著者
문예출판사 [편]
出版者
문예출판사
巻号頁・発行日
1976
著者
今泉吉典著
出版者
保育社
巻号頁・発行日
1960
著者
伊藤 康一郎
出版者
中央大学
雑誌
法學新報 (ISSN:00096296)
巻号頁・発行日
vol.118, no.9, pp.87-107, 2012-01
著者
町田 竜也 松岡 陽 小林 秀一郎 尾関 全 石坂 和博 岡 輝明
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.257-259, 2003-05

33歳男.会陰部腫瘤,歩行困難を主訴とした.4年前よりの会陰部腫瘤が徐々に増大し,歩行困難と坐位圧迫での疼痛をきたした.会陰部中央に小児頭大の腫瘍を認め,骨盤部MRIで壁の薄い嚢胞状腫瘤を認めた.内部は均一で,T1強調像にて低信号,T2強調像にて高信号を示し,液体成分と考えられた.骨盤内への浸潤や尿道,直腸との交通はなかった.会陰部の嚢胞状腫瘍の診断で腰痛麻酔下に腫瘍摘出術を施行した.嚢腫は球尿道海綿体筋を挟んで尿道とは離れていた.浸潤所見はなく完全摘除され,術後1年経過で再発も認めない.病理組織学的所見では内面は角化重層扁平上皮で覆われ,内腔に角化物質を多量に含んでいた.皮膚付属器や皮膚以外の組織は認められず,悪性所見も認められなかったためepidermal cystと診断された.会陰部のepidermal cystは稀で,自験例を含め本邦では6例の報告があるのみであった
著者
島袋 隆
出版者
社団法人日本東洋医学会
雑誌
日本東洋醫學雜誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.435-438, 1994-10-20

瞑眩は「慢性症のとき,漢方薬を飲んで予期しない反応が起き,その後急速に症状が改善すること」であるといわれ,日常の漢方診療中に時に遭遇することがある。一番の問題はそれが,誤治なのか瞑眩なのかの判断をどうするかである。今回,両手足の進行性指掌角皮症の患者の治療中に瞑眩と考えられる症状を経験した。その経過を観察してみると,瞑眩と考えられた顔面のニキビ様発疹の出現と共に,主症状である角質化に幾分かの改善傾向がみられた。そして,温経湯の証であることを再確認して同湯を継続したところ,約1ヵ月後には主症状の角質化も瞑眩と考えた顔面の発疹も消失し,ついで長年の顔面の肝斑も消失した。以上の経過から,漠方薬内服中に予期せぬ反応が起こったとき,それが瞑眩であるかどうかの判断として,証が正しいかどうかの判断は勿論のことであるが,さらに主症状の改善があるかどうかも瞑眩が起こっている時に瞑眩であるかどうかの判断材料になることがあるのではないかと考えられた。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1926年05月18日, 1926-05-18
著者
Jooyeon Ko Ji-Hea Woo Jin-Gang Her
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
Journal of Physical Therapy Science (ISSN:09155287)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.255-258, 2011 (Released:2011-06-24)
参考文献数
22
被引用文献数
14 28

[Purpose] To determine inter-rater and intra-rater reliability using video recordings, and the concurrent validity of the Gross Motor Function Classification System (GMFCS). [Subjects] The subjects who were assessed were 71 children with cerebral palsy (CP; 46 boys, 25 girls) who were divided into three age groups according to the GMFCS guidelines; 0-2 years, 2-4 years, and 4-6 years. [Methods] Eleven pediatric physical therapists rated 71 video recordings of children with CP to test inter-rater reliability. Two of them rescored the same video recordings to test intra-rater reliability at an interval of one month. Concurrent validity was evaluated by comparing GMFCS levels with the subscale of the Pediatric Evaluation of Disability Inventory (PEDI) such as self-care, mobility, and social ability. [Results] By age group, inter-rater reliability was high (ICC = 0.994, 0.993, and 0.996 respectively). Intra-rater reliability was also high (ICC = 0.972-0.996), and correlation was higher between GMFCS level and the mobility domain of PEDI than between GMFCS level and non-motor domains of PEDI. [Conclusion] This study confirmed the reliability and validity of the GMFCS, supporting its use in clinical practice and research.
著者
塚口 眞佐子
出版者
大阪樟蔭女子大学
雑誌
大阪樟蔭女子大学研究紀要 (ISSN:21860459)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.159-173, 2013-01-31

1920-30年代の社会背景からモダンデザイン史を読み解くシリーズの7稿目である。今稿は英国のモダン住宅事情を取り上げる。30年代を迎える頃に、英国では最初のモダン住宅がようやく姿を見せ始める。大陸ヨーロッパとは周回遅れと言ってよいだろう。特に伝統的住宅に強く固執する国民性の中、どのような層が設計者として住まい手として計画に加わったのか。そこにはコスモポリタニズムという共通項が、極めて明白に浮かび上がる。さらに、集合住宅が労働者階級向けと概念されていた大陸と異なり、進歩的知識人の入居を想定して計画された集合住宅が、初期の頃から誕生する特異性がみられる。入居者もまたコスモポリタニズムへの親和性を見せる層であった。前稿で取り上げたナチスを逃れ英国に亡命した左派芸術家やユダヤ人建築家が移り住んだのも、これらの集合住宅であった。今稿では、ハイポイント、ウィロウロードの家、ローンロード・フラッツ、この3件の事例を紹介し、稿を改めて事例を追加し総括を行うこととする。