著者
小倉 徹也 石川 貴一朗 天野 嘉春 橋詰 匠
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2011年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.137-138, 2011 (Released:2012-03-05)

MMSの計測データには対向車など不要なデータが計測される。そのため、使用用途によっては対向車の除去が必要である。筆者らは、これまでに進行方向を向いたカメラとレーザを用いた対向車除手法を提案してきた。本報では、前後方向を計測できる複数のレーザを搭載したMMSに着目し、1回の走行の中で複数のレーザで計測された対向車の点群を検出し、除去する手法を提案する。
著者
田中 淳
出版者
地域安全学会
雑誌
地域安全学会論文報告集
巻号頁・発行日
no.5, pp.123-128, 1995

阪神・淡路大震災時における身体障害者の状況と対応行動、問題について、難聴者に対して実施したアンケート調査結果を中心に紹介するとともに、災害弱者対策の課題を提起した。アンケート調査は兵庫県難聴者福祉協会および神戸市難聴者協会の協力の下に両協会会員323名を対象に行った。回収数は256通、回収率は79.3%である。回答者は高齢者が比較的多く、また聴覚障害者全体からみると聴力の重い人がやや多い。また、いわゆる「ろうあ者」は含まれていない。したがって、兵庫県内に2万人近くいる聴覚障害者全体からみると調査結果には偏りがある可能性がある。なお、聴覚障害者、視覚障害者、肢体不自由者、内部障害者ならびに支援団体、行政に対する聞き取り調査の結果も一部補足として紹介した。その結果、7%が家具等の下敷きになったほか、落下したものにあたりけがをした人やガラス等を踏んでけがをした人もそれぞれ7%を超えている。家屋の被害は全壊が18.0%、半壊が17.2%と8人に1人は大きな被害を受けている。地震後、情報を求めてテレビ等をつけているが、緊急時の情報伝達メディアは音声メディアが多いことから、42%が状況がつかめなかったとしている。とくに、広報車等によるガス漏れや避難命令の広報を知ることかできなかった人もいる。避難をした人は31.3%であり、自宅が全壊被害を受けた人では87.0%に上っている。避難先は知人・親戚宅が40.0%と多く、ずっと避難場所にいた人は17.5%にであった。それ以外の人は避難先を変えている。避難所から自宅に出た人は15.0%、知人・親戚宅に13.8%、逆に知人や親戚宅から避難所へ2.5%などとなっていた。しかし、障害者にとって避難所生活にはいろいろな制約があり、健常者と同じ生活水準を保つことは難しかったようだ。情報補償面や移動面での壁、障害者理解の面での壁が指摘されている。以上の結果をもとに、災害弱者対策を進める上で必要と思われる課題を、生命補償、情報補償、移動補償、経済補償に整理して提起した。

1 0 0 0 OA 1/f ゆらぎ

著者
武者 利光
出版者
一般社団法人 日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.226-229, 1982-04-01 (Released:2017-06-02)

1 0 0 0 OA 毎日記

出版者
巻号頁・発行日
vol.[365],
著者
加藤 寿美子 寺田 貴子 松生 勝
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.409-418, 1981-07-20 (Released:2010-03-10)
参考文献数
28

Several kinds of starch granules are heated in water at various temperatures. The process is observed mainly by the technique of small-angle light scattering, polarizing microscopy, and amylography. The Hv light scattering pattern becomes smaller with increasing the temperature and finally shows the “speckled” appearance.These results indicate that the increase of the degree of swelling of starch granules with increasing the temperature and an interspherulitic interference generated by the special configuration of starch granules due to the collapse at the higher temperature. The interspherulitic interference gives rise to predictable diffraction phenomena in the Hv scattering pattern due to the coherency of the beam at the higher temperature. Thus, the temperature dependence of the swelling and the collapse are found to be dependent upon a little the kinds of starch. These results are not contradictory of those obtained by the polarizing microscopy and the amylograph for the most part. Incidentally, the technique of light scattering has advantages for investigating the orientation disorder of scattering elements with respect to the radius within the spherulite as well as the collapse of the spherulites, which is not entirely possible by the polarizing microscopy.
出版者
柴田書店
巻号頁・発行日
vol.22(7), no.259, 1982-07

1 0 0 0 OA 天鵞絨の夢

著者
谷崎潤一郎 著
出版者
天佑社
巻号頁・発行日
1920
著者
小川 将司 小笠原 悟司 竹本 真紹
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌. D, 産業応用部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. D, A publication of Industry Applications Society (ISSN:09136339)
巻号頁・発行日
vol.133, no.10, pp.970-977, 2013-10-01
参考文献数
16
被引用文献数
1

This paper proposes a new feedback-type dead-time compensation method. The proposed method compensates the output voltage by employing two operations. First, the normal compensation matches the width of the output pulse to that of the input pulse with reduced delay time from the input pulse to the output pulse compared with the conventional method. Second, the short pulse compensation generates an output pulse after a few pulses are input so that the average value of the output signal equals that of the input signal. The voltage utilization factor of the proposed method is almost 100%, because there is no limit to the compensation and the decrease in the fundamental output caused by dead time is eliminated. The experimental results using a 100-kHz input signal show that there is no discrepancy between the output pulse width and the input pulse width. Furthermore, the THD of the compensated output current, when the output frequency is 50Hz, is eliminated, compared with that of the output current without compensation. These results show that the proposed method has low distortion and high voltage utilization factor characteristics.

