著者
後藤 英一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, 1975-01-15
著者
高橋 秀俊
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.13, no.7, 1972-07-15
著者
井上 寛康 イノウエ ヒロヤス Hiroyasu INOUE
雑誌
大阪産業大学経営論集
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.165-176, 2010-02

In social science, it is mostly assumed that there is a typical value for data. This is because normal distribution is supposed. However, it is hardly possible that all data in the natural world as well as human society obey normal distribution. Hence, if people take data for some phenomenon and suppose the data obeys normal distribution, that can lead to a wrong conclusion. In fact, people can have accessed many large scale empirical data in recent years and found those distributions do not obey normal distribution. Some of them obey power-law distribution whose nature has been recently well studied. This paper studied whether the distribution of joint patent applications for an organization obeys power-law distribution or not. The distribution is far from normal distribution and looks like power-law distribution. Hence, it was judged whether the distribution obeys power-law distribution using Clauset's method. The results showed the distribution in 7 and over obeys power-law distribution, and the exponent is 3.03.
著者
福光 正幸 長谷川 真吾 岩崎 淳也 酒井 正夫 高橋 大樹
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:21888906)
巻号頁・発行日
vol.2016-DPS-166, no.6, pp.1-8, 2016-02-25

商用オンラインストレージサービスに保存されたユーザデータは,ターゲット広告配信や犯罪捜査の目的でサービス事業者側で解析されたり,第三者からの攻撃により改変/漏洩される恐れがある.その対策として,ユーザ側でデータを暗号化し,さらに,秘密分散法により分割して,複数のオンラインストレージに分散保存して守る技術が提案されている.しかし,強力な攻撃者から標的にされた場合,この対策だけでは十分ではない.攻撃者は,標的ユーザの通信を傍受することで分散保存先の特定が可能であり,さらに,その全ての攻撃に成功した場合は,保存データを消失させたり,暗号データを奪うことも可能である.また,奪われた暗号データが,オフラインのブルートフォース攻撃により解読される恐れもある.そこで,本稿では,秘密分散法に匿名通信技術を援用した P2P 型ストレージ技術を提案する.提案法では,P2P ノードが相互に匿名通信を用いてデータを送受信して保存し合うことにより,攻撃者の通信傍受による分散保存先の特定が不可能になり,分散保存先への攻撃を困難にできる.ところで,提案法のようにデータを不特定な P2P ノード群に分散保存して秘匿する場合,一般的には,その分散保存先の情報を復元用メタ情報としてユーザ端末などに残す必要がある.しかし,そのメタ情報は格好の標的であり,攻撃者によるユーザ端末の盗難やハッキングを受ける恐れがある.そこで,本稿では,ブロックチェーンの技術を援用することで,メタ情報も P2P ストレージ上に秘匿し,ユーザ端末でのメタ情報の保存を不要にし,復元時にはユーザ名とパスワードのみを用いて,P2P ストレージ上の保存データに安全にアクセスできる仕組みも提案する.
著者
青木 利晃 佐藤 信 谷 充弘 矢竹 健朗
雑誌
組込みシステムシンポジウム2012論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.178-187, 2012-10-10

車載ソフトウェアの安全性や信頼性に関する問題は,社会において非常に大きな関心となりつつある.最近では,車載システムに特化された機能安全の世界標準も策定されており,実社会では,トヨタ車の電子スロットル制御システムの検証が NASA により実施されたという事案も生じている.このような問題を背景に,我々は,車載オペレーティングシステムの検証手法の研究と実践を行っている.我々が対象としている OS は, OSEK/VDX に準拠するものである.本論文では,モデル検査とテスト手法を組み合わせて,設計検証から実装のテストまでシームレスに検証を行う手法,および,実際の製品への適用について紹介する.
著者
Abe Hideki
出版者
東北公益文科大学
雑誌
東北公益文科大学総合研究論集 : forum21
巻号頁・発行日
no.6, pp.a141-a158, 2003-12-15

