著者
鳥海不二夫 篠田孝祐 兼山元太
雑誌
デジタルプラクティス
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.201-208, 2012-07-15

本論文は,東日本大震災時に投稿された数多くの情報の中から,デマ情報を判別する目的で作成されたWEBアプリケーション「でまったー」についてその判定精度分析を行う.これによって,ソーシャルメディアを用いたデマの判定が可能かどうかを明らかにする.判定精度分析には,東日本大震災時にTwitterに投稿された約3億のTweetを利用し,デマ情報と真の情報が正しく分類できたかを確認した.その結果,利用したアルゴリズムによって81.7%の精度でデマ情報を判定可能であることを確認した.
著者
笹野 仲史 榎本 敦 細井 義夫 白石 憲史郎 宮川 清 勝村 庸介 中川 恵一
出版者
一般社団法人 日本放射線影響学会
雑誌
日本放射線影響学会大会講演要旨集 日本放射線影響学会第50回大会
巻号頁・発行日
pp.233, 2007 (Released:2007-10-20)

エダラボン(商品名:ラジカット)はフリーラジカルスカベンジャーとして知られており、脳梗塞の治療薬として臨床的に広く使われている薬剤である。今回の我々の実験では、エダラボンの放射線照射後のMOLT-4細胞のアポトーシスに与える影響をin vitroで研究した。アポトーシスについては、色素排除試験、Annexin_V_-PI染色、caspaseの分割により解析した。エダラボンにより、X線照射によるアポトーシスが有意に抑制されることが分かった。細胞内フリーラジカルをCM-H2-DCFDAにより、解析した。細胞内フリーラジカルの産生量は、照射によりほぼ完全に抑制されていることが分かった。p53の蓄積、リン酸化およびp21WAF1の発現は、エダラボンにより抑制されていることが分かった。以上より、フリーラジカルスカベンジャーのエダラボンは、p53経路の抑制を介して、MOLT-4の照射によるアポトーシスを抑制していることが分かった。

1 0 0 0 Love and beauty

著者
by Guy Sircello
出版者
Princeton University Press
巻号頁・発行日
1989
著者
福江 良純
出版者
信州大学附属図書館
雑誌
信州大学附属図書館研究
巻号頁・発行日
vol.9, pp.97-104, 2020-01-31

木曽における石井鶴三の業績には、島崎藤村木彫刻制作事業を第一として、そこから派生するように取り組まれた木曽馬像制作事業がある。数年に亘ってなされた藤村木像に比べ、木曽馬像はわずか8日間に2体の粘土原型が成るという短期の事業であった。しかしながら、馬という動物に対する石井の思いの深さは、同じく生涯愛してやまなかった山の高さに匹敵するものがあり、加えて木曽人の木曽馬に対する心を知るに及ぶ時、作品木曽馬からは時空を超えた広がりが現れる。本稿は、本誌第八号上の写真家基敦氏による小論「木曽馬の記念写真に見る創造性―演戯する意識を失った現代とは―」で注目された集合記念写真に関し、その後に判明した事実を補完するとともに、木曽人と木曽馬の絆の奥行きを記すものである。
著者
鍋島 益弘 山田 優
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.725, pp.157-169, 2003-02-20 (Released:2010-08-24)
参考文献数
17
被引用文献数
4 5

高齢化社会が進行する中で, 歩道舗装の設計において, 高齢者や障害者が安心して戸外に出かけられる環境を第一に考え, 早急に歩道環境の改善を図る必要がある. 本研究では, 高齢者による車いすの走行において, 車いすのハンドリムにかかる推力を測定し, 「歩道の横断勾配」「歩道の縦断勾配」および「車道と歩道との段差」が車いすの走行に及ぼす影響を検討するとともに, それらの結果と車いすを利用する高齢者による評価結果とを合わせて, 勾配や段差の適正な範囲, および高齢者が通行するために必要な歩道環境に適合した歩道の構造について考察した.
著者
高主驍二著
出版者
學友社
巻号頁・発行日
1949
著者
菅野盾樹著
出版者
産業図書
巻号頁・発行日
1999
著者
総合人間学会編
出版者
学文社
巻号頁・発行日
2008
著者
橋本 直樹
出版者
日本門脈圧亢進症学会
雑誌
日本門脈圧亢進症学会雑誌 (ISSN:13448447)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.16-18, 2014 (Released:2016-12-27)
参考文献数
14
被引用文献数
1

脾摘および脾機能低下症例は肺炎球菌やインフルエンザ菌を中心とした莢膜保有菌により重症感染症に罹患しやすく終生,脾摘後重症感染症overwhelming postsplenectomy infection(OPSI)に罹患する可能性がある.特に,脾機能低下症例やPSE症例で末梢血にHowell Jolly bodyの出現した症例は脾機能低下からOPSIになる可能性があり,脾摘と同様のOPSIに対する対応をすべきである.本症に対する対策として重要なのが発症早期における治療である.早期治療を行う上で現状において最も不足している要素が医療,患者両方の教育および啓蒙という点である.初診にあたると思われる開業医や救急病院医師が本病態に対して認識を深めることが大切である.医療側の自覚のみならず,患者側にも十分な情報が行き届くように患者用情報資料や携帯用の警告提示物(ブレスレット,ペンダント)の作成なども考慮すべきである.