著者
松下 景 春原 嘉弘 飯田 修一 前田 英郎 根本 博 石井 卓朗 吉田 泰二 中川 宣興 坂井 真
出版者
農業技術研究機構近畿中国四国農業研究センター
雑誌
近畿中国四国農業研究センター研究報告 (ISSN:13471244)
巻号頁・発行日
no.7, pp.1-14[含 英語文要旨], 2008-03

「はいいぶき」は苗立ちの良い巨大胚品種を育成する目的で巨大胚水稲「奥羽359号(後の「恋あずさ」)」を母,「中国151号」を父とする交配後代より育成した品種である。1996年中国農業試験場(現・近畿中国四国農業研究センター)において交配を行い,以後,系統育種法に準じて育成を進め,2003年以降は系統名「中国183号」を付して地域適応性を検討してきた。2006年度に「水稲農林418号」として登録された。1 出穂期は「はいみのり」より4~5日早く,成熟期は「はいみのり」より4日程度早い。瀬戸内平坦部では"中生の晩"に当たる。稈長は「はいみのり」並かやや短く,穂長は「はいみのり」並かやや短い。穂数は「はいみのり」より多く,草型は"穂重型"である。稈の剛柔は"やや剛",稈の細太は"中"で,耐倒伏性は「はいみのり」並かやや強い"強"である。芒は通常生じず,ふ先色・ふ色はともに"黄白"で,粒着密度は"密",脱粒性は"難"である。2 「はいいぶき」の発芽率は通常品種よりやや低いものの,「はいみのり」よりやや高い。出芽率は通常品種より低いが,「はいみのり」より明らかに高い。すなわち,「はいいぶき」は「はいみのり」と比較して苗立性が優れ,浸漬を十分に行った種子を2割程度多めに播種することにより機械移植が可能となる。3 「はいいぶき」の玄米の外観品質は「はいみのり」に優り,「日本晴」並である。4 「はいいぶき」の玄米千粒重は「はいみのり」並の19g程度で,胚芽重歩合は通常品種の2~3倍である。「はいいぶき」は搗精時の胚芽残存歩合が「はいみのり」より高く,胚芽精米としての利用に適する。「はいいぶき」玄米および胚芽精米の25℃水浸漬におけるGABAの生成量は,通常品種の2倍程度である。5 「はいいぶき」の発芽玄米の食味は「はいみのり」に優る。また「はいいぶき」は胚芽精米を用いた調理飯として,五目ちらし寿司などの混ぜご飯や炊き込みごはんに適する。6 育成地における普通期移植栽培では「はいいぶき」の玄米収量は「はいみのり」よりやや多収である。7 いもち病真性抵抗性遺伝子はPia,PiiおよびPikを有すると推定され,葉いもち圃場抵抗性は"弱",穂いもち圃場抵抗性は"やや弱"である。白葉枯病抵抗性は"やや弱",穂発芽性は"やや難"である。

1 0 0 0 IR お雛様 (口繪)

出版者
日本幼稚園協會
雑誌
幼兒の教育
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, 1929-02
著者
霜田 光一
出版者
社団法人 日本分光学会
雑誌
分光研究 (ISSN:00387002)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.33-42, 1997-02-15 (Released:2010-06-28)
参考文献数
22
著者
長尾 彰夫
出版者
日本教育学会
雑誌
教育学研究
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.239-247, 1988-09-30 (Released:2015-02-09)
著者
恩田 裕一 湯川 典子
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.77, no.5, pp.399-407, 1995-09-01
被引用文献数
22

われわれは第1報において,ヒノキ林において下層植生の失われたところではクラストがあり,浸透能が低いことを示した。そこで,室内実験において,下層植生のクラスト形成抑止効果に関する実験を試みた。実験材料は現場A層(鈴鹿山地の花崗岩土壌および古生層土壌)を4mmの篩でふるったものを用い,28.5cm×17.0cm×14.0cmの容器にさまざまな植生を植えて降雨実験を行った。その結果,花崗岩土壌では,被度と浸透能の相関が高いことがわかった。一方, 古生層土壌では, 被度と浸透能の相関は低いが,それぞれの植生の葉面積と浸透能の関係には高い相関が認められた。中古生層土壌の方が団粒百分率が大きく,クラストが形成されやすいと考えられることから,雨滴エネルギーを抑止しクラスト形成を妨げる効果は,被度により支配されるが,葉の面積が大きいほど効果的であることがわかった。
著者
小泉 悠馬 伊藤 克亘
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J98-D, no.3, pp.492-500, 2015-03-01

連続励起振動楽器の演奏音の音量変化を,音量記号などに起因するベースラインの大局的変化であるダイナミックスと,発想記号などに起因する局所的変化であるアーティキュレーションに分解する手法を提案する.ダイナミックスとアーティキュレーションの生成過程をそれぞれ和分プロセスと遷移型自己回帰モデルで表現し,遷移型線形動的システムを用いて音量軌跡を分解する.評価実験では,MIDIを用いて作成した人工データと,プロ奏者とアマチュア奏者の音量軌跡の分解実験を行った.人工データの分解実験では分解の標準絶対誤差が1.06dBであり,MIDIでのメゾピアノからメゾフォルテの音量差約4dBよりも小さい誤差で分解できることを確認した.また実演奏音の分解実験では,演奏技術による2要素のバリエーションやばらつきなどの演奏/習熟度解析が行えることが示唆された.
著者
小島 聡
出版者
日本語教育方法研究会
雑誌
日本語教育方法研究会誌
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.56-57, 2005-03-19

In order to develop an education method to increase vocabulary effectively by acquiring both on-yomi and kun-yomi, measurement of the ability of transformation between kango and on-yomi, kun-yomi, Korean has been performed. The results showed that the transformation ability from kango to Korean, and from on-yomi to Korean are rather high, whereas from Korean to kango and kun-yomi ability was low.

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年10月02日, 1934-10-02

1 0 0 0 OA 常山紀談

著者
湯浅常山 著
出版者
至誠堂
巻号頁・発行日
vol.上, 1912

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1931年09月14日, 1931-09-14

1 0 0 0 OA 故実叢書

著者
今泉定介 編
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
vol.武家名目抄(塙保己一), 1906

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1929年05月06日, 1929-05-06

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1931年10月24日, 1931-10-24

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1930年04月09日, 1930-04-09

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1932年11月05日, 1932-11-05