本論文における調査の目的は、学習者中心のタスク活動が英語の音韻習得に及ぼす影響を考察することにある。一定期間、ほぼ同一レベルの学習者に対して異なった教授法(従来型と発見型学習)のもとで学習した被験者の音韻習得、特に超文節的要素の習得に関する結果を考察してみると、発見型学習を経験した被験者の方が、学習到達度が高いことが判明した。このことから英語音韻習得における認知的アプローチに基づく教授法の有効性を主張する。 This paper reports on my study, which attempted to ascertain to what extent a communicative-cognitive approach affects Japanese college students' improvement of given English prosody, namely rhythm, linking and elision. The subjects were divided into two groups to which two different treatments (Group 1: listen-and-repeat-centered, Group 2: interaction-and-discovery-centered) were given over the period of one month respectively. The results showed that there were significant differences in subjects' oral skills between the two groups.
著者
曽我 幸雅 中村 岳史 山田 達也 濱川 礼
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第70回, no.インタフェース, pp.235-236, 2008-03-13
著者
西田京介 戸田浩之 倉島健 内山匡
雑誌
マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.334-345, 2013-07-03

GPSやネットワーク位置情報源(携帯基地局やWi-Fiなど)により得られるユーザの時空間行動軌跡から,そのユーザが訪問した場所(Point of Interest; POI)を推定する確率的訪問POI分析技術を提案する.提案技術は(1)時空間カーネルを用いたMean-shiftクラスタリングによる滞留点抽出法(2)ユーザの真の訪問POIを潜在変数とした,滞留点の位置とその滞留時間に関する確率的生成モデル,から構成され,真の訪問POIが未知の滞留データも学習に利用することで訪問POIを高精度に推定できる.本技術が実現する訪問POIを基にした個々のユーザの行動・嗜好の理解は,情報提供や生活支援などパーソナルアシスタントサービスの品質向上に貢献できる.本論文では,GPS/Wi-FIにより得られた実データによる実験を行い,提案技術が従来手法に比べて滞留点の抽出と訪問POIの推定を精度良く行えたことを示す.
著者
加藤秀章 小林宏章 山根亮 尺長健
雑誌
研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)
巻号頁・発行日
vol.2014-CVIM-190, no.14, pp.1-8, 2014-01-16

従来,我々は距離・画像センサデータを用いた人物姿勢追跡法およびジェスチャ認識を提案している.本稿では,14 自由度で表現した人体の上半身モデルの姿勢推定を行う上で,胴体と腕部の重なりを考慮した追跡を行う.また,この方法により得られる人物姿勢を時々刻々処理し,各フレームの姿勢類似度からジェスチャ認識を行う.シミュレーション実験および複数人の実動画に適用した結果を報告し,提案手法の有効性を示す.
著者
佐藤智貴 長谷川真也 鴨志田芳典 菊池浩明
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.527-528, 2011-03-02

概要: パスワードは最も基本的な利用者認証方式である.印象に残りやすいパスワードを生成するには様々なノウハウがあり,機械的に生成する決定打はない.そこで,この研究では,日本語の文法違反を引き起こすと違和感を感じる事象に着目し,Google N-gramデータベースを単語出現頻度を考慮した生成方式を提案し,記憶力の差を定量的に評価する.
著者
松村 崇志 井上 真郷
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2013-MUS-101, no.13, pp.1-6, 2013-12-16

平均律,純正律は音律 (音楽で使われる音の周波数比の決め方) の一種で,代表的な楽器はそれぞれピアノ,バイオリンである.何れも基準音 (ピアノでは 88 鍵盤の中央近くのラの周波数を 440Hz としたりする) に対して相対的な周波数比により各音の周波数を定め,平均律の場合は 「半音上がる毎に 2 の 1/12 乗倍」 と,無理数を用いて決める.一方純正律は小さな正の整数の比を用いるため,和音 (異なる高さの音を複数同時に鳴らす) の構成音が調和してうなりのない美しいものとなる.しかし,純正律はハ長調などの調毎に周波数比率が異なるため,ピアノなどの演奏中に再チューニングが出来ない楽器では,転調が出来ないという欠点がある.本研究では matching pursuit とピアノの特性を利用して,一つのピアノで演奏された楽曲の録音データを純正律で演奏されたような楽曲に変換する手法を提案する.これにより平均律楽器の表現の幅が広がる事が期待できる.結果,時間-周波数スペクトルを期待通りに変換でき,音楽経験の乏しい人でも違いを聞き分けることが出来た.