著者
江戸 優裕
出版者
国際医療福祉大学
巻号頁・発行日
2014-03-12

平成25年度
著者
Clark Steven
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国際日本文学研究集会会議録 = PROCEEDINGS OF INTERNATIONAL CONFERENCE ON JAPANESE LITERATURE (ISSN:03877280)
巻号頁・発行日
no.27, pp.145-153, 2004-03-01

This year marks the 20th anniversary of Terayama Shûji's death as well as the 20th anniversary of the opening of Tokyo Disneyland. Overreading the possible causality (as Terayama might have) we might wonder if Terayama had been reincarnated as Mickey or if the Tokyo Mickey killed Terayama Shûji. And yet, the two may be linked together by copyright more than is usually recognized. Mickey Mouse is known to be source of extending the term of copyright whereas Terayama has been thought of as a leader in the struggle against it. And yet, with Terayama also famous for his unrestrained creativity, he was a very paradoxical figure. Taking up this contradiction as a theme I will examine the plagiarism controversy following Terayama's tanka debut, "Chiehofusai"(The Chekhov Festival); his quotation of his own work in the film, Den’en ni shisu (I Shall Die in the Country); and the play Aohigekô no shiro (Duke Bluebeard's Castle) which was performed again this year. The main problem will be examining how copyright would operate if it is understood to cover both content and method in the case of an artist whose method involves making a collage of other peoples work. If Terayama willfully set up this antimony, what was his point?Aohigekô no shiro is a particularly interesting text in this regard. By 1977 when the Tenjô Sajiki first performed the play at the Seibu Theater they had already done another play called Aohige as well as another Bartok opera called Chugoku no fushigi na yakunin (The Strange Chinese Official). The play, then, was both a revision and a sequel. Add that to the longstanding discourse on Bluebeard which includes Perrault's fairytale, others by the Grimm Brothers, and English translations by Andrew Lang, whose life bears a striking resemblance to that of Walt Disney. In the 1960s Bataille's essay on Gilles de Rais shifted the mythical Bluebeard toward a historical personage, and Shibusawa Tatsuhiko and George Steiner also contributed essays on the subject. Terayama, in the 1977 play, aimed to rewrite the myths that would uphold the historical existence of the historicized Bluebeard and Jeanne d'Ark. In this presentation I will look at how these processes of transferring history into myth and copyright into public property cohere.
著者
北川 敏男
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.13, no.10, 1972-10-15
著者
佐々木 梨菜 鈴木 優
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.595-596, 2018-03-13

古来より人々はペットと共に生活してきたが、その生活環境は人の快適さが前提であったり、それらをペットに強いている場合が多い。例えば、猫の飼い主がPCを使用する際、猫がキーボードに上がるcat typingと呼ばれる問題がある。飼い主は快適にPCを使用するため、PCに近づこうとする猫を遠ざけようとする。本研究ではこの問題を解決するため、飼い主がPCを用いた作業をしているそばで、 猫がタブレットに触れて遊ぶことができるインタラクティブな猫じゃらしシステムを開発し、このシステムの有用性を確認するため,数匹の猫に試用実験を行った。その結果いくつかの現象が確認でき、仮説としてシステムが有効に機能する猫の属性があることが示唆された。
著者
曽我 麻佐子 冨増 康宏 藤田 憲孝
雑誌
じんもんこん2015論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.51-56, 2015-12-12

国内の寺院には歴史ある襖絵が数多くあり,博物館でこれら全てを展示することは困難である.本 研究では,寺院を対象とした博物館展示を支援するため,襖配置の CG 再現および体験型システムの 開発を行った.博物館の実物展示と併せて展示する体験型システムとして,VR ゴーグルおよび襖配置 システムを開発した.VR ゴーグルは CG で再現された部屋の全周囲を見渡すことができ,襖配置シス テムはタッチ操作で襖を移動させることにより様々な配置でのシミュレーションが可能である.さら に,CG を用いて過去の襖配置を再現した 4K 映像を制作した.制作した映像は,龍谷ミュージアムの 特別展「聖護院門跡の名宝」において上映し,開発した二つのシステムは特別展の関連イベントとして 3 日間展示した.
著者
山下 篤央 久米 雅 森井 秀樹 Atsuo YAMASHITA Masashi KUME Hideki MORII 京都文教短期大学 京都文教短期大学 京都文教短期大学 Kyoto Bunkyo Junior College Kyoto Bunkyo Junior College Kyoto Bunkyo Junior College
雑誌
京都文教短期大学研究紀要 = The Kenkyu kiyo (ISSN:03895467)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.87-91, 2012-01-01

