著者
市川房枝 [著]
出版者
市川房枝記念会出版部
巻号頁・発行日
1992

1 0 0 0 OA 平家物語 12巻

出版者
巻号頁・発行日
vol.[4], 1677
著者
吉田 潤一 菅 誠治 永木 愛一郎
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.511-522, 2005-05-01 (Released:2009-11-13)
参考文献数
31
被引用文献数
13 17

Organic reactions using microreactors have attracted significant research interest because of their inherent features such as fast mixing, precise temperature control, and precise residence time control. These features are especially advantages for fast and exothermic reactions, which are difficult to perform using conventional macro-scale batch reactors in a controlled manner.Some examples of such reactions including Friedel-Crafts alkylation, cationic polymerization, and Swern oxidation are described in this article. Other examples are also demonstrated with the special emphasis on multiphase reactions. These examples speak well for the potentiality of microreactors in the enhancement of the ability of organic synthesis to meet demanding expectations in future.
著者
波多 野和夫
出版者
認知神経科学会
雑誌
認知神経科学 (ISSN:13444298)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.199-203, 2006 (Released:2011-07-05)
参考文献数
20

【要旨】(1)Wernicke-Lichtheimの図式は失語理解のために有力かつ含蓄に富むモデルである。(2)特異な復唱障害を呈する深層失語は認知神経心理学的思考に依拠した症候群であるが、この図式により連合主義的にも理解可能である。(3)復唱が保存された混合型超皮質性失語には、この図式での説明が可能な言語野孤立例と、不可能な言語野病変例が共に存在する。(4)我々が記載した同時発話は同時的復唱として特殊な復唱保存例と言える。しかしその背景は全失語であり、この図式では説明不能である。(5)言語野が全面的に崩壊した全失語で、反響言語または同時発話を呈する例が確実に存在する。この現象を説明するためには、皮質下レベルで感覚系と運動系を媒介する経路が存在しなければならない。以上を根拠にしてこの図式の修正を試みた。
著者
岩佐 美代子
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.55, no.7, pp.33-42, 2006-07-10 (Released:2017-08-01)

西園寺公宗の宝、日野名子の日記「竹むきが記」は、皇統・公家社会・婚姻形態にかかわる三つの危機を乗越え、これに鍛えられた女性によって書かれた作品である。困難きわまる時代の中で、夫を失い、その家に乗込んで遺児を育て上げ、家門を守った彼女は、同時に自らの判断で信仰の道を定め、在俗修行に徹する。中世までの自立性高い女性と、近世の夫に従属し家を守る女性の分岐点に立つ本記は、危機を描く文学として価値高いものである。新たな見直しを期待したい。
著者
冬賀 史織 鈴木 亜紀子 吹越 悠子 赤松 利恵
出版者
日本健康教育学会
雑誌
日本健康教育学会誌 (ISSN:13402560)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.306-313, 2014 (Released:2015-01-13)
参考文献数
14

目的:成人を対象に,1年間の自己申告の体重増減の妥当性を調べ,3 kg以上体重増減があった者において,自己申告と実測の一致・不一致による特徴を比較した.方法:1年目(2009年度)と2年目(2010年度)の両方に特定健診を受診したA健康保険組合員2,982名(男性1,492名,女性1,490名)を対象とした縦断研究である.標準的な質問票の項目「この1年間で体重の増減が±3 kg以上あった」の2年目の回答により,自己申告増減あり群・なし群に分けた後,1年間の実測の体重増減により各々で実測増減 3 kg以上と未満に分け,4群とし,自己申告の妥当性を検討した.その後,実測増,実測減に分け,8群とし,実測増減 3 kg以上の者において,自己申告と実測の一致・不一致による特徴を比較した.結果:不一致 3 kg未満増減は679名,不一致 3 kg以上増減は191名であり,全体の29.2%(870/2,982)の者が自己申告と実測が不一致だった.不一致 3 kg以上増加は,一致 3 kg以上増加よりも,男性が多かった(64.8%,p=0.012).また,男女ともに体重増加量,体重増加率に有意差がみられ,不一致 3 kg以上増加の方が小さかった(すべてp<0.05).結論:全体で約3割の者が体重変化を正しく認識できていなかった.また,実測で 3 kg以上増加していたにもかかわらず,認識できていなかった者には男性が多く,男女ともに体重増加は小さかった.
出版者
至誠堂
巻号頁・発行日
1924
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン = Nikkei personal computing (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.790, pp.22-33, 2018-03-26

Windows 10の登場は2015年7月。しかし、最新のWindows 10は、登場直後と比べて機能や使い勝手にさまざまな変化がある。そもそも米マイクロソフトは、Windows 10以降、OSの名前を変更するようなメジャーアップデートは行わないという方針を決めた。ただしこれは、OSの開発を凍結したという意味ではない。それ以前のWindowsは、「XP」「Vista」「7」など、おおむね2〜3年のサイクルで新しい名前の新バージョンに切り替わってきた。しかし、この開発サイクルでは、急激に進む環境の変化に対応できない。
著者
池島民理 著
出版者
精禾堂
巻号頁・発行日
1919
著者
平 初
出版者
日経BP社
雑誌
日経Linux (ISSN:13450182)
巻号頁・発行日
vol.12, no.11, pp.72-84, 2010-11

今年末、企業向けディストリビューションのメジャーアップデートである「Red Hat Enterprise Linux 6.0 」がリリースされる。クラウド時代のOSとして、仮想化や省電力、大規模ストレージ対応など強化されている。本特集では一足先に新機能を網羅して解説する。
著者
杜 威
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.77-81, 2011 (Released:2018-04-07)
参考文献数
12

21 世紀入りにともない,中国の学校教育はエーリト教育から大衆教育へと大きく変わろうとしている。2005 年から 2009 年までの 4 年間,高等学校への入学率は約 5 割から約 8 割に急上昇した。新しい数学教育課程は,小中学校の場合,「すべての者が価値のある数学を学ぶ,すべての者が必需の数学を獲得できる,それぞれの者が数学においてそれなりの発展を達成できる」(全日制義務教育数学課程標準,2001)という理念の下で制定・実施されており,高等学校の場合,「数学科が後期中等教育で実施される主な教科の 1 つであり,数学の最も基本的な内容を網羅すべき,国民の素質を培う最も基礎的な教育課程である」(普通高中数学課程標準,2003)という考えの下で制定・実施されている。本稿はこの新課程に準拠する教科書の特徴や内容の扱い方などの一部分に焦点をあてたものである。