著者
宮﨑 康太郎
雑誌
北見赤十字病院誌 (ISSN:21880220)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.6-8, 2018-06

34 0 0 0 OA 高杉晋作

著者
横山健堂 著
出版者
武侠世界社
巻号頁・発行日
1916
著者
芦谷 圭祐
出版者
日本政治学会
雑誌
年報政治学 (ISSN:05494192)
巻号頁・発行日
vol.70, no.1, pp.1_316-1_344, 2019 (Released:2020-06-21)
参考文献数
57

日本政治における女性の政治的過少代表が問題とされて久しい。これまでの研究では、立候補過程における障壁が特に女性にとって高いことが注目される傾向にあり、リクルートメントを担う主体として政党の役割が重視されてきた。一方で、政党がどのような選挙区に女性の新人候補者を擁立するのかについては、理論的にも実証的にも十分には明らかでない。政党の役割が重視されていることとは対照的である。本稿では、1989年以降の政令市議会議員選挙を対象に、政党のリクルート過程の分権性と政党間関係に着目し、政党がどのような選挙区に、あるいはどのような場合に女性の新人候補者を擁立するのかについての理論構築とその検証を試みた。 分析結果からは、以下の点が明らかになった。政党は自党に女性の現職議員がいる選挙区には女性の新人候補を積極的に擁立することが難しい。その一方で、対立的な関係にある政党の女性現職議員がいる選挙区には、積極的に女性の新人候補を擁立している。これらの結果は、活発な政党間競争が女性議員の数を増加させる可能性を示唆している。
著者
久留戸 真奈美 河野 弘美 塩原 みゆき 池田 祐子 竹内 直人 林 洋雄
出版者
日本化粧品技術者会
雑誌
日本化粧品技術者会誌 (ISSN:03875253)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.329-333, 2011-12-20 (Released:2013-12-20)
参考文献数
1
被引用文献数
1 1

化粧用コットンは,主に化粧水のパッティングやメイク落としなどに使われている。昨今は,さまざまな化粧用コットンがみられ,その使用方法もパッティングのみならず,パックにも広がり,スキンケアにおける重要なアイテムとなっている。本実験では,化粧用コットンによるパッティングのスキンケア効果を一般女性30名で調査した。「パッティング」により,肌の水分保持能を高める効果が認められ,被験者自身による有意なスキンケア効果実感が確認された。
著者
佐藤 健太
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.106, no.12, pp.2535-2544, 2017-12-10 (Released:2018-12-10)
参考文献数
8

超高齢社会を迎えた今,multimorbidity(多併存疾患状態)が当たり前となり,旧来の科別・疾患志向ではなく,患者の抱える問題志向の包括的プロブレムリストを用いて診療を行う重要性が増してきている.本稿では,患者の訴える症状や身体所見等の基本情報からプロブレムリストを作り上げていく基本的な方法から,膨大で複雑な問題点を抱える患者での応用的なプロブレムリストの運用方法,膨らみすぎたプロブレムリストの縮め方等について解説する.

34 0 0 0 OA 申譯の一言

著者
[編集部]
出版者
東京動物學會
雑誌
動物学雑誌
巻号頁・発行日
vol.11, no.133, 1899-11-15
著者
Masahiko Inoue Kazuko Okamoto
出版者
Tottori University Medical Press
雑誌
Yonago Acta Medica (ISSN:13468049)
巻号頁・発行日
pp.2022.08.004, (Released:2022-07-15)
参考文献数
8

This study involved qualitative analyses of the benefits and difficulties of providing home-based Applied Behavior Analysis (ABA) for Japanese parents of young children with autism spectrum disorder (ASD). An open-ended questionnaire survey was administered to 35 parents of children with autism who were implementing home-based ABA. The mean age of the parents was 38.7 years old (SD = 3.80), and the time since initiation of home-based ABA was 25.5 months (SD = 19.58). The mean age of the children with ASD was 64.5 months old (SD = 37.7). Data were analyzed using the KJ method of qualitative analysis. The benefits of implementing home-based ABA were related to growth of the parents themselves and child development. Identified difficulties included balancing work and household responsibilities and psychological problems. These findings were then compared with similar previous studies to discuss support for families implementing in-home ABA programs.
著者
栗原 俊夫
出版者
足利短期大学
雑誌
足利短期大学研究紀要 (ISSN:03893278)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.35-39, 1997-03-15

昭和31年に始まり,現在も細々とではあるが続けられている「地の塩の箱」運動について,運動の創始者である江口榛一の思想(特に運動の動機)に焦点を当てて考察した。「地の塩の箱」は市中に設置され,その箱の中に有志から入れられた寄金を貧しい者に自由に使ってもらおうという趣旨の箱で,最盛期には国内だけでなく海外でも設置された。この箱の設置運動は慈善が最終目的ではなく,「無償の精神」を社会に広めようとする精神運動であった。江口榛一がこの運動を始めた直接の動機は社会正義的なものであったが,その背後には彼の複雑な人格の問題と信仰が存在していた。江口にとってこの運動は根本的には自己の魂の救済を求める行為であったと思われる。