フィギュアスケート歴12年の女子ジュニア選手における2回転と3回転フリップジャンプの動作解析を行った。その結果、ジャンプの回転数の増加に伴い、Take-off時の膝関節伸展角度および回転運動の跳躍幅と時間の増加が認められた。これらの変化には、角運動量を増加するためのスキルが関連していると考えられる。また、Take-off時の左膝伸展角度が右膝伸展角度に比べ、高いことから左脚がジャンプ動作(跳躍高)に大きく貢献していることが示唆された。
著者
斎藤 奨
出版者
山形大学
雑誌
山形大学紀要. 医学 : 山形医学 = Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.79-94, 2004-02-16

1975年4月1日、山形大学医学部に寄生虫学講座の開設と同時に、私は本講座の助教授として就任し、2001年3月31日の定年退官までの26年間、寄生虫学の教育、研究に従事した。その間に、山形大学医学部附属病院を始め、山形県、宮城県、福島県の大学を含む医療関係機関から多くの寄生虫症の検査依頼があった。これらのうち、山形県でしばしば見られる蛔虫症、広節裂頭条虫症(日本海裂頭条虫症)、アニサキス症、ツツガムシ病、マダニ刺症、また症例は少ないが全国的に問題視されている輸入マラリアについて紹介し、さらに、山形県で発見されたMetagonimus miyataiおよびNanophyetusjaponensisの2新種と日本新記録種である旋毛虫の1 種Trichinella britovi のヒトへの感染の可能性についても考察した。最近の日本における寄生虫症はその重要性から日本臨床寄生虫学会が設立され、またインターネットを駆使して毎日のように医療関係機関の間で寄生虫症の問題点が討論されている。このように日本で終息傾向にあった寄生虫症がふたたび全国的に増加してきているので、現在はややもすると軽視されがちな寄生虫症の重要性を再認識し、常に念頭に置いて臨床活動を行う必要があることを喚起したい。 キーワード: 寄生虫、症例、新種、日本新記録種、山形県
著者
水口 直哉 青木 大樹 鳴海 拓志 谷川 智洋 廣瀬 通孝
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:21888760)
巻号頁・発行日
vol.2017-EC-44, no.8, pp.1-6, 2017-05-25

ミュージアムの展示物に対して,その展示物が置かれていた風景や使われていた状況を表す映像史料を重畳表示することで,展示物への理解を深める展示手法が登場している.こうした手法では,展示物と映像資料との位置関係を正しくあわせる必要がある.そこで,近年普及を見せている全天周カメラを用いて撮影された全天周映像を対象に,展示物と全天周映像との位置の対応関係を考盧した上でできるだけ正しい見えを実現する画像合成手法を考案し,没入感の高い映像重畳を可能にする手法を検討した.本研究では,全天周画像で生じるずれに関して,回転方向のずれと奥行き方向のずれに分解し,それぞれを補正する手法を提案する.回転方向のずれを補正する手法として視線方向に応じて複数の全天周画像の切り替える手法を,奥行き方向のずれを補正する手法としてメピウス変換による全天周画像のメッシュ変形を用いる手法を考案した.本稿では,これらの手法について,シミュレーションおよび実画像への適用 ・ 評価を行い,提案手法においてずれの改善がなされたことを示す.
著者
西部 忠
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.290-297, 2008-03-15

経済活性化とコミュニティ構築に,地域通貨がどのような役割を果たしているのかについて,その流通ネットワークの可視化をベースに,スモールワールド性とスケールフリー性の共存,商業取引と非商業取引の相互関係の分析などから考察する.また,そうしたネットワーク分析をいかに地域の総合的な診断技術や規範的な制度設計論へと接続し得るかについても論じたい.
著者
本多 千鶴

2017年度修士論文要旨, 情報科学研究科システム科学専攻