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1943年11月15日, 1943-11-15

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1943年10月26日, 1943-10-26

1 0 0 0 OA 槐藻聚珍帖

著者
近衛家煕 書
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
梅山 茂
出版者
The Kitakanto Medical Society
雑誌
北関東医学 (ISSN:00231908)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.475-484, 1994-09-01 (Released:2009-10-21)
参考文献数
19
被引用文献数
1 2

最近16年間に経験した心臓粘液腫15例について, その臨床像と摘出した腫瘍の肉眼的, 免疫組織学的所見との関係を検討した.いずれの症例も, 心断層エコー検査で診断され, 心血管造影で確認, 腫瘍を摘出したものであり, 発生部位は, 左房14例, 左室1例であった.自覚症状としては動悸, 息切れなどの心機能障害を思わせる症状が多く, 過半数がNew York Heart Association (NYHA) の心機能分類でII~III度であった.腫瘍の大きさと心機能障害との問には有意な相関はなかった.塞栓症の合併は4例にみられ, その発生には粘液腫の大きさよりもその表面の形態が関連し, 塞栓症合併例では全例乳頭状あるいは分葉状であった.特記すべきは自己免疫疾患様の症候が高率に認められたことであり, 14例, 93%に認められた.腫瘍の免疫組織化学的検査では, 80%の高率にIL-6の発現が認められた.IL-6について従来の知見を勘案すると, 自己免疫疾患様の症候の出現に, IL-6が重要な役割を演じている可能性が考えられた.その他の間質系マーカーであるdesmin, vimentin, factor VIII, 神経内分泌のマーカーS-100, および上皮マーカーcytokeratin, non squamous epithelium (NSE) が陽性であり, これらの所見からは粘液腫が多分化能を有する未分化な間葉系細胞から発生する可能性も考えられた.
著者
豊谷 純 村田 大治
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.189-190, 2017-03-16

本研究は、情報システムのソフトウェア開発工程における品質管理において、AIを利用して早期に問題点を推定できるようにする。そして、どのような問題が生じるのかが、早期に分かるため、その対応も適切かつ迅速に出来るようにする。

1 0 0 0 OA 射御秘伝書

出版者
巻号頁・発行日
vol.[53],
著者
芹澤 志保 中澤 理恵 白倉 賢二 大沢 敏久 高岸 憲二 山路 雄彦 坂本 雅昭
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.483, 2003

【目的】我々は、群馬県高校野球連盟(県高野連)からの依頼により第84回全国高校野球選手権群馬県大会においてメディカルサポートを行った。以前より高校野球全国大会ではメディカルサポートによる傷害予防がなされているが、本県では今回が初の取り組みとなった。本研究の目的は、メディカルサポートの内容を紹介すると共に今後の課題を検討することである。【対象及び方法】対象は、第84回高校野球選手権群馬県大会4回戦(ベスト16)以降に出場した延べ32チームとした。メディカルサポートを行うため、群馬県スポーツリハビリテーション研究会を通じ、本県内の理学療法士にボランティア参加を募った。県高野連から依頼のあったメディカルサポートの内容は、投手及び野手別のクーリングダウン(ストレッチング)指導であり、これら指導内容を統一するため事前に3回の講習会を行った。また、高校野球における投手では連投となることが多いため、投球イニング、肩および肘関節の痛みの有無、疲労感等に関するチェック表を作成した。準決勝・決勝戦を除き試合会場は2球場であり、各球場に理学療法士は投手担当2名、野手担当4名以上、医師は1名以上が常駐するよう配置した。【結果及び考察】メディカルサポート参加者は、理学療法士延べ64名(実数40名)、医師9名(実数5名)であった。その内訳は、投手担当が延べ19名、野手担当が延べ46名であった。メディカルサポート内容は、クーリングダウン、試合前および試合中のアクシデントに対するテーピング、熱中症対策であった。準々決勝の1チームと決勝の1チームを除く30チームに対してクーリングダウンを行った。投手は延べ37名であった。投手の肩および肘の痛みについては、肩外転位での外旋で痛みを訴えたもの0名(0%)、水平内転で痛みを訴えたもの1名(2.7%)、肘に痛みを訴えたもの11名(29.7%)であり、肘痛が最も多かった。また、テーピングは延べ13名(実数6名)に実施し、その全員が野手であった。さらに、熱中症に対する応急処置として理学療法士・医師が相当数救護にあたり、過呼吸に対する応急処置の依頼もあった。これらクーリングダウン以外のサポートは、当初県高校野球連盟より依頼されていなかったものであるが、現場では外傷・熱中症などの応急処置は必要不可欠であったためすべてに対応した。今後の課題として、メディカルサポートの内容について県高野連と調整すると共にテーピングを含めた応急処置に関する技術の確認などの必要性が示唆された。
著者
覚明 著
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
松尾 雄志
出版者
Japanese Electrophoresis Society
雑誌
生物物理化学 (ISSN:00319082)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.9-11, 2006-03-15 (Released:2009-03-31)