著者
渥美 三千里
出版者
日本臨牀結核社
雑誌
日本臨牀結核
巻号頁・発行日
vol.13, no.12, pp.932-934, 1954-12
著者
水野 浩孝 森山 弘海 羽田 隆男
出版者
公益社団法人 日本経営工学会
雑誌
日本経営工学会論文誌 (ISSN:13422618)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.268-277, 2015 (Released:2015-03-10)
参考文献数
9
被引用文献数
1

サプライチェーンにおいて,最終需要の変動が増幅されながら上流側へ伝搬するブルウィップ効果と呼ばれる現象が知られている.ブルウィップ効果の抑制には最終需要情報の共有が有効と言われているが,現実のチェーンでは情報共有の実現は必ずしも容易ではない.本論文では,チェーンの各段階が上流段階に発注する際に,発注情報とともに最終需要情報も伝達するモデルを取り上げる.このモデルでは,上流側ほど遅れがあるものの,最終需要情報共有が実現される.評価式ならびにシミュレーション実験によりモデルを評価し,時間的に遅れた最終需要情報であっても,各段階がそれらを共有することでブルウィップ効果を抑制できることを明らかにした.
著者
藤田 一郎
出版者
公益社団法人 日本視能訓練士協会
雑誌
日本視能訓練士協会誌 (ISSN:03875172)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.20-21, 2011 (Released:2012-02-22)
参考文献数
12
被引用文献数
1

我々が住む世界は空間的に3次元の世界である。そして、多くの人は、この世界を3次元の世界として知覚する。奥行きの知覚は片目でも得ることができる。それは、網膜に映った像の中に含まれる線遠近法、遮蔽、テクスチャー勾配、輝度勾配などの視覚手がかりが奥行きの手がかりとなるからである。しかし、閉じていた目を開き、実世界を見たときには、片目では得ることのできないビビッドな立体感を感じる。 2つの目は異なる位置から世界を見るため、両眼視野内のすべての視覚対象(視覚特徴)は、左右の網膜像の間で、わずかな位置ずれを持っている。その位置ずれは両眼視差と呼ばれ、視覚系は、この位置ずれを利用して奥行きを定量的に検出し、両眼立体視を実現する。 両眼視差の検出は一次視覚野(V1)で行われる。V1細胞は、ごく小さな受容野を持つが、左目受容野と右目受容野に投影されている画像の空間的相互相関を計算することで両眼視差を算出する。両眼視差の検出はV1で行われるものの、V1細胞の視覚反応の性質は、さまざまな点で、両眼奥行き知覚の心理学的な性質と異なっている。すなわち、V1細胞は両眼視差の検出を担うものの、その活動がそのまま奥行き知覚に結びついているのではない。 両眼奥行き知覚の成立には、背側視覚経路(V1野から頭頂葉へいたる経路)および腹側経路(V1野から側頭葉へいたる経路)の両方が関与している。前者は、粗い奥行き知覚(coarse stereopsis)、両眼視差に基づいた反射性輻輳眼球運動、高速で変化する視覚刺激の奥行き検出に関わっており、後者は、細かい奥行き知覚(fine stereopsis)と粗い奥行き知覚の両方、相対視差の検出に関わっている。
著者
木下慎次著
出版者
イカロス出版
巻号頁・発行日
2013
著者
藤田 清
出版者
The Ichthyological Society of Japan
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.27-30, 1996-05-31 (Released:2010-06-28)
参考文献数
6
被引用文献数
1
著者
月岡 一治 牧野 荘平 宮本 昭正 高橋 昭三 冨岡 玖夫 伊藤 幸治 足立 満 可部 順三郎 中島 重徳 瀧島 任 大橋 靖雄 浜田 知久馬 宮澤 正治 若菜 明
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.442-450, 1996
被引用文献数
13

厚生省アレルギー総合研究事業(企画評価委員長:宮本昭正)・喘息班では日本の喘息治療ガイドラインの運用に不可欠な日本人のピークフロー(以下PEF)標準値の検討を行ったのでその結果を報告する. 対象は喫煙経験がなく, 胸部疾患と喘鳴の既往歴がないボランティアの日本人健常人2785名で, 男性は1047名(15歳から84歳, 平均30.3歳), 女性1738名(15歳から80歳, 平均40.6歳)である. PEFメーターは市販されている4機種(ミニライト, アセス, パーソナルベスト, バイタログラフ)の各スタンダードレンジを用い, 全てATSスケールで測定した. その結果4機種のPEF値は同一の健常人が数分の間隔をおいて連続して測定したにもかかわらず, 男女共に, 分散分析の結果, 機種間で明らかな差が認められ, PEF標準予測式は男女別, 機種別に求めなければならなかった. 三次関数で得られた日本人の予測値は英国人に近似していたが, 中国人とは異なっていた.

1 0 0 0 OA 南遊日誌

著者
〔河野広中〕
巻号頁・発行日
1879-08

1 0 0 0 OA 人格と修養

著者
田中正 著
出版者
春江堂
巻号頁・発行日
1919