3 0 0 0 OA 国華余芳

出版者
印刷局
巻号頁・発行日
vol.正倉院御物, 1881

3 0 0 0 OA 石燕画譜

著者
鳥山石燕 画
出版者
遠州屋弥七
巻号頁・発行日
1774
著者
沈 昌求 孫 一善
出版者
公益社団法人 日本薬剤学会
雑誌
薬剤学 (ISSN:03727629)
巻号頁・発行日
vol.73, no.4, pp.207-210, 2013 (Released:2019-02-10)
参考文献数
5
著者
金山 愛加 笹部 倫世 山本 眸 片岡 宏介 吉松 英樹 小柳 圭代 南部 隆之 沖永 敏則 小野 圭昭 河村 佳穂里 土居 貴士 三宅 達郎
出版者
大阪歯科学会
雑誌
歯科医学 (ISSN:00306150)
巻号頁・発行日
vol.82, no.2, pp.72-80, 2019-09-25 (Released:2019-12-25)
参考文献数
28

ニームはインド原産センダン科の常緑樹で,古来よりその枝は歯ブラシとして,またその葉は駆虫剤(虫下し),整腸剤,胃薬といったオーラルメディケーションとして,そして種子からの抽出液は植物の除虫剤として用いられてきた. 本研究では,根面う蝕から高頻度に検出されるLactobacillus casei(Lc),口臭との関連が深いとされているFusobacterium nucleatum(Fn),さらに口腔カンジダ症の起因菌であるCandida albicans(Ca)に対するニーム抽出液の抗菌効果について検討することを目的とした. ニーム抽出液は種子の搾汁液を使用した.まず,各菌を播種した寒天培地にニーム抽出液(x1)20μLを含むディスクを静置し,24時間培養後,それぞれの発育阻止円を測定するペーパーディスク法を行った.さらに各菌液をニーム抽出液の段階希釈液と30分間および24時間共培養を行ない,その途中経過の培養液100μLを寒天培地に播種しコロニー数を計測するtime‐killing kinetics assayを行った. ペーパーディスク法における発育阻止円の直径平均値は,Lcが15.5mm, Fnが12.2mm, Caが15.8mmであった.time‐killing kinetics assayについては,30分間共培養ではLcが103倍希釈(x1/103),CaおよびFnは102倍希釈(x1/102)までの希釈液に菌増殖抑制効果が認められた.また,24時間共培養では,Lcでは103倍希釈(x1/103),Caについては102倍希釈(x1/102)までのニーム希釈液に菌増殖抑制が認められたが,Fnでは102倍希釈(x1/102)までのニーム希釈液については培養12時間までは菌の増殖抑制が認められたものの培養12時間以後は菌増殖の抑制が認められなかった.すなわち,Fnについては,24時間までの共培養では,全ての供試されたニーム希釈液では抗菌効果は認められなかった.以上のことから,ニーム抽出液はLcおよびCaに対し明らかな抗菌効果を有することが示された.このことは,ニーム抽出液がヒト口腔内微生物に対し抗菌・抗真菌効果を有した植物由来の基剤となるものであり,根面う蝕や口腔カンジダ症の予防・治療ツールに応用できる可能性を示唆するものである.
著者
鈴木 真一
雑誌
大妻女子大学文学部紀要
巻号頁・発行日
vol.16, pp.1-15, 1984-03
著者
夏秋 優
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 第58回日本衛生動物学会大会
巻号頁・発行日
pp.66, 2006 (Released:2006-06-07)

