著者
朴 珠熙
出版者
慶應義塾大学大学院法学研究科内『法学政治学論究』刊行会
雑誌
法学政治学論究 : 法律・政治・社会 (ISSN:0916278X)
巻号頁・発行日
no.115, pp.245-278, 2017

一 問題の所在二 更生保護施設等による薬物依存に対する処遇 (一) 概観 (二) 更生保護施設等による薬物依存に対する処遇の現状 1 更生保護施設 2 薬物処遇重点実施更生保護施設 3 自立更生促進センター (三) 問題点 1 処遇実施の優先順位における問題 2 処遇期間の短さと処遇の任意性による限界 3 フォローアップ支援の不在 (四) 改善案三 韓国における薬物事犯に対する条件付起訴猶予制度 (一) 条件付起訴猶予制度の概観 (二) 薬物事犯に対する条件付起訴猶予 1 薬物犯罪の実態と検察の対応 2 薬物事犯に対する治療保護・教育履修条件付起訴猶予 3 考察四 更生保護施設による薬物依存処遇条件付起訴猶予制度の提案
著者
朴 珠煕
出版者
慶應義塾大学大学院法学研究科内『法学政治学論究』刊行会
雑誌
法学政治学論究 : 法律・政治・社会 (ISSN:0916278X)
巻号頁・発行日
no.112, pp.273-303, 2017

一 問題の所在二 入口支援 (一) 概観 (二) 入口支援の類型 1 地域生活定着支援センター型入口支援 2 弁護士会型入口支援 3 検察庁型入口支援 (1) 社会復帰アドバイザーの雇用 (2) 更生緊急保護の重点実施の運営三 入口支援における更生保護施設の役割の拡大 (一) 基本的生活援助機能に関する考察 (二) 社会復帰援助機能に関する考察 (三) 教育的機能に関する考察 1 窃盗犯に対する処遇の実施 2 児童虐待事犯に対する処遇の実施 3 薬物(所持・使用)事犯に対する処遇の実施 4 課題四 起訴猶予者の再犯防止に向けた更生保護施設の今後の在り方
著者
大熊 信行
出版者
高岡高等商業學校文藝部
雑誌
志貴野
巻号頁・発行日
vol.13, pp.93-99, 1934-01-30
著者
土井 政和
出版者
日本犯罪社会学会
雑誌
犯罪社会学研究 (ISSN:0386460X)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.67-81, 2014

本稿は,まず,更生保護法施行前後における保護観察実務の変化の存否とその背景について述べたのち,刑事司法と福祉との連携が進行していく中で,保護観察の将来の方向性はいかにあるべきかについて言及する.次に,刑事司法と福祉との連携を促進し,対象者の社会復帰支援を強化する福祉の側からの試みが現在どのような課題に直面し,また,刑事司法制度にどのような課題を提起しているかについて検討する.本稿では,検察庁への社会福祉士の配置及び保護観察所による更生緊急保護事前調整モデルの二つを取り上げる.特に更生緊急保護事前調整モデルは二つ可能性をもつ.一つは,対象者が保護観察所に赴いてから手続をとる現在の更生緊急保護制度における時間的制約を解消し,早期に福祉に繋ぐことを可能にすること,もう一つは,対象者の選択に関し,被疑者段階にある対象者に対して綿密な情状調査が一種の「起訴猶予前調査」として行われ,更生緊急保護実施後の経過が良好でない場合は再起するという運用をもたらす可能性があることである.近年,再犯防止を目的として諸施策の試行が拡大しているが,再犯防止概念は本人支援と社会防衛の両者を内包しており,その用い方によっては,視点が本人支援から社会防衛へと容易に転換しうるものであることから,福祉の刑事司法化をもたらさないためにも,福祉は刑事司法との関係において対等性・独立性を失わないようにしなければならない.
著者
武藤 聖一
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.923, pp.38-45, 2010-04-12

超高層の未来形か、ガウディの再来か─。2002年に行われた設計コンペ時から注目を集めていた伊東豊雄氏の設計によるツインタワーが、スペイン・バルセロナに完成した。フォトジャーナリストの武藤聖一氏が、写真と文章でリポートする。併せて、都市機能の再編が進むバルセロナの動向や、話題の建築をまとめた。

1 0 0 0 OA 市中取締類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[208] 在町家作之部,
著者
野村 恭一
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.96, no.9, pp.2046-2053, 2007-09-10
参考文献数
20
被引用文献数
1 1
著者
飯島 恵
出版者
順天堂大学
雑誌
順天堂医学 (ISSN:00226769)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.501-508, 2005-12-30
参考文献数
7

ADHDやアスペルガー障害に代表される軽度発達障害における関心は医療関係者と教育現場で近年高まってきている.軽度発達障害の子供たちの一番の問題点は知的に明らかな遅れがないためさまざまな困難を抱えているにもかかわらず障害に気づかれない点である.軽度発達障害の子供たちへの早期介入は,二次的に併発する情緒や行動面での問題を予防する上でも非常に重要である.そしてこのような子供が通常学級に在籍しながら,それぞれ個人にあった,個別の教育がうけられるようにするための特別教育支援が文部省によりたちあげられている.教育・医療にかかわるさまざまな職種・機関が協力して早急に軽度発達障害の子供たちの支援体制を確立する必要がある.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.621, pp.66-68, 2006-06

西宮冷蔵(兵庫県西宮市)社長の水谷洋一氏。雪印食品 *1の牛肉産地偽装を気付いた当初は「告発するつもりなどなかった」という。逆に,得意先の雪印食品をかばおうとしたくらいだ。それが,あることをきっかけに水谷氏の胸の内に私憤が芽生え,義憤そして内部告発へと発展していく。一連の事の起こりは2001年10月31日の水曜日だった。

1 0 0 0 OA 續共古日録

著者
[山中笑] [著]
出版者
[ ]
巻号頁・発行日
vol.[11], 1923