著者
渋谷, 友紀
巻号頁・発行日
2017-06-16
著者
荒井 弘和 岡 浩一朗 竹中 晃二
出版者
日本行動医学会
雑誌
行動医学研究 (ISSN:13416790)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.30-35, 2009 (Released:2014-07-03)
参考文献数
26

現在、運動心理学において、精神神経免疫学に関する測定指標に注目が集まっている。そこで、本研究の目的は、一過性の有酸素運動が唾液中コルチゾール分泌に与える影響を予備的に検討することとした。本研究では、10名の対象者(平均年齢24.50±2.68歳;男性5名/女性5名)が招集され、(1) 自転車エルゴメータを用いた中等度の強度による20分間のサイクリングを行う条件と、(2) 20分間の読書を行うコントロール条件という、2つのカウンタ・バランスされた実験条件を行った。全ての対象者は、インフォームド・コンセントシートに署名した。唾液中のコルチゾール濃度は、各実験条件の前後に測定され、唾液中のコルチゾール濃度は、放射免疫測定法(radioimmunoassay: RIA)によって分析された。本研究は、2(条件:運動/コントロール)×2(時間:前/後)の対象者内要因計画である。繰り返しのある分散分析は、条件の主効果、時間の主効果、および交互作用を示さなかった。結論として、本研究では、一過性の有酸素運動はコルチゾール濃度を変化させない可能性が示された。
著者
向井 正也
出版者
日本臨床免疫学会
雑誌
日本臨床免疫学会会誌 (ISSN:09114300)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.127-135, 2006 (Released:2006-07-01)
参考文献数
56
被引用文献数
1 1

全身性エリテマトーデス(SLE)ではアポトーシスが亢進しており,末梢血中でDNAとヒストンの複合体であるヌクレオゾームの過剰状態がある.このヌクレオゾームはその除去の低下ないしウイルス感染などによる修飾によって免疫原性を持ち,抗ヌクレオゾーム抗体が産生される.抗ヌクレオゾーム抗体は多くのSLEで陽性であり,診断マーカーとして重要であり疾患活動性のマーカーである可能性もある.ヌクレオゾームは抗ヌクレオゾーム抗体と免疫複合体を形成するが,ヌクレオゾームのヒストンには強い陽性荷電があり,腎糸球体基底膜のヘパラン硫酸の陰性荷電と結合し,抗ヌクレオゾーム抗体が腎基底膜に結合すると考えられる.これに補体が結合して,腎炎などの組織障害を呈すると考えられる.   ヌクレオゾームは免疫原として抗ヌクレオゾーム抗体ついで抗DNA抗体といった自己抗体の産生に関与して病因になるだけでなく,自己抗原としてその免疫複合体がイオン結合で組織に沈着して組織障害に関与するなど,SLEの病態にも深く関与していると考えられる.本稿ではSLEにおけるヌクレオゾームの役割について概説し,合わせてアポトーシスの発現部位についてリンパ球以外の臓器として肝臓の可能性についても述べる.
著者
李 卿 川田 智之
出版者
一般社団法人日本衛生学会
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.117-121, 2014 (Released:2014-05-24)
参考文献数
26
被引用文献数
2 13

Since 2004, we have conducted a series of studies of the effect of forest therapy on human health and established forest therapy as a new preventive strategy. We have found that forest therapy has many beneficial effects on human health. However, there is almost no study dealing with the possibility of clinical applications of forest therapy. In this review, we discuss the possibility of clinical applications of forest therapy from the following viewpoints: 1. Forest therapy can decrease blood pressure, heart rate, sympathetic nerve activity, and levels of stress hormones, such as urinary adrenaline and noradrenaline, and can increase parasympathetic nerve activity, suggesting its preventive effect on hypertension. 2. Forest therapy can also decreace the scores for anxiety, depression, anger, fatigue, and confusion and increase the score for vigor in the Profile of Mood States (POMS) test, suggesting its preventive effect on mental depression. 3. Forest therapy can increase the activity and number of human natural killer (NK) cells and the intracellular levels of anticancer proteins, suggesting its preventive effect on cancers. 4. These findings suggest that forest therapy may have preventive effects on lifestyle-related diseases. However, the above preventive effects of forest therapy should be confirmed in clinical research.
著者
栄西著 安永祖堂編著
出版者
四季社
巻号頁・発行日
2002

1 0 0 0 道元

著者
玉城康四郎著
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
1996

1 0 0 0 醫譚

著者
杏林温故會 [編]
出版者
杏林温故會
巻号頁・発行日
1938

1 0 0 0 OA 接合剤製法

著者
蓑田猪太郎 編
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1906
著者
道元著 増谷文雄訳
出版者
角川書店
巻号頁・発行日
1973
著者
下村 道子 島田 邦子 鈴木 多香枝 板橋 文代
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.24, no.7, pp.516-523, 1973-11-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
10
被引用文献数
1

1) 官能検査においてしめさばとして好まれたものは塩じめ時間の短かいときは食塩量の多い方が, 塩じめ時間の長いときは食塩量の少ないものが好まれた.2) 塩じめによる食塩の魚肉への浸透は食塩量が多い場合に表面と内部ではかなりの濃度差を生ずるが, これを1時間酢じめにすることによって, 表面に近い部分の食塩は溶出し, 一部はさらに内部に浸透し, 全体で平均化してくる.官能検査の結果と比較してみると食塩濃度2.5%ぐらいのものが好まれている.3) 魚肉の塩じめによる硬さは, 食塩量と塩じめ時間によるものであり, 硬さの測定値は頭部, 尾部が高く, 胴部が低いが, これは生の状態で残っている部分が柔らかくこの影響によるものと考えられる.官能検査で好まれたものは, 表面がしまり, 内部が一部柔らかいもので, 柔らかすぎるもの, 硬すぎるものは好まれなかった.カードメーターによる硬さの測定値と塩じめによって変色した部分の割合との間に有意な相関関係がみられた.4) しめさばの重量は, 塩じめによって減少する.そして, 酢に浸漬することによって, 食塩の少ないものは重量が増加し, 食塩の多いものはさらに減少した.重量の増加するものは, 表面が柔らかく, 官能検査においても好まれなかった.