著者
中牟田 智朗
出版者
近畿大学産業理工学部
雑誌
かやのもり:近畿大学産業理工学部研究報告 = Reports of School of Humanity-Oriented Science and Engineering, Kinki University (ISSN:13495801)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.59-66, 2012-12-01

[Abstract] A consumption tax begins, and it is 25 years. It is stocking tax credit to be important with a consumption tax. In Japan, it is not invoice procedure. Because it is not an invoice, stocking tax credit is not accurate. Because it is not an invoice, I depend on the judgment of the person. In the EC countries, it is an invoice for some time all the time. In this article, I study the judgment of the court about the stocking tax credit. I will discuss how to deal with the issue.
著者
佐野 淳也 Junya Sano
出版者
同志社大学政策学会
雑誌
同志社政策科学研究 = Doshisha University policy & management review (ISSN:18808336)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.13-30, 2019-03-01

島根県海士町は行財政改革と産業創出により多くのUIJターン者が移り住み、人口減少が横ばいになるなどの成果を上げた。町長や役場職員が「変革の主体」としての行動規範を伝播させるハブとなり、離島から日本を変えるという大きなミッションのもと関係人口とのネットワークを形成した。価値観やビジョンを共有しながら全体で地域イノベーションを可能にするネットワークが形成されており、それを「自己生態系化」という概念を用いて分析を行った。
著者
平野 実良
出版者
新潟産業大学経済学部
雑誌
新潟産業大学経済学部紀要 (ISSN:13411551)
巻号頁・発行日
no.55, pp.19-28, 2020-02

地域通貨は、地域経済の活性化、住民福祉の支援、社会問題の解決、コミュニティの活性化などを目指し、発行主体・参加主体・発行方式・目的・規模といった点において多種多様なものが存在している。我が国では、1990年代後半から2000年代前半にかけて多くの地域通貨が生み出されたが、2005年頃をピークにして下降している。地域通貨には、始めることはそれほど難しくないようであるが運営(継続)していくことは難しい、という特徴があると考えられる。運営上の課題はいくつかあるが、中でも流通量・発行量が重要あるいは一番大事な指標といわれている。本稿では、新潟県柏崎市で流通している地域通貨:風輪通貨を事例とし、2017年度に実施した柏崎市活性化を目指す地域通貨流通のための市民意識・消費動向調査をとおして商店街利用状況、商店街に対する不満、不足している業種、および、地域通貨と風輪通貨の認知度や関心の度合いなどの現状と課題を明らかにし、商店街活性化に対しての地域通貨の利活用方法を検討する。これは、商店街の状況を精査することにより現状や課題を把握し、その中から重要度や優先度の高いものを見つけ出し、その課題に対して風輪通貨をどのように利活用すれば適切かつ効率的に効果を最大限に発揮できるかを考えた結果として有意義なものである。
著者
森 宏
出版者
専修大学経済学会
雑誌
専修経済学論集 (ISSN:03864383)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.197-213, 2019-12-16

人の身長は,動物蛋白(特に幼少期における)で決まるは,学界の通説である。1960年代から70年代にかけて,高3男子の平均で,日本のほうが韓国より3cm前後高かった。この差は「蛋白説」が妥当する。両国とも学童身長の増進は目覚しく,1990年代の初期には両国の差はほぼ解消した。韓国の児童はその後も着実に伸び続け,2000年代半ば(2005)には韓国のほうが3-4cm高くなった。韓国における動物性食品の増加は際立っていたが,2005年時点でも,1人当たり動物性食品の摂取量は,日本のほうが20%程度多かった。「もともと」朝鮮人のほうが日本人より(民族的に?)その程度高かったという説がある。一世紀前の1900-20年代,20歳の成年男子の比較で,朝鮮人のほうが日本人より2cm前後高かった。同じ頃,日本の統治下にあった台湾のほうが朝鮮の若者より3cm高かった。2005年前後,1人当たり食肉消費に関し,台湾は韓国を60%越えていた。台湾の児童は平均的に日本とほぼ同じ水準で,韓国より3-4cm低かった。「もともと」「民族的に」は,説得力を失う。FAOSTATによると,韓国は動物性食品の消費は少ないが,日本と台湾に比べ,1人当たり供給カロリーは,1970年代後半から200-300kcal/day程度多く,同じく1人当たり野菜の純供給は,200kg/yearを超え,それぞれ日本と台湾の2倍前後の水準を維持していた。台湾については分析結果を持たないが,日本において「若者の果物・野菜離れ」は,これまで繰り返し述べてきたように,度を外れている。
著者
松田 謙次郎
出版者
神戸松蔭女子学院大学
雑誌
Theoretical and applied linguistics at Kobe Shoin : トークス (ISSN:13434535)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.55-82, 2004-03-21

The on-line full-text database of the Minutes of the Diet offers linguists a unique resource for corpora study of the modern Japanese language; with all the debates and information of the session searchable by keywords, and the name of the speaker, date, House, etc., all laid out in an easy-to-use interface. The database is accessible from ordinary internet browsers, and the search results are easily downloadable to the user's PC. This article explores this resource's possibilities for various linguistic research (lexicon, syntax, dialectology and discourse analysis), demonstrates actual searches and their results, and carefully examines the limitations that necessarily arise from several sources (e.g. editorial practices of the Diet Office transcribers).
著者
山口 益
出版者
大谷大學佛教研究會
雑誌
佛教研究
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.22-75, 1926-11
著者
森 鈴果 田中 哉汰 橋田 光代 藤井 叙人 片寄 晴弘
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2020論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.113-114, 2020-08-22

現在,”うちで踊ろう”が流行するなど未経験者でもダンスに触れる機会が増えている.カラオケの採点機能に相当する定量的な評価がダンスに対しても提供できるようになれば,その楽しみ方をさらに拡張できるだろう.我々は,恋ダンスを対象にダンス動画から取得した時系列ポーズデータとそれに対応するキレ評価結果の組みから深層学習を用いてダンス動作のキレ度を推定するモデルの構築を進めている.本稿では,そのモデルを利用した恋ダンスの採点システムについて紹介する.