果を最もよく反映していることが分かった。韓国人日本語学習者は,日本語の基本的な語彙知識から漢字語の読み(音韻的表象群の形成)を習得し,その記憶の蓄積から,漢字語の書き取り能力(書字的表象群の形成)を向上させるという因果関係をみいだした。
著者
西村 千惠子
出版者
関西大学独逸文学会
雑誌
独逸文学 (ISSN:0286682X)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.263-274, 2007-03-19
著者
米澤 旦
出版者
東京大学社会科学研究所
雑誌
社會科學研究 (ISSN:03873307)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.117-134, 2014-05-08

本論文の目的は、福井県における社会的包摂の実践を事例から示すことにある。この課題に取り組むために、近年、社会政策領域で注目されている障害者就労支援領域での労働統合型社会的企業の活動に注目し、福井県の代表的事例の活動を分析する。障害者就労は社会的包摂と密接に関連するが、福井県は障害者就労について高い成果を示しており、その一因として、就労継続支援事業の充実がある。福井県において最大規模の知的障害者の就労支援継続支援事業を運営する「コミュニティネットワークふくい」を対象に、当該団体の社会的包摂の理念と活動について分析する。ヒアリングや文書資料をもとにした分析から、企業の論理を巧みに導入しながら、能力開発を中心に生産活動への包摂に取り組んでいること、しかし、同時に家族の論理との間で葛藤を抱えることが明らかにされた。そして本例の検討を通じて、労働統合型社会的企業の研究に対する含意を提示する。
著者
讃井 知 大山 智也 SANAI Sato OHYAMA Tomoya
出版者
University of Tsukuba. Division of Policy and Planning Sciences Commons
巻号頁・発行日
2019-05

本稿は川手昭二筑波大学名誉教授のオーラル・ヒストリー(口述史)であり、筑波大学社会工学関連組織(社会工学類、社会工学専攻、社会工学域。略称は「社工」)の歴史を記録することを目的とした「社会工学オーラル・ヒストリープロジェクト」として、大学院生を中心とした有志のグループが企画・実施したものである。インタビューは・2018年4月4日於都筑区民センター【聞き手:大山、讃井、辻本、仲村】・2018年11月9日於川手昭二先生ご自宅【大山、讃井、辻本、仲村】・2019年1月18日於同上【大山、讃井、仲村】の3回にわたって実施した。編集は大山、讃井が、編集のチェックは仲村、黒田翔(筑波大学大学院)が行った。本活動に係る費用の一部は筑波大学社会工学類広報委員会より助成を受けた。
著者
齋藤 典子
巻号頁・発行日
2012-06-29

名古屋大学博士学位論文 学位の種類:博士(文学) (課程) 学位授与年月日:平成24年6月29日
著者
新田 哲夫
雑誌
金沢大学文学部論集. 文学科篇 (ISSN:02856530)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.A19-A48, 1987-02-25

金沢大学文学部
著者
岡村 定矩
出版者
東京大学理学部
雑誌
東京大学理学部弘報
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.1-2, 1993-03

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著者
菊池 光造
出版者
京都大学附属図書館
雑誌
静脩 (ISSN:05824478)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.8-9, 2000-03