著者
久保田 隆
出版者
早稲田大学産業経営研究所
雑誌
産研アカデミック・フォーラム (ISSN:13439561)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.39-45, 2017-02-20

2017年5月13日(土) 於:早稲田大学 大隈記念講堂小講堂
著者
蔵田 伸雄
出版者
北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
巻号頁・発行日
2016-03-31

北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター主催 一般公開フォーラム 「同性パートナーシップ制度導入を考える~私たちの街づくり~」資料 2015年11月22日開催(北海道大学学術交流会館)
著者
酒井 久実代 河﨑 俊博
出版者
関西大学大学院心理学研究科心理臨床学専攻
雑誌
Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要
巻号頁・発行日
vol.8, pp.49-59, 2018-03-16

本研究では、「振り返り日記」の継続実施による、精神的健康への影響を検討することを目的とした。本研究では、実験参加者を募り、応募者をランダムに3群(出来事筆記群、感情筆記群、フェルトセンス筆記群)に振り分け、30日間の日記筆記を実施した。出来事筆記群では、一日の出来事を主に記述し、感情筆記群では出来事とそれに関連する感情を記述した。フェルトセンス筆記群では、出来事と感情及び、それらにまつわるフェルトセンスの記述を求めた。また、日記の実施前、実施直後、1カ月後に質問紙調査を実施し、日記終了後に自由記述形式で感想を求めた。日記の内容を確認したところ、教示通りではなかったため、本研究では3群を合わせて質問紙調査の結果を検討することにした。得られたデータを分析した結果、次のことが示された。心理的ストレス反応では、4下位尺度(疲労、怒り、循環器不調、抑うつ)において日記筆記前よりも日記筆記後に有意な低下がみられた。また、GHQ12の「うつ症傾向」、「社会的活動障害」においても有意な低下が確認された。精神的健康へのポジティブな影響としては、「本来感」と「本来的自己感」において、筆記前よりも筆記後に有意に増加していることが示された。さらに、自由記述を検討したところ、79の文章が抽出され、20個のキーワードが作成された。キーワードを類似性によりまとめると、「気持ちの整理」、「新たな気づき・理解」、「前向きな気持ち・考え」、「変化」、「反省」に整理された。これらの結果から、「振り返り日記」の効果について考察した。
著者
井下 理
出版者
京都大学高等教育教授システム開発センター
雑誌
京都大学高等教育研究 (ISSN:13414836)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.128-133, 1997-10-01

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
清水 哲夫
出版者
首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 観光科学域
雑誌
観光科学研究
巻号頁・発行日
no.7, pp.29-35, 2014-03-20

本研究は,東京,高松,ウィーンを対象に,自動車および自転車の外部費用を比較している。外部費用として,走行時空間機会費用,駐車時空間機会費用,道路建設費用,道理維持管理費用,駐車場建設・維持管理費用,交通事故費用,大気汚染費用,地球温暖化費用,放置自転車対策費用を考慮した。費用の単位については1 人当たり・1 日当たりとした。分析の結果,どの都市においても自動車の外部費用は自転車のそれの5倍程度であること,東京では空間機会費用,高松では交通事故費用の割合が高いこと,自転車の外部費用は利用者の行動によって大きく削減できる余地があることが明らかとなった。
著者
平山 健二郎 Kenjiro Hirayama
雑誌
経済学論究 (ISSN:02868032)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.35-78, 2012-03-20
著者
丸茂 弘幸 青木 太郎 木下 光
出版者
日本都市計画学会
雑誌
都市計画. 別冊 都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.583-588, 1999-10-15

東京市区改正委員会の甲武鉄道延伸計画審議の議事録から,当時の委員会の景観に対する姿勢を明らかにした。本件は,明治22年委員会に付議されたが,この時は景観には触れることなく決定された。その後,関係筋との協議を経て明治25年再度付議された。今度は,鉄道予定地の外濠の樹木保全,四谷・牛込間の眺望の保全等景観に関する議論がなされ条件を付して承認した。着工後も委員会は数次の現場視察を行い粗雑な工事が景観を害していると知事に改善方指示している。さらに明治33年万世橋への延伸の審議の際にも,お茶の水付近の景観保全等の議論がなされた。こうして完成した甲武鉄道の景観は,当時の「風俗画報」にも掲載され,市民からもかなり高く評価されていたといえる。この10年間の委員会の議論の流れの中には景観というものに関する時代の潮流が感じられる。