人体に有害な節足動物のうち、ハチ類の毒については詳細に調べられており、活性アミン類、低分子ペプチド類、酵素類などが含まれていることが判明している。しかし、有毒毛を持つ鱗翅類幼虫(毛虫)の毒針毛、毒棘の有毒成分やムカデの毒についてはあまり調べられていない。そこで、チャドクガ、マツカレハ、ヒロヘリアオイラガの毒針毛や毒棘から毒成分を抽出、あるいはトビズムカデの毒牙から毒液を採取し、それらにヒスタミン、セロトニン、ブラジキニンが含まれているか否かを調べた。さらに、高速液体クロマトグラフィ(HPLC)を用いて、含有される物質についての分析を試みた。その結果、ヒロヘリアオイラガ幼虫の毒棘とムカデ毒液には多量のヒスタミンが、チャドクガやヒロヘリアオイラガの毒針毛には微量のヒスタミンが含まれているが、いずれにもセロトニン、ブラジキニンは含まれていないことが判明した。またHPLCでは、各毒液中の分子量7万以下の分画に複数のピークが認められ、種々のペプチドが含まれていることが推察された。
著者
澤田 るい
出版者
文化資源学会
雑誌
文化資源学 (ISSN:18807232)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.1-13, 2022 (Released:2022-07-15)
参考文献数
34

1913(大正2)年に、結核予防対策を担うために設立された日本結核予防協会は、結核の予防法や治療についての正しい知識を普及させるため、様々な啓発事業を展開した。中でも、協会の理事であった遠山椿吉を中心として、当時新しい娯楽媒体として注目され始めた映画の活用に乗り出し、1918(大正7)年に『悪魔の活躍』と『一陽来復』という劇映画の要素も含んだ結核予防映画を製作した。これは教育映画全体で見ても極めて初期の作品であり、製作を担ったのは写真家の平野守信である。昭和期に入ると、徐々に増加し始めた教育映画を手がける製作会社と連携して、協会がその役割を終える1939(昭和14)年までに合計15本の映画を製作した。多くの作品は、結核に関する教訓を『不如帰』などの物語にのせて伝えようと試みられており、教育映画の草創期において、教育的効果と映画の持つ娯楽的要素との融合を図ったことが評価できる。
著者
勝村 誠 重森 臣広 田林 葉 森 隆知 森 正美
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

本プロジェクト研究は京都府総務部地方課、京都府企画環境部企画参事、京都府農業会議、府内各基礎自治体と連携しながら進められた。研究の目的は、地方政府の各セクションが中央政府の国土政策・地域政策とのかかわりで、それぞれどのように地域振興政策を展開しつつあるのかを具体的に検証していくことにあった。本プロジェクト研究の過程においては、京都府総務部地方課の協力を得て、歴代の「地域づくり施策」担当者にインタビュー調査を行うとともに、業務を通じて収集された資料のうち公表可能なものを提供していただいた。都道府県の「地域づくり」施策については全国に設置された協議会を府県で運営しているケースが大半であるが、全国的なルール作りや財源保障がないために都道府県政のなかにこの施策がどう位置付くかによって、各府県の実情はさまざまである。また、ソフト事業であり、予算の有無にかかわらずできることはあるため、担当者がこの施策に可能性を見いだすか、否かによって、事業の進展が左右されることも明らかになった。また、本研究プロジェクトがきっかけとなり、京都府地域づくり交流ネットワーク推進協議会と「地・生きネット京都」のメンバーで、実施に地域づくりかかわっているリーダの人々と交流を深め、リーダはどのようにして生まれるのかを、ライフヒストリー調査によって明らかにしてきた。報告書にはライフヒストリー調査の成果を掲載することができなかったが、調査によって得られた知見は報告書の随所に反映されている。地域づくりは自主的に進められなければならないが、その担い手にはある種の使命感が欠かせない。また、地域においてそのリーダを支える基盤も重要である。このたびの調査対象者を見る限りでは、地域づくりリーダの資質として、当該地域とそこに暮らす人びとへの愛着・愛情、まわりからの信頼が必要条件であるという結論が得られた。最後に、プロジェクトの活動を通じて京都府職員の方の共同研究への参加を得て、研究成果も執筆していただけたことも大きな意義があると思う。
著者
コミックス社
出版者
コミックス社
巻号頁・発行日
1949
著者
安本 雅洋
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.320-331, 1987-10-30 (Released:2008-12-25)
参考文献数
36