著者
白杉 悦雄
出版者
京都大学 (Kyoto University)
巻号頁・発行日
1997-03-24

新制・課程博士
著者
平野 杏奈

筑波大学修士 (図書館情報学) 学位論文・平成27年3月25日授与 (34287号)
著者
岩本 誠吾
出版者
京都産業大学法学会
雑誌
産大法学 (ISSN:02863782)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3/4, pp.685-666, 2012-01

1.問題の所在2.無人戦闘機の概要・運用・特徴3.兵器に関する国際法4.無人戦闘機に関する法的見解5.法的評価の総括6.まとめにかえて―無人戦闘機の内在的問題点
著者
岩井 草介 菊池 智子 三浦 貴士
出版者
弘前大学教育学部
雑誌
弘前大学教育学部紀要 (ISSN:04391713)
巻号頁・発行日
no.110, pp.23-29, 2013-10-18

出芽酵母は、増殖が速く、増殖期にある細胞では無性生殖の1つである出芽の観察も容易なため、学校で簡単に培養することができれば実験教材としての幅広い活用が期待できる。そこで本研究では、身近にある材料を使って簡便に酵母を培養する方法を検討した。その結果、糖および園芸用液体肥料を成分とする液体培地で、市販のドライイーストの酵母が増殖することを見出した。培養液中の酵母を顕微鏡で観察したところ、出芽中の細胞が多数見られた。また上の成分のいずれかを欠いた培地ではほとんど増殖しなかったことから、酵母の増殖には炭素源と、窒素・リン・ビタミン類・無機塩類などの炭素源以外の栄養素の両方が必要であることが確かめられた。この実験は、生物の増殖に必要な栄養素や生物を構成する元素についての理解につながると考えられる。さらに、糖・ブイヨン・粉寒天を成分とする寒天培地で酵母が増殖することも見出した。
著者
安 姍姍
出版者
京都大学大学院人間・環境学研究科 文化人類学分野
雑誌
コンタクト・ゾーン (ISSN:21885974)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2014, pp.134-158, 2015-03-31

中国では、出産後の一定期間「坐月子(ズオユエズ)」という産後の養生期間が伝統的に設けられ、食べ物や行動のタブーが定められている。本論文では、中国山西省の都市部の褥婦15人に聞き取り調査を行い、女性達が「坐月子」の期間に経験する葛藤に焦点を当てた。その結果、次の7点が明らかとなった。(1) 都市部では「坐月子」を過ごす場所は自宅や姑の家のこともあれば、家以外の施設(私立病院、産後養生ケアセンター)の場合もある。現在では、世話をするのは姑をはじめとする夫方の女性親族から、職業としての家政婦等のプロに移る傾向がある。(2) 女性はさまざまな行動上の制約を課せられる「坐月子」に不満を持っているが、養生を中心とする中医(中国を中心とする東アジアで行われてきた伝統医学)の理論を完全に否定することができない。(3) 「坐月子」等の産後に段階的に行われる儀礼は、褥婦の身体の回復のためだけでなく、地位・役割の転換や家族関係の再調整をもたらす通過儀礼の特徴を備えている。(4) 「坐月子」においては、姑が褥婦の世話をするものとされていたが、女性達は実際には、実母や月嫂の援助を期待していた。(5) 都市部の女性は、伝統に束縛される受け身の立場から、近代・科学の力を使い、身体管理を積極的、能動的に行う主体へと変化しつつある。(6) 女性達は姑の世話を受ける伝統的な「坐月子」を好まないにもかかわらず、姑との関係を確立するために、家族、特に姑の意見に従っていた。(7) 医療化された出産は女性達に伝統的な過ごし方ではなく、より近代的な過ごし方を選ばせるようになっている。 以上のことから、中国の都市部の女性達は、近代医学の力を借りて主体性を確立すると同時に、伝統的な「坐月子」を通じて家族関係を強化したいと考えていると言えよう。
著者
青木 俊介
雑誌
学習院史学 (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
no.45, pp.35-62, 2007-03-20
著者
佐藤 嘉明
巻号頁・発行日
2006

横浜国立大学, 平成18年3月31日, 博士(工学), 乙第260号
著者
延島 冬生
出版者
首都大学東京小笠原研究委員会
雑誌
小笠原研究年報 (ISSN:03879844)
巻号頁・発行日
no.41, pp.23-45, 2018-07-31

1980年小笠原諸島父島大渇水期における一水道事業従事者の日記を通し当時の水道管理者と住民の対応をまとめ、今後も起こりうるであろう同様の事態への参考材料とする。
著者
野村 美沙登 小野 裕輝 佐藤 亜樹 長南 幸安
出版者
弘前大学教育学部
雑誌
弘前大学教育学部紀要 (ISSN:04391713)
巻号頁・発行日
no.101, pp.65-68, 2009-03-30

ポルフィリン類には、ヘモグロビンやクロロフィル、シアノコバラミン(ビタミンB12)などがある。これらの物質は、生命活動に必要不可欠な物質であることから、生徒が興味を持つ物質であることが考えられる。また、近年急速に発達する科学技術に、少しでも興味が持てる高校生を育成したいと考え研究を進めてきた。本研究では、高等学校でも容易に合成できるような合成方法の確立を目指し、実践授業を行うことを目的としている。ここでは、実験時間の短縮、より容易な実験器具が選定できた。